Introduction of Japanese toys
Pokettomeito game NO.3
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー158は、トミーから
1975年に発売されたポケットメイトの
ラインナップNO.3の「メイロ」についてのレビューです。
ポケットメイト
1975年~1984年に販売されたポケットサイズの
アナログゲームで、ゲームウオッチの登場までは
旅行などのお供としての携帯ゲームとして
売れた玩具でした。Sシリーズになって400円から50円価格を
上げて、新たなラインナップを追加し
シリーズを強化しています。今回のメイロは、2期のシングルナンバーで
シリーズでも人気のゲームです。
■2重構造のメイロ
このポケットメイト・メイロは
1979年の前半にレーシングゲームに替わって
緑のNO.3に、ラインナップされたゲームです。
もっと大きな木製の迷路ゲームなどは在りましたが
本体ごと左右、前後に動かして遊ぶものが普通でした。
このポケットメイトのメイロゲームは
小さな「玉」を動かす為に、本体も傾ける事は
出来ますが、内部でメイロ部分が左右、前後に
傾く2重構造になっていて、指1本でも
遊べるようにしたアイディアのゲームで
人気になり2005年の復刻版にも、ラインナップされます。
ポケットメイトの文字と同じマゼンタ
カラ―のメイロコースが、玩具店での
売り場でも目立つゲームでした。*写真は復刻版のメイロ
上のメイロ部分と、下の指1本で
メイロ板を操作する黄色い操作部分
に2分された構造になっています。
上の写真は、メイロ板が
左に傾いてるのが透明の本体と比較すると解ります。
ジョグダイヤル式の丸い
マゼンタのダイヤルの中の凹んだ
くぼみに、指(人差し指)を入れてメイロ板を操作します。
左下の角を見ると中のメイロ板が
下がっているのが解りますが
この中のメイロ板を、ダイヤルの
指で前後、左右に傾斜させて玉を動かします。
左右は、ダイヤルの凹を廻して位置した方が下がります。
前後は、ダイヤルの凹が上側に行く程、上が高くなります。
勿論、本体自体の傾斜でも
動いてしまうので、1箇所失敗し
本体を動かすと、更に悪化したりする事があります。
裏側の刻印は、下のセンターに
刻印があります。1979年なので
1975年のシリーズ発売時期には
無かったゲームなのが解ります。
復刻版は、そのセンターの四角い
凹の右側に「H05」の刻印ナンバーが入っているのが復刻です。
復刻版の箱なので、裏側の右下にバーコードが在ります。
復刻ですが16年以上超えてもメンテナンスの
御蔭でポケットメイト・メイロも綺麗で元気に保っています。
■メーカー・発売元 トミー ■発売・Sales Year 1979年 ・復刻2005年 ■当時価格 450円 ・復刻・税込420円 ■製品仕様 約・縦115mm×横70mm×厚さ17mm |
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