Introduction of Japanese toys
Takkong(Return of Ultraman)
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー159は、帰ってきたウルトラマンに
第1話「怪獣総進撃」と第2話「タッコング大逆襲」に
登場するオイル怪獣タッコングの
B-CLUB(復刻版)レビューです。
帰ってきたウルトラマンは、1971年4月2日~1972年3月31日
TBS系で放送された円谷プロ製作の特撮番組です。スペクトルマンと共に、第二次怪獣ブームを牽引し
長いウルトラマンシリーズの中で、最も多くの
ソフビを販売、ラインナップした番組で
売る怪獣が足りない為に、番組後半には1話に
新しい2体の怪獣(怪獣・宇宙人)を登場させると
言うソフビ販売サイドからスポンサーとして
要求が実現する程の大ブームになります。
■吐いて飲む2本足のタコの怪獣
タコは墨を吐きますが、タッコングは
準備期間の少ない、帰ってきたウルトラマンの
初回登場予定なのに、スーツを造り直す事になり
墨を吐くギミックは弱く、逆に黒い墨(墨汁)の
オイルを飲むと真逆の印象を持つ怪獣で
設定では火を吐く事になっていますが
火を吐くのは自殺行為でもあるので(^^:
その描写は存在しません。
フォルムも、タコよりもタコヤキに近い
真ん丸なのですが、このソフビはNG版の
タッコングの3面写真から作られています。
タッコングを前から観ると、NG版からなので
作中のタッコングよりもスリムで足が長い
印象に見えると思います。
色もオリジナルは赤成型に、グリーンと
メタリックブルーですが、復刻も成型色は
逆にブルマァクらしく、タッコングぽい
オレンジに、同じグリーンとメタリックブルーの吹きは同じです。
唯一、足先にもメタリックブルーが吹かれて
いるのは、当時よりも…ちょっとだけ豪華です。
サイドから見ると、かなり斜め上を
向いて居るのが解ります。
この辺りも、作中のOKタッコングとは
異なり、頭部(顔)が上の方に位置して
しまっています。
*作中のタッコングは、ウルトラマンの
足元ブーツ上くらいの低い位置に顔が位置しています。
後ろから見ると、なんか別の怪獣の
ような感じですが、面白いフォルムと
サイズ違いの吸盤を1つずつ造型して
いて、手間が凄いのに価格が同じ
なのが申し訳ないくらいの細かい細工の造型です。
当時はメタリックブルーは少し高価なので
面積は少なく、前の方しか無いですが
復刻は、シッポの先までアンコ・・・
メタリックブルーが、シッカリ入って居ます。
白目と瞳、牙(歯)も塗装されていて
クチの辺りに赤も吹かれていて、顔の塗装も凄く凝って居ます。
可動は、手の部分はボディの付根の関着で回転します。
指(?)の中まで細かくモールドが造型してあります。
腰?の関着は、動かせば…動きますが(^^:
関節と言うよりも、製造上で別パーツに
する必要が在った為の接合部としての意味合いが濃い部分です。
足の裏(下)には、右足にが凹モールドで
ブルマァクの刻印があり、
左足にはバンダイの文字が入って居て
タッコングの文字が刻まれています。
オリジナルも、バンダイの文字が無いだけで同じです。
20年以上超えてもメンテナンスの御蔭で
タッコングも綺麗で元気に保っています。
オイル怪獣タッコング 身長:45メートル ●武器 火を吐く(*作中描写は無い) スーツアクター 遠矢孝信 |
■タッコング カラ―バリエーション
2089 タッコング ジャイアントサイズ 赤色 9800円 2001年
2251 タッコング (二期版) クリーム色 4800円 2003年 茶吹包
タッコング 蓄光 6,000円 2015年
タッコング ジャイアントサイズ ピンク 17,200円 2015年12月10日 *受注発売
■メーカー・バンダイ(オリジナル・ブルマァク) ■発売元 (株)バンダイ・ホームプロダクツ事業部 ■発売・Sales Year 復刻・2001年11月 NO.2137 元・1971年 ■当時価格 4.800円 ■登場作品 帰ってきたウルトラマン(1971年) ■製品仕様 全長サイズ 約19㎝ |
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