Introduction of Japanese toys
GORGOS(UltraQ)
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー288は、ウルトラQの
第7話「SOS富士山」に登場する
岩石怪獣 ゴルゴスをM1号が1999年に
発売したソフビのレビューです。
ウルトラQは、1966年1月2日~
1966年7月3日に、TBS系で放送された
円谷プロ製作の空想特撮シリーズです。自然界のバランスが崩れた「アンバランス」と言う
番組に、怪獣の要素をプラスして「ウルトラQ」と
して放送、最高視聴率36.8%を記録します。日本中に怪獣ブームを巻き起こし、雑誌や
プラモデルなど関連グッズも大ヒットで、テレビ
番組のマーチャンとしても画期的な作品になり
テレビキャラのソフビと言うジャンルを定着させる元になります。
■岩獣・岩石怪獣
ゴルゴスは、今は岩石怪獣と言う
カッコイイ感じになっていますが
当時は「岩獣」と記載され
作品のタイトルバックでは「岩怪獣」と
記載されていました。
ゴルゴスは、その後ウルトラマンの
ケムラーの背中にも同じように
急所として同じモチーフの造形と
設定を継続され、ウルトラセブンの
アンノンなどの岩の怪獣へも
そのアイディアは継承されています。
1966年当時は、ウルトラマンは
ウルトラQの中のウルトラマンなので
第25話の「怪彗星ツイフォン」にも
準備稿までは、ゴルゴスが登場予定で
したけども、アボラスから首を戻された
レッドキングⅡに変更されて登場はしていません。
番組的には、レッドキングの方が良い
とは思いますが、もしカラーでゴルゴスも
ウルトラマンに登場していたら、当時の
マルサンもソフビ化したかもしれません?
ゴルゴスを前から観ると…
前なのか、やや疑問ですが(^^:
お腹を前にして見ると
2足で立てるように作られていて
後足が、作中のゴルゴスよりも
ごつい感じになっています。
塗装も丁寧に腹部にクリーム色が
吹かれています。
ゴルゴスをサイドから見ると
後足で立つ場合は、もう少し
背中の中央辺りから前に、90度に
曲がった形状になるので、やや
不思議な形態です。
横顔は、とてもよく出来て居て
足の岩感も、出来すぎなくらいです。
首に*関着があるのも、怪獣的には
不思議ですけども、横顔の出来から
すると、ありだと思います。
*関着・ソフビの関節の事。
クチの抜けなどは、難しい造形で
目は、実際のカラ―は解りませんが
赤目になっているのが、インパクト
があって、ひき立って居ます。
ゴルゴスを後ろから見ると
背中のセンターに球核が造型され
赤で塗装されています。
作中的には、もっと背中の上で
サイズも小さいのですが、ソフビ化
的には、ディフォルメされていて
マルサンでも、そうした気がします。
実際の作中のゴルゴスには、背中の
下の方?から細い尻尾が出ていますが
ソフビでは、無しになっています。
これも、マルサンでも無かった気がします(^^:
ブルーメタリックの背中の中に
赤で塗られていますが、モールドも
入っていて、作中の脈打つ感じが伝わってきます。
ゴルゴスの可動は、首と
腕(肩)と足の付根が可動します。
実際のゴルゴスのスーツは
首は上の写真のようには動きませんので
可愛いゴルゴスが見れます。
ゴルゴスの足の裏には、
右足に(C)円谷プロ、1999
左足に (M1号)、JAPAN
とモールドされて居ます。
ヘッダーはウルトラQとウルトラマンが
裏表になっていました。
21年経っていますが、メンテナンスの
御蔭でゴルゴスも綺麗で元気です。
岩石怪獣 ゴルゴス 身長:40メートル 古代に宇宙から降ってきた巨大岩石が爆破粉砕され 背中の中心核が生きていれば 武器・口から吐く高熱の蒸気 スーツアクター 中村晴吉 鳴き声・ゴジラの流用 デザイン・成田 亨 |
■岩石怪獣 ゴルゴス・カラ―バリエーション
ゴルゴス 茶・青銀吹 4000円 1999年 *限定800個
ゴルゴス 蓄光 10000円セット販売(袋)2001年
ゴルゴス 赤・緑銀吹 5000円 2005年 *イベント限定200個
ゴルゴス ブロンズ 10000円セット販売 2011年 *WF限定
ゴルゴス クリアブルー・紫吹 6250円 2013年 *通販
ゴルゴス クリアブルー・茶銀吹 6480円 2017年 *限定
■メーカー・ M1号
■発売・Sales Year 1999年
■当時価格 4000円
■登場作品 ウルトラQ(1966年)
■製品仕様 全長サイズ 約20㎝
総天然色ウルトラQ 2 [Blu-ray] ASIN : B00BTWQL7E 詳しく見る。 |