Introduction of Japanese toys
BANILA(Ultra man)
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー382は、ウルトラマンの
第19話「悪魔はふたたび」に
登場する赤色火焔怪獣 バニラのソフビ
B-CLUB(復刻版)のレビューです。
ウルトラマン
1966年7月17日~1967年4月9日
TBS系で放送された円谷プロ製作の空想特撮シリーズです。
放送当時はウルトラQシリーズの中のウルトラマン
として放送された為に、オープニングではウルトラQの
文字が回転して、その中からウルトラマンという
文字が出て来るタイトルが残ります。怪獣ブームを巻き起こし、最高視聴率42.8%を記録
50年以上前の子供番組ですが、今でも知らない人は
居ないと言う程の日本を代表するメジャーキャラで番組です。
■超古代文明ミュー帝国
バニラやアボラスの設定は
3億5千年前の超古代文明ミュー帝国
が、カプセルに液状化された状態で
封印したと言う科学的な分析結果?が
設定されています。
ですが…、3億5千年前って
ヒト属が、火を利用しはじめたのが
わずか、約12万5千年前ですから
億って・・・
ヒト亜科がヒト族になったのでも
約1000万年前です。
これを、3億5千年前の超古代文明
ミュー帝国の科学力だと言うのは…
そもそも、3億5千年前に文明が
在った事を証明しないと、成立しない説です。
せめて3万年前くらいに出来なかった
のか? 科学特捜隊は反論しないのか?
…不思議な科学です。
因みに、金城哲夫さんのノートでは
アボラスもバニラも宇宙怪獣と記載
されていますが、宇宙から来たのを
超古代文明ミュー帝国が封印したのか?
それ程の科学力があっても、倒せない
怪獣なのか?、液状で保存(封印)して
おく意味も…悪魔なら保存しないで
欲しいとも思えます。
この凄すぎる超古代文明ミュー帝国の
跡地は、TBS本社の裏でした(^^:
バニラを正面から見ると、アボラスと
同じく、まだ当時は怪獣を商品化するのに
特撮の撮影後に写真を撮らせてもらっていた
時期なので、かなりくたびれた状態で
変形してしまっているバニラを、そのまま
参考に造形してしまっています。
なので、顔が別な意味に怖い顔で
タツノオトシゴがモチーフのラッパ状の
鼻も潰れてしまっています。
その後、特撮の撮影前に撮らせて貰える
ようになるので、ある意味希少な時期の
キッカケになったソフビともいえます(^^:
バニラをサイドから見ると、鼻は
潰れてしまっていて、他が良いので残念です。
首や腹部下のたるみなどは、今でも
よく再現されていると感心します。
バニラを後ろから見ると、最もスゴイ
造型で、350円でいいのか?と思える
程の作りこみです。
太腿から膝?辺りの急激に細くなる
足を再現しているのも、前からよりも
後から見ると、形状がよく解ります。
ただ、特撮の後に尻尾が取れたのか?
1本のスッキリした綺麗な尻尾になっていますけども
実際のバニラの尻尾は、2本に分かれた
尻尾が絡み合った形状で、複雑な形をしています。
背中の造形の凄さは、TOPクラスです。
バニラの腕の付根と、首?(肩)と
足の付根が可動します。
残念ながら尻尾は固定です。
バニラの足の裏(下)には
左足に凹モールドで(C)円谷プロと入って居ます。
左足にはブルマァクの刻印があり
その下に横文字でPOPY(ポピー)
と黒でプリントされています。
バンダイの文字はプリントされていません。
復刻ですが18年経ってもメンテナンスの
御蔭でバニラも綺麗で元気です。
■バニラ・スタンダードソフビ・カラーラインナップ
●マルサン
バニラ オレンジ 茶吹き 1966年 350円
バニラ 黄色 茶・銀吹き 1966年 350円
バニラ 黄色 青銀・茶・銀吹き 1966年 350円
バニラ 黄色 赤・緑吹き 1966年 350円
●ブルマァク
バニラ 黄色 赤・緑吹き 1966年 350円
バニラ 黄色 赤・グレー吹き 1966年 350円
●バンダイ(ポピー)
バニラ 茶・青銀吹 2003年 4800円 NO.2299
バニラ 赤包・黄吹 2013年 1200円*限定セット売
赤色火焔怪獣 バニラ 別名 赤色火焔怪獣 武器 スーツアクター・田尻康博 デザイン・成田 亨 |
■メーカー・バンダイ(オリジナル・マルサン)
■発売元 (株)ポピー ガレージキット係
■発売・Sales Year 復刻・2003年 オリジナル1966年 NO.2299
■当時価格 4800円
■登場作品 ウルトラマン(1966年)
■製品仕様 全長サイズ 約22㎝
S.H.フィギュアーツ ウルトラマン ABS&PVC製 塗装済み可動フィギュア ASIN : B08VB4JL8C 詳しく見る。 |