メカブトン 真合金・タイムボカン【74】

メカブトンと呼ばれないメカブトンの魅力!

Introduction of Japanese toys
Mechabuton(Time Bokan)

ホビービルドプラス宇宙九太です。

玩具レビュー73は、1975年10月4日から
1976年12月25日毎週土曜フジテレビ系
で放送していた、タイムボカンシリーズ
第1弾タイムボカンに登場するメインメカ
メカブトン*ユニファイブが、1999年
に発売したSG-01真合金メカブトンのレビューです。
*ユニファイブ・当時期のバンプレストの
子会社で1994年~2001年バンプレストに吸収合併。
*バンプレスト1999~2003年を旧・バンプレストと言う。

It is an animation work of Japan in 1975.

HBR-9の動画真合金メカブトン【母艦?ホカン?】メカブトンの部分とは?

*ブラウザなどで読み込みが遅い場合は画面下「YouTubu」の文字をクリックして別ウインドゥでの視聴を御薦めします。

タイムボカン(母艦)という名前!?

商品名はメカブトンと略されてますが
設定上はタイムメカブトンと言う名前の
カブトムシ型のタイムマシンですが
作中ではメカブトンの事をタイムボカン

と言っていてメカブトンテントウキ
ヤゴマリン合体メカと説明された
タイムボカンではメカブトンとは、何故か殆ど言われません。

それなのに、子供達ファンには今でも
メカブトンの方が、知られたメカ名
言う不思議なメインメカです。
*実際には、テントウキ、ヤゴマリンは
搭載メカと言った方が正しいメカです。

作品人気が拡大すると、タイムボカン
増えタイムドタバッタンタイムクワガッタンが加わります。

いずれも商品化される人気で放送終了後
23年経っても、その人気は衰えず
2016年にはリメイク作タイムボカン24が放送されています。


玩具のメカブトンは、ブルーメタリック
の塗装のダイキャストボディが、何より
凄くシンプルながら高級感すら出ています。

放送当時にもタカトクからZ合金として
メカブトンは発売されていますが、羽根
クリアブルーの樹脂製だったり、角も
部分的にメタリックのプラパーツで、作中
の雰囲気には、もう1つな出来でした。

ユニファイブメカブトンは、真合金の
第1弾と言う事もあり作中のメカブトン
忠実に贅沢に造られています。


サイドから見るとメタリックブルー
ボディに、白淵取りの赤いラインやY字の
マークも、当時のシールとは違いタンポ
印刷で、綺麗にプリントされています。
*タンポ印刷>用語辞典頁へ

正面から見ると、カブトムシ(オス)
角もメカぽくデザインされていて、車輪
太さも作中に近い感じです。車輪表面
残のスリッドは念ながらモールドでは無く印刷です。


斜め後方からの迫力は、重厚感が凄いです。

上に少し見えるのが搭載機のテントウキ
のトップ部分の一部です。


角の左右の部分は、作中でも回転して
活躍しますが、シッカリ回転全部ダイキャストで出来ているのは素晴らしいです。


真後ろは、最もド・シンプル1999年
発売するのに、ここまでシンプルなのも
逆に勇気がいる事かもですが、この方が個人的には好みです。


背中の羽根は、開くのに段階的なコツ
必用ですけども大きく開きます。

少しスライドさせてからで無いと大きく
開く事が出来ないようになっているのは
閉じた時の隙間が、大きくならない為と
金属の羽根の塗装が傷つかないように配慮されています。


背中のテントキを外して、メカブトン
タイヤと比較した写真です。
搭載メカでも、細部まで細かく塗装されているのが解ります。


裏側のセンターには、丸い磁石が写真の
ように埋め込まれていて、磁石の力メカブトンの背中に固定されています。


内部のメカの後方に在る、2基の噴射口
上のメタリックパーツを後方にスライド
すると左右から水平羽根が飛び出します。

作中では、羽根を出して飛ぶと車輪
格納されるのですが、そのギミック
作中は格納というか?アニメ的に消えるに近いので3D化では無理だったようです。


下面は、上がシンプルな分、手抜きなく
造形塗装されて造りこまれています。
刻印緑の部分に入って居ます。


前方にある小さいレバーを操作すると
搭載機ヤゴマリンハッチが開きます。


ヤゴマリンも、テントウキと同じく細部
までちゃんと造形、塗装されています。

何故か?タイムボカンと言うタイトルに
なってる名前を押しのけ、放送後の未来
でもメカブトンと言われ続ける不思議な
メカブトン(タイムボカン)決定版的
玩具ですのでファンの方は手元に置いておきたい1台です。

千葉県松戸ピアザ松戸内コントンタウン
での販売の他、通信販売で限定50個
販売されたのが上の当時の宣材からも
解りますので、トータル多くて数百個単位の製造だったと思われます。

また第1弾メカブトンが売れた事で
SG-01Bとしてブラックメカブトン
(クリア指人形3体入)も発売され
東京トイフェス限定300個ゴールドメカブトンクリアケース入)も記念販売されました。

21年以上経っていますが
かんたんなメンテナンスの御蔭で
メカブトン元気綺麗です。

メカブトン タイムメカブトン(タイムボカンI)データ

動力・エンジンユニット巨大乾電池状エネルギーパック2本

ツノの先が回転、地中を掘り進める。

走行・機体下部の車輪にて地上を移動。
飛行・車輪を機内に収納後、翼を出して飛行。

搭載機
テントウキ・背中のテントウムシ型小型飛行機
ヤゴマリン・腹部格納のヤゴ型の小型水中探索機

■メーカー・MAKER ユニファイブ
■発売・Sales Year 1999年
■定価 7800円
■登場作品 タイムボカン
■製品仕様 全高・約18cm

 
 

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