レッドキング・ウルトラ怪獣ソフビ【153】

Introduction of Japanese toys
Red king（Ultra man）

ホビービルドプラスの宇宙九太です。

玩具レビュー153は、ウルトラマンの第8話
怪獣無法地帯・第25話、怪彗星ツィフォン他に
登場する怪獣をウルトラマン25周年にバンダイが
限定復刻したブルマァクソフビ、どくろ怪獣レッドキングのレビューです。

　ウルトラマンは、1966年7月17日～1967年4月9日
　に、TBS系で放送された円谷プロ製作の空想特撮シリーズです。

　放送当時はウルトラQシリーズの中のウルトラマン
　として放送された為に、オープニングではウルトラQの
　文字が回転して、その中からウルトラマンという
　文字が出て来るタイトルが残ります。

　怪獣ブームを巻き起こし、最高視聴率42.8％を記録
　50年以上前の子供番組ですが、今でも知らない人は
　居ないと言う程の日本を代表するメジャーキャラで番組です。

HBR-9の動画・レッドキング【岩石落とし】消えた爪跡の後？赤くない赤王の謎

*ブラウザなどで読み込みが遅い場合は画面下「YouTubu」の文字をクリックして別ウインドゥでの視聴を御薦めします。▼

■黄色いレッドキング

レッドキングのソフビは、当時のマルサン発売時期は
黄色の成型色で発売されました。

ウルトラマンを代表する人気怪獣で、作中のカラ―
イメージとは、あまり変わりなく何度も再販されても
あまり他の怪獣のように、作中カラ―と異なる色では
発売されない異例な怪獣です。
*ハワイ販売版は赤いレッドキング。

レッドキングは名前に「レッド」があるのに赤く無い
怪獣で、そのネーミングの経緯はウルトラマンの企画名が
レッドマンだった事と、キングコングのような怪力の
怪獣として、誕生している事からで見た目のカラ―とは関係無く存在しています。

レッドキングを前から観ると、頭部のサイズを
子供用玩具なので小さくなりすぎないよう
スタイル的には大きくしているので
クビの関着がキーになっていて、首の関着の下に
腕の付根（関着）が来る位置構造になっています。

左右の腕の形状が違うのも、アナログ感が増す
60年代玩具らしいところです。

足の指も左右で違い、左（向って右）の
中指などは、かなりカーブしています。

カラ―は前にメタリックブルーが吹かれています。
当時のマルサンは、つや消しの青が吹かれていました。

サイドから見ると、姿勢がよく前傾でなく
直立な感じで、尻尾が短いのが解ります。

この尻尾はモールドからか？固定で動かず
ボディと一体で、別パーツにはなっていません。

ボディの形状は独特で、造型するのは
大変な形ですが、本当によく出来ていて
この復刻で作中と同じ金色のボディに
ブルーのメタリックが吹かれ、もっとも
綺麗で豪華なソフビになっています。

後ろから見ると、なんか右に傾いている？
と、見えますが…これで水平に立って居ます（^^:

後頭部を見ても、頭（顔）を大きく
造型しているのが解ります。

腕も左右の形の他に、曲がりぐあいが
左右で異なるのも、後ろから観ると解ります。

顔は、目に白目（色はシルバー）、黒目
歯にシルバークチの中に赤と、多色で
塗りの順番も必要な重ねになっていて
意外に凝っています。

可動はクビと腕（肩）と足（の付根）が
可動しますが、残念ながら尻尾は固定です。

■本物超えた足？

作中画面のレッドキングは、足の爪を
着け忘れてしまったので、3つのくぼみが
あるだけで、「爪」は在りませんが

ソフビのレッドキングは、ちゃんと
3×2＝6本の爪が着いてる造型になっています。

足の裏（下）には、右足に凹モールドで
ブルマァクの刻印があり、BANDAI1991
JAPNAのシールが貼ってあります。

左足には（C)円谷プロと、1966が
凹モール―ドで入って居ます。

オリジナルのマルサンは、右足に
丸の中にSAN　JAPANのモールドがあります。

ウルトラマンやレッドキングの名前は入って居ません。

30年以上超えてもメンテナンスの御蔭で
レッドキングも綺麗で元気に保っています。

販売方法も基本は裸に、上の紙タグが
ゴムひもで怪獣に付いていました。
デザインは上のモノが殆どで、89.90年には
単色のタグがありました。

また一部、袋入りヘッダーが付けられたり
91年の最後にはセット売り販売もされていますけども
当時の普通の玩具店では販売されず
大きな玩具店やマニア向け玩具に力を入れている
店舗のみで売られていました。

ソフビ魂 レッドキング バンダイ スピリッツ ASIN: B001GXSMV4 詳しく見る。