Introduction of Japanese toys
Masked Rider (First masked rider・1)
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー206は、東映特撮ヒーローの
仮面ライダーを、旧バンダイが
1971年にソフビ化したマスク取れソフビの
スタンダードサイズを、バンダイ系の会社
ユニファイブが2000年に復刻した
仮面ライダー(1号)ソフビのレビューです。
仮面ライダー
1971年4月3日 ~ 1973年2月10日 NET(現・テレビ朝日)今も、続く仮面ライダーシリーズの元祖
「仮面ライダー」は、後に登場する2号後は、1号ライダーと呼ばれるようになります。ただ、当初はホラー要素が強く人気は少し低くて
子供達もウルトラマンの隊長が、おやじさんとして
登場していることなどから、ギリギリ見れていた程で当時としては、タイツのショッカーですら怖い
存在でしたが、撮影中の事故から主役の藤岡弘の
交代で2号ライダーに移行すると、作品のトーンが明るくなり「変身」ポーズが追加されると人気は右肩上がりで
変身ベルトの玩具やスナックのカードは大ヒットし
関連商品は、ウルトラマンを凌ぐ勢いでした。その経緯から、変な事に1号ライダーの初代は
旧1号と呼ばれる2号ライダー基準のネーミングに
なってしまいますが、最初から見ていたファンなどこの玩具の旧1号のファンも根強く、復刻の1号も
当時の旧1号バージョンです。
ユニファイブ
株式会社バンプレストの子会社で
この仮面ライダーのソフビ復刻後の翌年
2001年9月 に吸収合併された会社で
元のオリジナルソフビ販売のバンダイ系の会社でした。
■虎からバッタへ
同時期に放送が始まった
帰ってきたウルトラマンは
マルサンから継続して
ウルトラファイトからの流れで
ブルマァクがソフビを販売しますが
このまったく新しい仮面ライダーは
中嶋製作所がタイガーマスクのソフビを
マスクが取れるギミック付きでヒットさせた事から
仮面ライダーのマスクが同じように
取れるギミックでバンダイが発売します。
少し違ったのは、タイガーマスクは
ギミックの分ソフビサイズを小さくしましたが
仮面ライダーは、カラ―的に目立たない
為に、ウルトラマンや怪獣より少しサイズを
大きくして、価格も350円に対して480円で販売します。
この価格差は大きく、あまり売れず…
仮面ライダーのスタンダードは
当時は事実上は、ミニサイズが売れるソフビサイズになります。
■人気とカラーとロッド数・逆じゃね?
しかし、徐々に仮面ライダーの人気は
上がって来た事から、スタンダードも
ロッド数(1回の生産個数)を少なくして
色も緑(深緑)ではなく、青、銀を
メインに、ロッド数事に様々な
仮面ライダーを販売する事になったので厳密な色違いが多数存在します。
これはウルトラマンには無い事ですが
仮面ライダーは1号、2号も、再登場した
1号、新ライダーと、作中の仮面ライダー自体
カラ―が明るく修正・変更されて行きました。
中でも驚くのは、仮面ライダーは
基本「クチ」のクラシャーと呼ばれる
部分がシルバーで、そこから上が
グリーン系のバッタモチーフの
ヒーローですが、逆に上がシルバーで
クチが緑と言うXライダーのような
色指定間違いなカラ―タイプが多数生産されました。
また、この時期は爆発的な
変身ヒーローブームの時期と
時代から、ニセモノも多く
作られてしまい、このライダーは
バリエーションが多い事から
悪徳業者が、造りやすかったので
当時モノを買う時は、版権刻印まで
パクられているので注意が必要です。
Xライダーのような銀ライダーの
ニセまでが、そのままパクってます(^^:
仮面ライダーを前から観ると
オリジナルの青マスクを元に
したカラーで復刻しているのが解ります。
放送当時のお祭りなどで売られて
居た、仮面ライダー「お面」も
この青いライダーでしたので
当時感がある復刻です。
逆な銀ライダーの方を持ってた方も居ると思いますが(^^:
ボディはメタリックな
ライトブルーで、当時の
グローブと同じ水色よりも
高級な感じになっています。
ベルトは1号ライダーの
白ベルトで別パーツになっています。
*2号ライダーは赤いベルト。
仮面ライダーをサイドから見ると
グローブと異なり、ブーツが
なんで白なのか?と前からより違和感を持ちます。
*オリジナルもブーツは白ですが
作中の仮面ライダーはグローブと略同色です。
以外にも、似せのパチライダーは
ブーツを別パーツにしない
コストダウンと手間を略して
いるので、グローブとブーツが同色だったりします。
仮面ライダーの後頭部には
マスクを取る時の為の切り口が
在り、広がらない(延長)ように
丸穴が造形されてます。
この個体は丸が空いてませんが
空いてる方が、長期保存的にも切れないので良いです。
後頭部の銀ラインは太いですね(^^:
マフラーは、当時の販売時期でも
多少長さも異なりましたが
少し長い時期のマフラーだと思います。
ベルトも復刻なので塗り分けも
綺麗ですけども、オリジナルは
塗り分けや、色自体もバラバラで
サイドの青いボックスなどは
表面だけとか、未塗装のベルトも在ります。
その為、自分で塗り足して
しまった個体も、当時モノには
在るので、当時モノをGETしたい方は
チェックポイントになります。
ニセはベルトが別パーツでは無い場合もあります。
マスクを取った仮面ライダーです。
ブルマァクの「彼」とは違う彼で
中嶋製作所のタイガーマスクの
「彼」に近い顔をしています。
巨大ヒーローよりは、やはり
取っても違和感なく見れます。
仮面ライダーの足の裏(下)には、左右同じで
凹モールドで 石森プロ 東映 JAPAN 2000年
両足踵に楕円の中 ユニファイブの刻印があります。
20年以上超えてもメンテナンスの御蔭で
仮面ライダーも綺麗で元気に保っています。
仮面ライダー 身長:180cm IQ600 *新1号ではパワーアップしている設定です。 新1号 身長:180cm 専用マシン サイクロン号 造形 エキスプロダクション スーツアクター |
台紙の裏側で表と略同じです。
■メーカー・MAKER ユニファイブ オリジナル旧・バンダイ
■発売・Sales Year 2000年 オリジナル1971年
■価格 4000円 オリジナル・旧・バンダイ480円
■製品仕様 仮面ライダー 全高 約25.5cm
仮面ライダー1号 海洋堂(KAIYODO) 約205mm PVC製 詳しく見る。 |