Introduction of Japanese toys
Earthtron(Return of Ultraman)
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー171は、帰ってきたウルトラマンに
第1話「怪獣総進撃」に登場する凶暴怪獣アーストロンの
B-CLUB(復刻版)レビューです。
帰ってきたウルトラマンは、1971年4月2日~1972年3月31日
TBS系で放送された円谷プロ製作の特撮番組です。スペクトルマンと共に、第二次怪獣ブームを牽引し
長いウルトラマンシリーズの中で、最も多くの
ソフビを販売、ラインナップした番組で
売る怪獣が足りない為に、番組後半には1話に
新しい2体の怪獣(怪獣・宇宙人)を登場させると
言うソフビ販売サイドからスポンサーとして
要求が実現する程の大ブームになります。
■急いだ怪獣アーストロン
アーストロンは、1話に登場する怪獣の為
当時のブルマァクは、発売する怪獣作品が
足りない事から、*放送開始に合わせ造型を
急いだ為に、90%はNGタイプのアーストロンになっています。
*当時は放送後に販売されるくらい当たり前。
アーストロンは、ウルトラQ1話に登場する
角が在る怪獣ゴメスをモチーフにしている為に
腹部~胸部も、ゴメスをモチーフしましたが
動きがよくない為に、作り直されたので
作中のアーストロンの腹部~胸部はソフビと
異なり、こんな模様はありませんしカラーも他の皮膚と同じです。
■ブルマァク怪獣の最高傑作!
ですが、アーストロンは怪獣らしい
怪獣で、後々放送したら人気になる
タッコングやツインテールとは違い
最も売れる初期怪獣として、力を入れた
造型で発売されたので、その出来は素晴らしく
スタンダードとも思えない造りになっていて
特に横からのフォルムは、ブルマァクの最高傑作と言える1品です。
アーストロンを前から観ると、NG版からなので
腹部~胸部の造形がゴメスぽく異なりますが
首や腕、足は素晴らしい出来です。
ただ、腹部~胸部とのバランスは・・・
比べるのが難しく、もう1つになってしまっています。
カラ―は、当時のジャイアントサイズの
アーストロンのカラ―を、更にグレードアップし
ブルーが、メタリックブルーになっています。
白目が金で瞳が黒、牙(歯)も
シルバーで塗装されていて
赤茶の成型色とメタリックブルーの
吹きと残しも難しい部分ですが、絶妙なバランスです。
サイドから見ると、サイズを疑う程の出来で
ジャイアントサイズを超える造型です。
ジャイアントサイズは、腕が長く大きいなど
各部のバランスが良く無いですが(^^:
このスタンダードは、スタイルが良い
本格的なアーストロンになっています。
全体的にはNGタイプですが
角はOK版の角なので、カッコイイ頭部になっています。
アーストロンを後ろから見ると、チャック隠し
の2枚背ビレも、最も良く再現した
ソフビで、やや尻尾が短いのと
腕の付根が首の関着と重なるので
低いのが気になるくらいで、当時の
ソフビとしては、よく出来て居ます。
アーストロンの表面の造形は、ウルトラマンと
同じ価格でいいのか?と言うくらい凝った造りになっています。
アーストロンの可動は首(胸寄り)と、腕の付根
足の付根が可動して、表情豊かなポージングが可能です。
アーストロンの手の造形も凄いですが、爪は
けっこう尖って居て、成型色では
なく「爪」として塗装しています。
アーストロンの足にも「爪」としてシッカリ
シルバーが入っていますが
腕程は安全の為か、尖らしてはいません。
足の裏(下)には、右足にが凹モールドで
ブルマァクの刻印がありバンダイの文字が入って居て
左足にはアーストロンの文字が刻まれています。
オリジナルも、バンダイの文字が無いだけで同じです。
20年以上超えてもメンテナンスの御蔭で
アーストロンも綺麗で元気に保っています。
凶暴怪獣アーストロン・データ 身長:60メートル 体重:2万5,000トン 出身地:朝霧山付近 ●武器 口から吐くマグマ光線 スーツアクター 遠矢孝信 |
■アーストロン カラ―バリエーション
アーストロン(クリーム)茶色吹き 当時1971年 350円
アーストロン(*クリーム)青吹き 当時 350円
*クリームピンク
アーストロン(クリーム)緑吹き 2期時期 350円2079 アーストロン (赤茶)4800円 2001年
2243 アーストロン (クリーム) 4800円 2003年 二期版
アーストロン (黄色)緑吹き 6000円 2009年
アーストロン(緑) 青吹き 6,300円(税込)2013年
アーストロン(蓄光版) ピンク吹き 腹部青 6000円
アーストロン(蓄光版) ピンク吹き 腹部緑 2016年 6000円 *イベント限定
帰ってきたウルトラマン・ブルマァク【366】■メーカー・バンダイ(オリジナル・ブルマァク)
■発売元 (株)バンダイ・ホームプロダクツ事業部
■発売・Sales Year 復刻・2001年 NO.2079 元・1971年
■当時価格 4.800円
■登場作品 帰ってきたウルトラマン(1971年)
■製品仕様 全長サイズ 約22㎝
![]() エクスプラス(X PLUS) 発光ver ASIN: B07CQZKC2P 詳しく見る。 |