マッハロッド キャラウィール【73】

Introduction of Japanese toys
Mach　ROD（Super　BAROM・1）
玩具レビュー73は、超人バロム1の主人公
バロム・1が乗るマッハロッドをバンダイが
キャラウィールのＣＷ016として2001年に
発売したミニカーのレビューです。

ハミ出した拘りのスーパーマシン！

超人バロム1は、1972年4月2日日曜日19：30
日テレ系で放送された、東映の特撮ヒーロー
番組で、変身ヒーローブームが日本中を席巻
してる時期に、白鳥健太郎と木戸猛の少年2人
が、バロムクロスで変身、1人のヒーローに
なるという変わった変身が、子供に受けて
変身を真似る子供が日本中に溢れました。

ミニカーのマッハロッドも、仮面ライダーの
ようなバイクではなく、クルマを大きく改造
した、見た事も無いスーパーマシンで活躍する
姿は、他のヒーローとの違いが明確でした。

またクルマも、バロム1が腰に着けている
ボップを投げると現れる（変形）と言う機能も
ドラゴンボールのカプセルコーポレーションを
先取りしたアイテムで、ボップ自体の玩具も
発売されて大ヒット商品になっています。
It is a Japanese tokusatsuHero program of 1972.

ボップ・超人バロム・1【344】

マッハロッドのベース車輌は！？

マッハロッドのベース車輌は、放送当時は
少し古い、2代目ダットサンフェアレディの
S310型（1962年-1970年）が使用されて
いて、マッハロッドのリア廻りに、ベース
の面影が残っています。

キャラウィールのマッハロッドは、作中に登場
する2種のマッハロッドAタイプ、Bタイプの
初期のAタイプ（型）と呼ばれるタイプを商品化しています。

一番の特徴は、後方に在る巨大なローターで
設定では、最高時速マッハ2で水中や地中も
走行出来る事になっていますが…現実には
いずれも「抵抗」でしか無いのですが
当時の子供には何故か凄く
速く走れるクルマに見えた車体でした。
*Aタイプのヘッドライト位置が低い過ぎる事
から、一時期ボディ上に追加ライトが装着され
たりしましたが、Bタイプでは先端パーツを
上下逆に装着してライトの高さを上げています
けども、人気的にはBタイプは低い存在です。

サイドから観ると、ボンネットから飛び出た
エンジンから後方に伸びるマフラーの印象が
凄く、このサイズでも存在は強烈です。

実際には、エンジンもマフラーもダミーで
本当のエンジンは、ボディ内にあります。
ホイールは、マッハロッドには光沢が在り過ぎ
径も大きすぎてしまい、ぶ厚いタイヤのリム
の迫力は残念ながら再現出来て居ません。

またフロントフェンダーのマークは、狭い
スペースに略さすに入れていますけども
実車よりも小さいマークになっています。

フロントから見ると、不思議な事にバロム1の
マークの精度と綺麗差は、流石のタンポ印刷
ですが、実際のマークはサイズが大きく更に
前に付いているので、難しいサイズで印刷
されているのは不思議です。
*タンポ印刷＞用語辞典頁へ

フロントタイヤがボディからハミ出しているの
も再現されているのは、嬉しいです。けども…
実車は、もっと思い切りハミ出してています。
車検は、通らないですけども。。。

後方から見ると、巨大なローターは一応金属の
軸で固定されていて、指で廻す事が出来ます。
そのローターの下部分は、ブレーキランプなど
ベースのダットサン・フェアレディの部分が
残されてるのが解ります。

ただ、ランプやナンバーにも色が入れて
在るのは、他の車種より丁寧で凝って居ます。

斜め後ろから観ると、真横からだと解らない
オーバーフェンダーが、凄すぎるのが解り
ます。コレは提携のホットウィールの台車
を使いながら、前タイヤのハミ出しをを再現
させた、帳尻を合わせの部分で、実車よりも
大きなオーバーフェンダーなのですが
なんとかタイヤを納めています。