Aタイプ・ウルトラマン1/1【386】

Introduction of Japanese toys
Ultraman A type mask

ホビービルドプラ宇宙九太です。

玩具レビュー386は、WAVE(ウェーブ)が
1993年限定発売した初代ウルトラマン
Aタイプ、マスク(塗装済完成品)1/1サイズのレビューです。

*WAVE(ウェーブ)株式会社ウェーブ
1987年5月に設立されたホビーメーカーで
東京都吉祥寺に本社を置き、専門店や通販などで
ガレージキットなどで知られ玩具、プラモ、工具などの販売で知られます。

 

ウルトラマン 1966年7月17日~1967年4月9日
TBS系で放送された円谷プロ製作空想特撮シリーズです。

放送当時はウルトラQシリーズの中のウルトラマン
として放送された為に、オープニングではウルトラQの
文字が回転して、その中からウルトラマンという
文字が出て来るタイトルが残ります。

怪獣ブームを巻き起こし、最高視聴率42.8%を記録
50年以上前の子供番組ですが、今でも知らない人は
居ないと言う程の日本を代表するメジャーキャラで番組です。

■初代マンのAタイプマスク

多くのグッズなどが販売されてる
ウルトラマンでも、当時まで無かった
1/1サイズディスプレイタイプ
ソフビのマスクと言うよりも
*頭部モデルで、初回限定はカラーの
塗装済販売で、追加販売された
モデルは未塗装透明ソフビ頭部
販売されました。

*商品名は・マスク。

同時に発売されたウルトラセブン
残念ながら、複雑な形状と多色で
アイスラッガーが脱着可能だった
事などから未塗装での販売でも
ウルトラマンより高額の販売でした。

まだウルトラマンティガ(1996年)
前には、大人が玩具を買う事も少なく
ウルトラマンが、今ほど一般的でも
永続的コンテンツと思える時代では
ないので、1万円を超えるテレビキャラ
の商品は、かなりの高額玩具でした。

初代ウルトラマンのマスクを
前から観ると、主に2種類ある
Aタイプマスクの特調と、表面の
ラテックスが、話数とともに崩れ
てくる絶妙なバランス時期
上手く捉えて造型しています。

シルバーと首のレッドが塗装で
目はソフビクリアのままの
未塗装部分になります。
*写真撮影時は中の空洞に白色LEDを置いています。

初代ウルトラマンのマスクのクチは
グリーンの部分の下唇が、サンダー
バード
のクチのように上下可動の
開閉を見せる予定で、イエロー部分
硬いパーツで、下アゴ部分の中の*FRP
つながって(貼り付いて)いたので、
*イエロー部分にはシワなどが発生していません。

逆に、後のFRPマスクでは、シワでは
なくクチの輪郭のようになる
ブルーの左右のラインは、Aタイプ時は
ただのシワです。

*Aタイプはクチから上と下のアゴに
大別されるFRPの仮面の上にラテックス
ゴムを貼っていました。
*イエロー部分は、メイキング写真などで
スーツアクターの古谷敏が、顔出し
している時に、この部分を左右からつまんで
マスクを持っています。

●初代ウルトラマンマスクについて

協力・参照、光跡・ウルトラマンスーツ研究所
リンク。管理人・Qちゃん許可済。

初代ウルトラマンのマスクをサイド
から見ると、とても美しい
成田デザインが形になっている事が
今でも1番解るタイプで

クチ(下唇)の可動を考慮した
部分も、よく再現されています。

また後のBタイプからは、前側が
FRPを表面にしてしまい材質が
異なる事で、前後分離された
印象になりますけども、この
Aタイプは、耳の後方からの上に
向かっての流れるようなカーブ
も、耳の形もFRPとは異なる綺麗な造型デザインです。

初代ウルトラマンのマスクの
逆の右側からの、やや後方から
撮影したアングルです。

このくらいのアングルだと
耳の後ろの面や、上部角から
上に流れる綺麗なラインが
後々の全てのウルトラマンには
見られない綺麗なラインなのが解かると思います。

初代ウルトラマンのマスクの
残念ながら、撮影時には耳が
Aタイプは、後には目とカラータイマー
スイッチが着いてしまいます。

また中が空いていて*黒いスポンジ
積められ聞こえるようになっていたので
水に潜る話は蓋が装着されラテックス
シルバーの中になっています。

*Bタイプからはスイッチは耳の中に移行します。

初代ウルトラマンのマスクを
後ろから見ると、後頭部も
マッハで飛行する超人として
矢が上を向いたパターン
なっているデザインなのが解ります。

この赤い部分が逆V字になっている
後頭部の為に、サイドから見ると
耳の後方がシルバーになっていますが
Cタイプになると、この耳の後の
シルバーを塗装する前に、撮影して
しまった事から、材質で前と後に
更にハッキリ解れてしまいます。

初代ウルトラマンのマスクの
左後方の首に、凹モールドが在り
その中に
「(C)円谷プロ」刻印されています。

28年以上超えてもメンテナンスの御蔭で
初代ウルトラマンマスク綺麗元気に保っています。

ウルトラマン

身長 40m
体重 3万5千t

キック力 320文の威力
腕力 10万tタンカーを持ち上げる
ジャンプ力 800m

走行速度 時速450km
飛行速度 マッハ5
水中速度 200kt
地中速度 マッハ3

年齢 約2万歳 +55年

活動時間3分間*作中では言及されていない。

宇宙大学教授、宇宙警備隊銀河系局長

父:宇宙保安庁長官
母:ウルトラ学校教師
 
●武器
スペシウム光線
八つ裂き光輪
ウルトラアタック光線
透視光線
ウルトラ水流

スーツアクター 古谷敏
デザイン・成田 亨
造型 マスク・佐々木明

■メーカー・WAVE
■発売・Sales Year 1993年
■当時価格 12.800円  
■登場作品 ウルトラマン(1966年)
■製品仕様 サイズ 高さ約40㎝ 

ウルトラマンAタイプ
彩色済み完成品フィギュア
PVC製 1/6
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