ntroduction of Japanese toys
The Mole(Thunderbirds)
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
今回の玩具レビュー328は、イギリスの
テレビ番組サンダーバードに登場する
サンダーバード2号の搭載メカを、バンダイが
1992年にポピ二カDXとして発売した玩具
DXジェットモグラのレビューです。
*ポピ二カ・バンダイの旧ブランドポピーの
走行玩具のブランド名を引き継いだネーミング。
サンダーバード
英国・1965年~1966年
日本
1966年4月10日~1967年4月2日 NHK総合テレビ
1967年7月15日~1968年10月5日 TBS系1965年からイギリスで放送された
人形劇による1時間枠の特撮テレビ番組を
輸入して放送し、プラモデルが大ヒットし
日本の特撮番組、ウルトラマンやウルトラセブン
などに多くの影響を与えました。NHKでの1966年の放送は50分の48回で全32話と16回の再放送でした.
1967年7月からのTBSの放送は60分で61回全32話
で放送され、メインテーマに日本語の歌詞をつけた
主題歌「サンダーバードの歌」が追加された事で
子供達に更に人気になり、プラモデルが急激に
売れ出す事になった事から、TBS版を単なる再放送
とは言えない程、日本にサンダーバードを定着させ
た放送になり、主題歌のレコードもヒットします。今回の玩具は1992年4月2日~1993年9月30日に
CMなどからの再燃で、7回目の再放送に合わせて発売された玩具です。
■サンダーバードにジェットモグラは登場しない!?
ジェットモグラは、サンダーバードの
1号~5号のナンバー付きのメインメカ
ではありませんが、日本では*4、5号よりも
人気がある2号のコンテナに搭載される
レスキューメカの1つですけども、プラモや
玩具なども、他のレスキューメカとは
別格の扱いで商品化されるメカです。
*DXの販売は1.2号とジェットモグラのみ。
ですが、このジェットモグラは時に
ジェットモグラタンクとも書かれますけども
日本だけの和製英語?で、イギリスや
海外では Mole(モル)と言うメカです。
なので、海外でジェットモグラだ!などと
言うとwhat?と言われてしまい、Moleを
知らないのか?と言われてしまいます(^^:
ただMoleはモグラの事なので、動物のモグラ
も、また当たり前ですがMoleと言います。
これは*第2話の日本語版サブタイトルが元で
ジェットモグラ号の活躍とした為に
玩具が、ジェットモグラとして販売し
子供達に認識されてしまいます。
*NHK放送時の商品にはTHEMOLE、モグラタンクが使用されています。
ジェットエンジンは、御存知のように
ジェット機などに使用される空気を
前から大量に入れ燃焼させるエンジン
なので、地中を走行するメカには使用が
不可能なエンジンとすら言えます(^^:
誤解は、後部の土砂を排出するノズル
から噴き出す様子を、ジェット噴射と
勘違いした事で、日本の図解では
ジェットノズルなどと記載されていますが
コレも、イギリス的には正しくはありません。
そんなこんなでも、ドリルメカは
子供に夢を与える人気のメカになり
ウルトラマンやウルトラセブンにも
追加メカとして登場し、以後の特撮
やアニメでも、メカに装備されるアイテムになって行きます。
ジェットモグラをサイドから見ると
長さも高さもDXならではの迫力があります。
下のキャリア部分は、プラモデルや他の
玩具では、ブルーや紺色だったりしますが
テレビ作品と同じくグレーのカラ―になっています。
またドリルのボディ側の部分だけが
メタリックパーツで、ドリルは
メッキでは無いのも、バンダイが
ケチなのではなくて、テレビ作品と同じ
カラー(質感)にしていて玩具であり
ながらも、かなりリアルな方向で出した
DXジェットモグラなのが解ります。
ジェットモグラを、斜め後ろから見ると
キャリアの鉄骨も、シッカリ抜けていたり
キャタピラ内の車輪が、何枚も重ねた
ような立体的になっているのが解ります。
ジェットモグラを後ろから見ると
センター部分のグレーのパーツは
回転・発光などのダイヤルスイッチになっています。
右に廻すとONで、左に廻すとOFFです。
右にあるキャリアのレバーは下で説明します。
レバーで、キャリアが斜めになって
ジェットモグラ本体を斜め下向きに
スタンバイできます。
手動ですが嬉しいギミックです。
また、戻す事も乗せたまま可能です。
ジェットモグラを、斜めにしても
バランスがとれていて、グラつきません。
この状態で地底に潜っていくのですが
以後のウルトラマンなどの地底ドリルメカ
には、このアクションが無いので
どこかれでも潜れないと言うマイナスな
要素があるので、メカとしてのリアル差は凄いものがあります。
勿論、ジェットモグラはキャリアと本体が分離します。
左右に凸凹の溝があり、レール的に
前方向からハメ込む事で、キャリアと
結合できるようになっています。
後側の上部にある、赤いランプも光ります。
ジェットモグラをフロントから見ると
長いドリルは、かなりの迫力です。
ジェットモグラの裏には
DXジェットモグラ
(C)東北新車
BANDAI 1992
JAPAN
と凸モールドで入っています。
サンダーバードの文字記載はありません。
DXの箱は手前にクリアな窓があります。
エラーなのか?箱手前が真上になって
入って居るのもあります…(^^:
箱の印刷のキャリアがサイドからなので
本体が横が正しい収納です。
29年以上超えてもメンテナンスの御蔭で
ジェットモグラも綺麗で元気に保っています。
ポピ二カ サンダーバードラインナップ
サンダーバード1号 1800円 1992年
DX サンダーバード1号 3800円 1992年
サンダーバード2号 2500円 1992年
DX サンダーバード2号 8800円 1992年
サンダーバード4号 1800円 1992年
ジェットモグラ 1800円 1992年
DX ジェットモグラ 3800円 1992年
サンダーバード2号完全装備セット 3980円 1993年
サンダーバード2号システムアップセット 1800円 1993年
ジェットモグラ(ジェットモグラタンク) 全長18.1メートル *特別な設定はサイズ以外には無く |
■メーカー・MAKER バンダイ(BANDAI)
■発売・Sales Year 1992年
■当時価格 入手金額3800円
■製品仕様 全長サイズ約25cm
ジェットモグラ サンダーバード 海洋堂(KAIYODO) 特撮リボルテック050 塗装済み 詳しく見る。 |