クレクレタコラ・ソフビ 【133】

Introduction of Japanese toys
kurekuretakora

ホビービルドプラス宇宙九太です。

玩具レビュー133は、東宝企画製作
テレビ番組、クレクレタコラの主役
クレクレタコラを、ゼネプロキット化した
ソフビのレビューです。

クレクレタコラ

放送期間1973年10月1日 ~ 1974年9月28日
月 ~土曜の帯番組で、18:55からの5分番組として
フジテレビで放送されました。 全260回

タコラは、一応タコの怪獣ですが、不思議な*森の
陸に居て、奇妙な住人や仲間とのコメディを描いた作品です。
*森と言っても平面に書かれた書き割りの絵。

基本的には人のモノをクレクレとなんでも欲しがる
ことでドタバタになる話です。
1話20万円の製作費という低予算なのに、当時の
同時間の視聴率が5%の時代に、13.5%も記録する
子供には人気のミニ番組でした。*東海テレビ、関西テレビ18:50から

クレクレタコラは、1973年の放送時から
1988年の間にレコードは売れましたが商品化
はされていなくて、ゼネプロが拘って出したガレージキットソフビです。

*後に海洋堂から新造形でソフビ化。

実際のスーツからすると目の位置が高い分
可愛さが無いですが、発売当時は逆に今よりも
資料が無くて厳密差も、そこまで求められるキャラでは無かったと思います。

顔にも本当は左右に3本・計6本ヒゲ
ドラえもんのように放射状にあるのですが
同じで凹モールドになっているだけなので一見解りません。

また手のパーツは、両方右手になってしまっていて…
製造工程のミスだと思いますが、販売時に一応説明して販売していました。

タコラをサイドから見ると、頭部が前後に
薄くなっています。実際のスーツは、サイド
からも正円に近く、後頭部側に大きくハリ出した感じになっています。

背中側は、1988年チャック隠しまで再現
しているのは流石ゼネプロですが、本当は
短い尻尾のようなモノ?がオシリの部分に存在しています。

ただ、これも1988年には背面の資料は入手し
にくくて、当時買う側も誰も気ずきませんでした。

*1995年にレーザーディスクで初の映像ソフト化

首は一応可動しますが、逆に実際のタコラ
首は正面の固定だけなので…違和感があります。
*ガチ●ピンの首が回るような感じですね(^^:

鎖骨辺りから出てる足(腕)は、絶妙な位置で流石です。
胸にある、カラータイマーのようなのは円の
直径の2倍程、本当は高さがあり濃い紺色(…ほぼ黒に見える)です。
塗ろうか迷っています。。。(^^:

足はソフビでは固定ポーズになっています。
本来のタコラは、動き回るのもあって意外に
足は長く足首から下も、もっと小さいので・・・
ウエストから上の写真を見ながら造形したのかもしれません?(^^:

●タコラの仲間●

チョンボモンロ、イカリー、シクシク
デブラ、トロロ、ビラゴン

クレクレタコラ DVD vol.1
JAN: 4988104103819
販売元: 東宝
時間: 141 分
詳しく見る。

声 太田淑子
造型 ツエニー

主題歌 クレクレタコラ
挿入歌 不思議な不思議な森の中
作詞・鶴川五六 作曲・編曲・菊池俊輔 歌・石川進

●ゼネラルプロダクツ

岡田斗司夫が開業した起業で1982年~1992年に活動し
マニアックな専門店やイベントで、ソフビなどの商品も販売。
DAICON FILMとアニメ制作もしていた
エヴァンゲリオン現・ガイナックスの母体となった。

一方、ガレージキットの即売会などから
ワンダーフェスティバルを1985年から主催していました。

●再販・タコラ

11年後の1999年「海洋堂」から
1800円タコラが、タコラの相棒の
チョンボ1800円で発売されています。

■メーカー・ゼネラルプロダクツ(GENERAL PRODUCTS)
■発売・Sales Year 1988年~
■当時価格 1.000円(イベントなど、値引き他・価格変動)
■登場作品 クレクレタコラ
■製品仕様 高さ・約18.5㎝ 

クレクレタコラ CD
ミュージックファイル
JAN: 4988021811286
収録時間: 42 分
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