ntroduction of Japanese toys
JAMILA(Ultraman)
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー162は、ウルトラマンの23話
「故郷は地球」に登場する棲星怪獣ジャミラ
のB-CLUB(復刻版)レビューです。
ウルトラマン 1966年7月17日~1967年4月9日
TBS系で放送された円谷プロ製作の空想特撮シリーズです。放送当時はウルトラQシリーズの中のウルトラマン
として放送された為にオープニングではウルトラQ
の文字が回転して、その中からウルトラマンと
いう文字が出て来るタイトルが残ります。怪獣ブームを巻き起こし、最高視聴率42.8%を
記録、50年以上前の子供番組ですが、今でも
知らない人は居ないと言う程の日本を代表するメジャーキャラで番組です。
■本当に怪獣なのかよ?
このジャミラは、放送当時は形的に「怪獣」
ぽく無いので、商品化されていませんで
1971年の帰ってきたウルトラマンの時に
高度経済成長で、子供に玩具を買う余裕が
社会に出来た事と、第二次怪獣ブームで
ラインナップの怪獣が足りない事から
過去のウルトラ怪獣で商品化されてない
怪獣が続々商品化される中
それでも、ジャミラは第5弾に
ザラブ星人、シャプレー星人と共に
やっと商品化された怪獣でした。
■大人が見誤るキャラのジャミラ人気!
ジャミラは、確かにレッドキングやゴモラの
ようなゴジラ系の大怪獣からは遠いキャラですが
その特異な形から、子供達は何世代にも渡り
着替えの最中のギャグ?として、ジャミラの
真似をするごっこなど、ある意味カネゴンのように
見た事が無いような子供でも、知るような
キャラクターで、作品内容もウルトラマンより
ウルトラセブンに在っていいような可哀想な
SF要素の強い、やや大人向けの内容だった
事から、子供だましのキャラとしては収まりませんでした。
■高額プレミア・ジャミラ
子供には認知度=人気の高いキャラ・ジャミラ
でしたけども、発売当時の1971年後半は
第二次怪獣ブームから、変身ヒーローブームに
変わって行くゾーンだった事から
ウルトラマンAのような特殊な変身方式が採用され
仮面ライダー、ミラーマン、シルバー仮面
などなど、数々の変身ヒーロー番組とソフビが
発売された事で、ジャミラは製産数が少なく
でも、人気や知名度は、その後何度も再燃する
ウルトラマンの人気の中でも、埋もれずに
懐かしい玩具を集めるファンには、数少ない
のに知名度が在るキャラとして、幻に近く
そのプレミア価格は80万を超え~復刻の出た
今でも、状態が良ければ50万円以上の値が付く希少なソフビです。
ジャミラを前から観ると、時代的に
初代ウルトラマンの1966年よりも
発売された1971年後半では、その技術も
進歩していて、スーツの再現度が凄く
たるみまで造形しています。
また珍しくクチを開けての造形に
なっているのは、当時のジャミラは黄色の
ボディにシルバーと水色を吹いただけで
色ポイントや、角などの目を引くポイントが
無い事から「赤」を入れる試みでクチを
開けた造型にしていると思われます。
クチの下には、スーツアクターの
覗き穴&呼吸穴までが、造型されています。
流石にクチの下のヒゲまでは、当時は
気ずかれていませんでした。
ジャミラをサイドから見ると、かなり前後
の厚みがあるのと、腕の関着で
メタリックパープルが途切れて
いる事からも、組み付け前に
吹いているが解ります。
後ろから見ると、スーツアクターの
入るチャックを閉じる、マジックテープの
重なりまで再現されているのには驚きます。
この時代は、こういう部分は無かった
ものとしてスルーされますので(^^:
しかも、重なり部分の上も、何度も
出入りして出来たシワや、その最頂部の
くぼみまでが造形されています。
ジャミラの足は、安全性からか?尖った爪は
造型されずに、丸くなっています。
ですが、手の爪はシッカリ作品の
ジャミラと同じく、尖った爪が造型されています。
*本来は足にも同じく尖がった爪があります。
可動は、面白い事にソフビ的には
ジャミラには「肩」が無いので
腕の可動は、脇の下を基準にして
回転する関着になっています。
ただ、これは作品のジャミラの
腕の動きも同じく、脇の下が起点に
なって動いているので、結果的に良い関着になっています。
腰は、作中のジャミラは回転するほど
動けませんが、造型(抜き)的に回転する関着になっています。
足の裏(下)には、右足に凹モールドで
ブルマァクの刻印があり、
左足にはバンダイの文字が、入っていて
ジャミラと凹モール―ドで入って居ます。
23年以上超えてもメンテナンスの御蔭で
ジャミラも綺麗で元気に保っています。
棲星怪獣ジャミラ 身長:50メートル 宇宙開発競争時代の宇宙飛行士「ジャミラ」 ●武器 弱点・水 スーツアクター 荒垣輝雄 |
■ジャミラ・カラ―バリエーション
●オリジナル・ブルマァク ジャミラ イエロー 350円 1971年
●1812 ジャミラ ピンク 4800円 1998年7月
●1893 ジャミラ(ライトブルー版)オレンジ 4800円 1999年6月
●Quanto誌上限定ソフビ ジャミラ 明オレンジ 2012年 6300円
●福袋 ジャミラ ピンク+水色 16200円(福袋価格)2015年3月
●怪獣酒場 ジャミラ クリーム(明水色吹き+水色)2015年
●イベント ジャミラ クリーム 緑吹き(略包み) 2016年2月 6000円
●イベント ジャミラ クリーム 黄緑吹き(略包み) 2016年2月 6000円
●スーパーフェスティバル ジャミラ クリーム 緑吹き(略包み) 2016年4月 6000円
●BM181 ジャミラ クリーム 緑吹き(略包み) 2016年4月 6000円
●WF2017 ワンフェス2017 限定 蓄光版 ジャミラ
各8,260円(各税+送料込) 2017年
●ジャミラ グレー 水色吹き 2017年4月 7560円
■メーカー・バンダイ(オリジナル・ブルマァク)
■発売元 (株)バンダイ・ホームプロダクツ事業部
■発売・Sales Year 復刻・1998年 元・1971年
■当時価格 4.800円
■登場作品 ウルトラマン(1966年)
■製品仕様 全長サイズ 約22㎝
ウルトラマン ジャミラ模様 Tシャツ (C)TSUBURAYA PRODUCTIONS ASIN: B07TX1GJXC 詳しく見る。 |