孫が復活させたジャンボなマジンガーZ
Introduction of Japanese toys
MAZINGER Z
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー82は、1973年にポピーから
発売された、ジャンボマシンダー1号の
マジンガーZを、ジャンボマシーンと
少し名前を変えて、ユニファイブが
1999年に発売した、限定の復刻版レビューです。
*ユニファイブ・バンダイの子会社バンプレストの其の子会社。
HBR-9の動画・ジャンボマシンダ―マジンガーZ【1期から4期のちがいとは?】夢のロケットパンチ発射!
*ブラウザなどで読み込みが遅い場合は画面下「YouTubu」の文字をクリックして別ウインドゥでの視聴を御薦めします。
ジャンボマシーン・マジンガーZは
千葉県松戸のピアザ松戸内のコントンタウン
か、同・バンプレストコントンタウン通販部
から現金書留で限定で、消費税5%と送料を
1000円プラスして入手できた、事実上の復刻版です。
*ユニファイブ広告より
当時の宣材からは、通販限定数が800個です
から、多くても1200~1500個くらいの限定
製造だったと思われます。
ジャンボマシンダーのマジンガーZは、当時
1973年10月に試験的先行販売後に、超合金の
マジンガーZに先行して販売された、画期的
な大型玩具でした。
*超合金マジンガーZの箱にジャンボマシンダーが使用される。
ジャンボマシンダーマジンガーZは、大型で
価格も当時は玩具としては高額だった為に
発売直ぐにはヒット商品にならず、徐々に右肩
上がりに人気が上昇し、グレートマジンガーの
頃にも継続販売され、大ヒット商品になって
行きましたので、超合金と同じくラインナップ効果の強いヒット商品です。
ジャンボマシーン・マジンガーZは、箱文字
以外は殆どオリジナルと変わりなく再現され
ています。
素材はポリエチレンと塩化ビニール製なので
大きさによりは軽く造られていて、胸の赤い
ブレストファイヤーと、頭部だけがソフビで造られています。
マジンガーZの何故頭部はソフビ!?
ジャンボマシンダーの素材は、当時の技術で
は、塗装しても塗料が直ぐにボロボロに崩れて
しまう為に、子供が遊ぶような玩具には塗装は不可能と言う時代でした。
その為に、各パーツ1つは1色と言う構成で
腹部の銀だけが、シールを貼ると言う方法が
取られています。
ですが、複雑で多色の頭部をソフビにする案
こそが、ポリ製の巨大キャラクターを成立させる事になります。
塗装の進化!
ジャンボマシーン・マジンガーZは、少し
時代的に、金色のメタリック塗料が使用でき
るので、当時は黄色だった目と耳が金色に
変更されています。ビジュアル的な変更点は
それだけと言えます。
サイドから観ると、ボディは薄く足が大きい
のが解ります。コレは身長サイズが大きい為
膝から下の中に、重しとして砂鉄の袋が内蔵
されて立ちやすく、倒れにくい工夫の為でもあります。
後方から観ると、シンプルで足の間も直立の
バランスを良くする為に、少し広く取られているのが解ります。
ホバーパイルダーの造形と使い方
兜甲児が搭乗する操縦席のホバーパイルダーは
マジンガーZの頭部から脱着が可能出来ます。
頭部の合体部分に、ソフビの凸部分が在って
その突起に、ホバーパイルダーの底に在る穴を
差し込むと言う単純な合体すけども、子供が
マジンガーZを振り回して遊んでも外れ難く
外れても安全なホバーパイルダーでした。
ですが、子供はポピ二カのホバーパイルダーを
置いてしまう子が多く、大人の心使いよりも
カッコよさを優先していました。
サービスミサイルはなぜ?
ジャンボマシンダーは、足と肩にミサイルが
装着して在って、脱着が可能になっていました。
ある意味、ジャンボマシンダーのお約束の印に
なるのですが、ミサイルが無くなる事や見た目
アニメの番組には無いモノなので、個人的には
好きでは無かったです。
価格などから、大人がサービスで付けたモノで
大人になって観ると、良い玩具の味なのですけども(^^:
足の裏のコマ
足の裏には、ポピーのポピ二カ的な車輪が付け
られて居るのも、ジャンボマシンダーの特徴で
このコマは、嫌でも無く室内で走行させるのに
子供には便利だったと思います。
ですが、最も壊れる部分の1つでした。
その為か?ジャンボマシーンでは、この車輪を
少し大きな太いモノに変更しています。
ロケットパンチの使用
ロケットパンチは、外す事が出来ます。
外した部分の造形モールドも見事に再現してあるのは流石です。
ですが、箱絵や宣伝からはロケットパンチが
飛ぶと思ってた子供には、別売りのXX計画
ひみつ新兵器ロケットパンチXX-1を
買わないと、飛ばなかったのは残念でした。
腕は、ブレストファイヤーが在るので後方から
廻すと真上まで上がります。
首は、廻せば360度回りますが…マジンガーZには必要無い動きです。
箱も当時の雰囲気のまま再現されています。
ただ、ジャンボマシンダーの文字が
ジャンボマシーンで、XX計画がU計画になり
ポピーがUNi Five、版権シールやバーコードなど細部は違います。
22年以上超えてもメンテナンスの御蔭で
ジャンボマシーン・マジンガーZも
綺麗で元気に保っています。
■メーカー・MAKER ユニファイブ ■発売・Sales Year 1999年3月 ■オリジナル発売 1973年10月 ■販売価格 12000円 ■1973年オリジナル価格・2850円~3350円 ■製品仕様 全長サイズ約60cm |
超合金魂 マジンガーZ GX-70 ABS&ダイキャスト&PVC製 塗装済み可動フィギュア ASIN B01L8S3J96 詳しく見る。 |