ブルマァク・復刻ミニ・アーストロン【332】

Introduction of Japanese toys
Earthtron(Return of Ultraman)

ホビービルドプラス宇宙九太です。

玩具レビュー332は
帰ってきたウルトラマン第1話「怪獣総進撃」
に登場する凶暴怪獣アーストロン
ブルマァクミニソフビ(復刻)レビューです。

 

帰ってきたウルトラマン 1971年4月2日~1972年3月31日
TBS系で放送された円谷プロ製作の特撮番組です。

スペクトルマンと共に、第二次怪獣ブームを牽引し
長いウルトラマンシリーズの中で、最も多くの
ソフビを販売、ラインナップした番組
売る怪獣が足りない為に、番組後半には1話に
新しい2体の怪獣(怪獣・宇宙人)を登場させると
言うソフビ販売サイドからスポンサーとして
要求が実現する程の大ブームになります。

 

ゴメスゴルザの間で爆発しない怪獣!

アーストロンは、第二次怪獣ブーム
顔になった怪獣で、商店街などに
勝手に(当時はグレー?)で描かれたり
うちわちょうちんなどにも、書かれて
高度経済成長を盛り上げる存在であったくらい

怪獣らしいブームを代表する怪獣でした。

アーストロン自体は、ウルトラQ
ゴメスが、ゴジラのスーツを東宝
借りて*盛り付けの改造をした怪獣
だったので、オリジナルで仕上げた
再スタートの第1話ゴメス的怪獣でした。
*削る方向の改造は返す為にNGでした。

一方、画面のアーストロン格闘壊す
建物などは、印象が薄く…火口
転落しての最後で、通常のような
スぺシュウム光線爆発する最後を向かえる事もありませんでした。

それはギリギリまで、逃げて再襲来
してくると言う存在した為に
*カポックのアーストロンが用意
出来ていませんでした。
*光線で爆発して飛び散るスチロール製の2分の1サイズの怪獣人形

この案は後のウルトラマンティガ
第1話で登場する1本角の怪獣ゴルザ
受け継いで1話では倒されずに、再来する事を成し遂げています。

アーストロン・ミニを前から見ると
やっと、と言うか唯一、テレビ画面
近い、*紺色で成型されたアーストロン
腹部にシルバーが吹かれています。
*厳密には濃い緑と紺色の間

当時のアーストロンは、水色の成型色
大半で、他に赤の成型色がありました。

歯も、金歯と言うのも…やや不自然
ですけども、当時は歯が赤でしたので
これでも、かなり自然?になっています(^^:

バランス的には、足が短く首が長い
感じのミニソフビらしい、スタンダード
のアーストロン
と異なるミニらしいフォルムです。

アーストロン・ミニをサイドから見ると
残念ながら尻尾は短いですが

など、ディテールも良く造り込まれています。

製造上抜きの問題から、少し
脇の下が空いたような腕の角度なっています。

写真では解かり難いかもですが?には黒い丸が入っています。

アーストロン・ミニを背中から見ると
尻尾は、出来る範囲で長く造る為に
少し左にカーブさせています。

よ~く、見ると尻尾軽いS字を描き
ながら、左にカーブしていますが
現物で立体的に見て、真下(裏)
からでないと解らないかもしれません(^^:

アーストロン・ミニの可動は、首?(胸の上)が、回転します。

その可動部分から下を1発で型から
抜く為に、この腕の角度(ポーズ)になっています。

アーストロン・ミニの足の裏には

左足はアーストロン(C)円谷プロ
文字が横向きに入っていて

右足は、ブルマァクの刻印入っています。

尻尾の裏まで、体とは異なる
横スリッドのモールドがミニでも入っています。

復刻ですが 20年を超えてもメンテナンスの御蔭で
アーストロン綺麗に保っています。

ミニソフビとは?

当時は単品で50~100円で、子供がおこずかいで買える
設定で販売されていたソフビで
今の価値だと感覚的にも、200円くらいの玩具でした。

玩具店デパートにも売ってましたが、駄菓子屋
当時は、駅の売店などにも玩具が今よりも沢山
売っている時代だったので、売店などでも販売されていました。

近年のガチャガチャや食玩の方が、造形も
カラーバリエーションも多いですけども
それらの小玩具の先祖のような存在で

その造形や、元の色だと殆ど茶色ばかりになる
怪獣にも、大胆なピンクなどの原色を使い
販売した味のある商品でした。

ミニ怪獣シリーズDセット 

ペガッサ星人 
ケムラー
アーストロン
シャプレー星人
レッドギラス

凶暴怪獣アーストロン

身長:60メートル

体重:2万5,000トン

出身地:朝霧山付近

●武器

口から吐くマグマ光線

スーツアクター 遠矢孝信
デザイン・池谷仙克
NG造型 東宝特美
OK造型 開米プロ

帰ってきたウルトラマン・ブルマァク【366】

■メーカー・ブルマァク
■発売元 円谷コミュニケーションズ(現・円谷ドリームファクトリー)
■協力  鐏(いしずき)三郎
■発売・Sales Year 復刻・2000年1月Dセット 当時・1971年
■当時価格 セット販売7500円(5体)  当時単品価格80円(1体)
■登場作品 帰ってきたウルトラマン
■製品仕様 全長サイズ約10.5cm

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