ヨタハチ改の空飛ぶパトカー800km!
Introduction of Japanese toys
JOKER(Robot Keiji)
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー75は、ロボット刑事の主人公
捜査用ロボットKが乗る空飛ぶパトカーの
ジョーカーCW013を、キャラウィールが
2001年に発売したミニカーのレビューです。
ロボット刑事は、1973年4月5日木曜日19:00
~、フジテレビ系で放送された、特撮ヒーロー
番組で、変身ヒーローブームが日本中を席巻
する中で、様々な変身パターンが登場してい
ましたが、変身しないロボットヒーローとして
ある意味、この時期には斬新な作品でした。
ポピ二カ・ロボット刑事ジョーカー空飛ぶパトカー!
*ブラウザなどで読み込みが遅い場合は画面下「YouTubu」の文字をクリックして別ウインドゥでの視聴を御薦めします。
タイトルはロボット刑事Kでは無い!誤解!
同原作者、石ノ森章太郎の人造人間キカイダー
との差別化も必要だったのかもしれません。
*ロボット刑事の主題歌は、ロボット刑事Kを
連呼する事から、当時の子供は番組名も
ロボット刑事K見た?などと普通に会話して
しまっていた為、ロボット刑事と言う番組名
では無いと誤認識している人も多い。
ロボットと言っても、人造人間のように変身は
しませんが、赤いスーツや白いパンツだったり
トレンチコートを着て頭には、ハンチング帽を
被るという、当時の刑事の服装などになってい
て、脱ぎ捨てる動作で戦闘モードにチェンジ
していました。
また、感情を持つロボットなのを目で表現し
通常はイエロー、怒りや戦闘モードはレッドで
悲しいとブルーに変色します。
特に、マザー(女神の巨大要塞)に向かって
悩みや弱みなど哀愁あるシーンは人間的でした
が、今からするとヒーローなのにやマザコン
ぽいのですが…要塞内部にKを造った霧島博士
が住んでいると言うだけなので…人間には理解
不能な感情です。
It is a Japanese tokusatsuHero program of 1973.
ジョーカーのベース車輌は!?
ジョーカーのベース車は、トヨタスポーツ
800、通称ヨタハチを使用しています。
今では、もったえないベースですけども
当時は安く入手出来る中古車だったそうです。
設定の最高飛行速度は時速800kmと言うのも
ベースから来てると思われますが、勿論実際に
そんな速度や機能はありません。
キャラウィールのジョーカーは、作中の実車で
フロントウインドゥと共に、ヨタハチの跡が
解るヘッドライト廻りが、けっこう違います。
前輪からのノーズの長さも、長く造られていて
良い意味(カッコイイ)では似て居ません。
サイドから観ると、ボンネットが高くなって
いるので、クルマ全体も大きく見えます。
高くしたのも、ノーズを伸ばしたからもで
伸ばしたのも、提携のホットウィールの台車
の関係かもしれませんが、ホイールベースの
短いモノも在るとは思うのですが、上手く
調整出来なかったのかもしれません。
ホイールも、作中の実車は黒いガン鉄なので
ピカピカのホイールは、多少違和感が在り
ますが、後方は半分なのでなんとか見れます。
フロントから見ると、ヘッドライト周囲の
違いから、かなり印象が異なります。
マークも、確かにボンネットの前と言う
見方をすれば位置は合ってますが…
ノーズ先端から見ると奥(後ろ)過ぎます。
後方から見ると、まったく違うクルマとして
生まれ変わっていて、ブレーキランプ類も
トヨタスポーツ800の物とは、まったく違い
ます。
また屋根上に左右突き出た後方のパーツは
ダイキャストでは無く、別パーツのゴム系
素材で出来て居て安全に配慮しています。
斜め後ろから観ると、ドア後ろのマークが
厳密のは、小さくて少し上過ぎます。
サイドウイングは、収納状態で再現して
いますが…収納時に出てる部分は伸ばした時
の大きさになっているのが面白いです。
*撮影の実車は羽根を外して交換しているので
ドア後ろの翼は収納時は小さく、伸ばすした
時のパーツが翼左右のジェット噴射部が大きい。
真上から観ると、やはりノーズが長いですが
ボンネット廻りの各部分1つ1つは、よく造り
込まれています。
屋根のパトライトも別パーツのクリアレッドで
ガルウィングの溝も造形されています。
真下から観ると、刻印は前輪と後輪の間の
左右に入って居ます。
また後方のカシメ部分は、リアタイヤから
後方はヨタハチベースの為に、ベースの長さ
が無いので、跳ね上げている為にリアタイヤ
よりも前に在ります。
パッケージは、ガルウィングから身を乗り出す
Kの写真ですが、帽子にコート姿です。
後方のサイドウイングは伸ばしてますが、台紙
のフレームエッジでカットしています。
ヘッドライト廻りは、赤いボディでライトの
廻りを白で囲んだような印象が、ジョーカーに
は欲しかった所です。
ただ、サイドからや各部はよく出来た1台です。
20年以上超えてもメンテナンスの御蔭で
ジョーカーも綺麗で元気に保っています。
ロボット刑事 K 警視庁特別科学捜査室配属の犯罪捜査用ロボット。 動力・原子エネルギー 感情の変化両眼の色 平常時黄色、怒った時戦闘時は赤、悲しい時青 目視覚回路はスペクトル分析装置内蔵 ジャンプ力30メートル。 武器・装備 ロボット破壊銃 メカ ジョーカー |
■発売・Sales Year 2001年
■当時価格 648円(税込)
■キャラウィール・ブリスター販売
■登場作品 ロボット刑事
■製品仕様 全長サイズ約7.5cm×3cm
東映特撮ヒーロー列伝 キャラウィール【85】