Introduction of Japanese toys
Yatterwan(Yatterman)
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー316は、タツノコプロが
1977年に製作したアニメヤッターマンに
登場する前半の主力メカを、20年後の
1997年にバンプレストが、贈り出した
ヤッターワンのレビューです。
*バンプレスト
BANDAI SPIRITSのブランド名で
おもにプライズゲームや景品の企画・供給を行う。
事実上は2019年にバンプレストは解散しブランド名のみ残っています。
BANDAI SPIRITS・バンダイナムコホールディングスの子会社。
■タイムボカンシリーズ ヤッターマン
1977年1月1日から1979年1月27日
フジテレビ系列、毎週土曜18:30~19:00 全108話タイムボカンシリーズ第2弾のアニメで
1作目のタイムボカンのヒットの続編でしたが
さらに1作目を超えるシリーズ最大のヒット作になります。敵のドロンボー一味も人気になり玩具やプラモ
など、グッズも多数販売され2年間も放送されました。その後も、2008年にリメイク版の放送
2009年には実写映画化され
日本テレビ系列のZIP!内であさアニメとして
2015年3月~2016年3月まで
グッド・モーニング!!!ドロンジョ が放送されるなど
継続した人気を誇ります。ヤッターワンは、後に大きな打撃から
ヤッターキングに産まれ変わっている為に
後半には登場しませんが、メインメカの
イメージとしてはNO.1の人気です。
■ヤッターマンのヤッターワン
ヤッターマンに登場するヤッターワンは
文字だと区別が簡単ですが、当時の子供が
話会うには、マンと言ったのか?
ワンと言ったのか?で、誤解や聞き返しが
絶えない、ややこしいネーミングでした。
本来はヤッターマン1号とか言えば良いの
かもしれませんが、当時の子供でも1号まで
言うのがめんどくさく、起きてた珍事です。
■カッコイイだけがメカじやない!
またヤッターワンは、後にガンダムのMSや
メカをデザインする大河原邦男ですが
良い意味で、ふざけたメカが多く
「ブタもおだてりゃ木に登る」と言う
内臓のメカが発する言葉などは、昔から
あることわざのように思い込む子供が
続出する変なブームから、音楽まで出来て
おだてブタがレコード化されてしまいます。
また、ヤッターワンはエンジンで
動くのですが、その始動は古い車の
クランクを廻すと、エンジンが始動する
と言うスタートで、鼻の上の鐘は
額から出てくる手が引っ張って鳴らし
サイレンも、右手で廻して鳴ると言う
メカとしては、変わった謎な部分が多く
エネルギー源も、メカの元だと作中では解説しています。
ビックリドッキリメカの数が
内部に収まるスペースも無く
腹部にはドラムロールを演奏する
ミニメカが3体も入っていて
今週のビックリドッキリメカ!と
言う台詞の後に演奏しに出て来て>また格納される。
そもそも、消防車なのですが
内容は警察的な「正義」ですが…
なんの権限で、行っているのかなど
社会的に考えると…まったく
わけのわからないコメディです♪
メカとしても、ガンダムとは異なる
めちゃめちゃふざけたメカになっていて
メカブトンのようなメカではなくて
喋るし、性格まで持って居たり
言う事をきかない事もあるなど
逆に、それが子供には人気で最高視聴率は
28.4%も叩き出し、時間帯的にも
驚きの数字を記録します。
またヤッターワンの玩具は120万個を超える
売れ行きを記録しタカトクの記録になっています。
ヤッターワンを前から見ると…
よく、この時代にヤッターワンを
ソフビにしようと思ったな~と言うのが
正直な感想で、複雑で左右非対称の
メカを、上手く形にしています。
*レバーやサイレンなどのカラ―も
塗り分けています。
*一応、レバーは1話だと変速シフトレバーのようですが
あまり動かしません。
足は走行時に見える感じで造形されて
いるので何故だか違和感なく見えます。
*基本的にはボディと足は別で、足も
左右独立していて、勝利のポーズでは片足を上げる。
ヤッターワンをサイドから見ると
複雑な形状を立体化しているのが前からよりも解ります。
尻尾(青)は少し短いですが
シッカリ造形されています。
顔の横から後方に出ている
マフラーは、グレーかシルバー
の方が良かったですが、塗装マスクの都合かと思います。
ヤッターマン1.2号が掴む方の
取っ手は何故か赤に塗られています。
ヤッターワンを後から見ると
消防車らしい感じのホースなどが
残って?いますが・・・
そもそも何で消防なのかも謎です(^^:
背中の白い部分には刻印があり
(C)タツノコプロ
1997 BANPRESTO
CHINA
の文字が凹モールドで入って居ます。
またリモコンのコードは
青い尻尾の下から出ています。
ヤッターワンの下側は、3つの車輪の
走行ギミックで、前(写真上)方向に
安定の為に突起が1本あります。
黒い部分には
バンプレス1997
MADE IN CHINA
の刻印が入って居ます。
ヤッターワンのリモコンは
共通部品で、プリント文字が入っています。
Aボタン・前進
Bボタン・左旋回バック
単三電池2本を裏から入れます。
第二段、第三弾は写真よりも
リモコンが濃いブルーに変更されます。
箱はバンダイのブランドポピーの
超合金やポピ二カぽいカラーで
前がクリアの窓で見えるようになっていました。
23年以上経っていますが、メンテナンスの
御蔭でヤッターワンも綺麗で元気です。
■ヤッターワン 犬型メカ。 地上戦専用で飛行能力はない メカの素を食べてパワーアップし エンジン・手動?クランクハンドル式 武器 チンジャラ砲(鼻弾を連射する) クチの中からの火炎放射 尾の手前ノズルからの放水 声・池田勝。 メカニカルデザイン – 大河原邦男 |
■タツノコメカリモコンカー・ラインナップ
●タツノコメカリモコンカー(第1弾)
1.ヤッターワン
2.ガイコッツ
●タツノコメカリモコンカー2
1.ヤッターペリカン
2.メカブトン
3.ヤッターワン
●タツノコメカリモコンカー3
1.ゼンダライオン
2.ヤッターワン
3.メカブトン
■メーカー・MAKER 株・バンプレスト(現・BANDAI SPIRITS)
■発売・Sales Year 1997年
■登場作品 タイムボカンシリーズ・ヤッターマン BA-01
■価格 0円 非売品
■製品仕様 ソフビ・リモコン 全高・約12mm 幅約80mm
超真合金 ヤッターワン ユニファイブ ASIN B008NJPRKS 詳しく見る。 |
チョロ坊 タイムボカン・永大【017】