ミニミニカー・トヨタカローラ【220】

Japanese car deformed toy
COROLLA　TOYOTA

ホビービルドプラスの宇宙九太です。

今回の玩具レビュー220は、
バンダイのミニミニカー
トヨタカローラの2代目を商品化した
「ミニミニカー・カローラクーペ」のレビューです。

ミニミニカーは、バンダイが1969年～から
世界で最も小さい電池で走る！と言うコピーで
販売した、電池で走るミニカーです。

当時は、モーター走行するクルマの玩具は
有線か大きなサイズだけだったので
単5電池を使用した画期的なミニカー玩具でした。

アメリかの玩具メーカーアイデアルトーイが
ミニモーターシリーズとして販売した
ベースを日本向けに販売したモノなので
初期は海外・アメリカ車のラインナップが含まれました。

■単5電池とミニミニカー

ミニカーは基本的に子供は手に持ってブーン♪とか言いながら走らせる玩具でした。

20㎝くらいの大きさのクルマ玩具でも
クルマから有線で、リモコン（電池）に
繋がって居る状態で、左右、前進、後進ストップをコントロールするかのどちらかで

まだラジコンは、一般的な子供の玩具と
しては普及するには、スーパーカーブームの力を借りないと無理でした。

乾電池も、基本一般の人が使うものは
マンガンだけでしたが、単1、単2、単3は
メジャーでしたけれども、単5という小さな電池が登場します。
*自身の記憶では単4よりも先でした。

単5は、今は単4の登場で…略使われなく
なりましたけども、単5の存在自体も
このミニミニカーで知ったと言う人も多いと思います。

簡単に言うと、手を放しても動く
ミニカーと言う動力とサイズが最大の売りの玩具でした。

■ALL NEW カローラ

東名高速道路の開通で、東京から
西宮ICまで無給油で走れると言う
一般に解りやすい性能のコピーで
有名になったカローラで、この2代目で

カローラは世界で1番売れたクルマと
して自動車王国日本を牽引する存在になります。

また2代目は、現行のカローラも
スポーティになっていますが、初代よりもスポーティになって

スポーツバージョンに、カローラ
レビンと言うモデルも発売されます。*後のＡＥ86（レビン）の元祖です。

トヨタ・カローラ（クーペ）を
サイドから見ると、当時の街中を走行している人気車種として

ミニミニカーのニュータウンシリーズ
としては、外せないカローラクーペ
を赤いカラ―として、街中で見る
フォルムを極力再現しているのが伝わります。

少しですが、他のギャランなどより
ホイールベースが短くなっているので
日本特有の小型車のフォルムに違和感はありません。

リア（左）にある金の楕円の
「COROLLA」の車名は、ミニミニカーのお約束です。

カローラクーペをリア後方から
見ると、ドアノブなどの
メタリックパーツ部分にシルバーを
手書きで細かく入れているのは
今のクオリティからすると、手書き感・・・ありますが(^^:

手を入れてる拘りは、価格や手間からするとスゴイです。

カローラクーペを後ろから見ると
ブレーキランプ類周辺のメタル
パーツなどは、かなりシッカリ出来て居ます。

ナンバープレートは、吹き塗装
ですけども、個体差で・・・これは薄いです(^^:

ガラスがブルーなのもミニミニカーの
お約束ですけども、…これはカローラ
にはマッチしていないかもしれません(^^:

カローラクーペを前から見ると
フロントグリルの細かいアミ模様を
再現しているのは脱帽ですが・・・

トータルなクオリティは、今見ると
荒さがありますけども、グリルの
センターのエンブレムにも色を入れて
ヘッドライトにも白を入れるなど
力を入れた台なのが、最も解かるアングルです。

カローラクーペを裏から見ると
フロントセンターのバーで
タイヤが左右に動かせるのが解ります。

センター部分のバンダイマークの
場所に単5電池が2本入ります。

前に突き出たレバーを左（写真の右）
にすると、前輪が左（写真の右）に向きます。

カローラクーペを上から見ると
フェンダーミラーなどのサイズや
ボンネットのフロントガラス寄りの
2つのダクトも、シッカリ色を入れているのが解ります。

50年程前のミニカーのタイヤですが、メンテナンスの
御蔭で、1本も切れたりせずに元気です♪

■メーカー・MAKER　バンダイ（旧・バンダイ）
■発売・Sales Year　　1970年～　
■当時価格　550円～
■製品仕様　全長サイズ約9.5cm

AE86 レビン 青島文化教材社 頭文字D No.13 ASIN: B07QFTPL9V 詳しく見る。