Introduction of Japanese toys
mirror man
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー204は、円谷プロが
第2次怪獣ブームに製作した
ミラーマンを、ブルマァクが販売した
オリジナルソフビ、ミラーマンのマスク取れ
ソフビのレビューです。
ミラーマン
1971年12月5日~1972年11月26日
ミラーマンは、フジテレビで毎週日曜日
19:00 ~19:30に全51話が放送されました。同年・4月に始まった円谷プロの主軸
帰ってきたウルトラマンが好調で
本来の*番組開始時期では無い12月から
始まった特撮ヒーロー番組です。*4月、10月がスタンダードな改編
■巨大ヒーローだったミラーマン
ミラーマンは、まんがで連載され
ブルマァクからもソフビが販売されて
いて、テレビ化のパイロット版でも
等身大からのヒーローでした。
*パイロット版(鏡京太郎・柴本俊夫)
ミラーマン(漫画版)ですが、実際にテレビに登場した
ミラーマンは、銀色とグリーンの
巨大ヒーローとして姿を現しました。
■右肩上がりの鏡のヒーロー
ミラーマンは、12月放送と言う
クリスマス・お正月の玩具メーカーに
合わせた異例の放送開始でしたが
ミラーマンのカラ―が発表されると
玩具メーカーは、緑は売れないと落胆します。
しかも主役はSGM(チーム)では無く
私服の記者で、SGMには飛行機も無く
チームに1つの銃が在るだけと言う
帰ってきたウルトラマンとは、大きく
かけ離れたスタートでした。
ですが、ミラーマンの武器は、多彩な
光学合成で、ウルトラマンには無い
多種多様でカラフルな合成を駆使した
見た事も無い戦いに、人気と数字は上昇して
チームにも、ジャンボフェニックスと
言う巨大合体飛行メカが加わる事態になり
ブルマァクも、当初は2種のミラーマンの
ソフビを販売しただけでしたが
急遽、新型で*マスク取れも追加して
4倍もの8種ものサイズ↓違いを発売する事になる人気番組になります。
*ミラーマンでは面替と記載される事が多い。
右側の水色の1体が71年販売の450円サイズで
350円サイズは、もう映って居ませんが
1つ前のカタログには映っているので、売り
切った時期のようです、後に450円サイズは
在庫が多く出て来た事からも、1972年の新型
の方を売り、また子供達も72年型を好んで買ったと思われます。
自身も、当時72年型のソフビを買って居ます(^^:
また、カタログフレームの下に敵のインべダー
のソフビが在るのですが全て画面の写真なので
敵キャラは後回しで、まだソフビの試作品も
無い時期のカタログだと言えます。
71年版は、当時のオリジナル在庫が
出て来た事で、ヘッダーや台紙付きでも
あまりプレミアは着いていませんが
72年版の面(マスク)の型が無いようで
円谷コミュニケーションズの復刻からは
当時発売されなかった*NGの顔で発売されて
いる為に、72年版のオリジナルミラーマンは
マスクや塗装の剥げが無いと、復刻の現状からも高価です。
*NGマスク・やや角がたっていて額のクロスが
大きく高く出ている。(凸)
ミラーマンを前から観ると
72年型は略目が赤になっているのが
ポイントで、緑部分もカタログよりも
明るくなっています。
ミラーマンを前から観ると
72年型は略目が赤になっているのが
ポイントで、緑部分もカタログよりも
明るくなっていますし、48年経っても
綺麗でグリーンの発色も良く保っています。
*ミラーマンは、放送開始当初は
目の電飾を点灯させてなかった
為に、かなり濃いオレンジに見えました。
胸板などは、ミラーマンは
ウルトラマンのような胸の段差や
筋肉は無いのですが、けっこうな
マッチョに造形されています。
またグローブやブーツも、スーツ
との段差は、時代的にハッキリと造型されています。
ミラーマンをサイドから見ると
ベルト(の模様)の位置が高いのが解ります。
マスクの造形も、71版より
テレビのミラーマンに近く
ウルトラマンのように前・後で
分離していない、頭部の造形が綺麗です。
後頭部には、マスクを
取る時の為の切り口が在り
広がらない(延長)ように
丸穴が造形されてますが…
穴が空いてない個体だったのか?
延長して少し切れて居ます(^^:
背中には、ウルトラマン程では
ないですが、チェック隠しの
ヒレが在るのですが、グローブ
などに反して、ヒレは無い造形になっています。
また、ミラーマンはベルト部分で
上下のセパレートの2ピース
スーツで、ウルトラマンのように
上半身と下半身が繋がっていませんが
ベルト部分の模様も、繋がって居る感じの造形です。
マスクを取ったミラーマンです。
巨大なヒーローには微妙な感じで
ゾフィ―などと同じ男性の顔ですが
髪の毛は茶髪です(^^:
この髪の毛のカラ―も、濃い茶色と
明るい茶色が存在します。
*写真は明るい茶色です。
中の人間の男性の顔は全て同じ
顔のソフビが使用されています。
ミラーマンの可動は首(マスク・中)
と、腕の付根、足の付根が可動してポージングが可能です。
肘は固定ですが、少し曲がって
いるので、腕のポーズ変えは
いろいろ変化を出せます。
足の裏(下)には、右足に凹モールドで
(C)円谷プロ ミラーマンの文字が刻まれています。
左足には、ブルマァクの刻印文字があります。
48年以上超えてもメンテナンスの御蔭で
ミラーマンも綺麗で元気に保っています。
ミラーマン 身長:170センチメートル ~40メートル 体重:70キログラム ~3万5千トン 武器 スーツアクター・天野潔 デザイン・前村教綱 |
■ミラーマン・ブルマァクソフビラインナップ
1971年
ミラーマン スタンダード 350円
ミラーマン 大サイズ 450円
1972年 追加販売
ミラーマン ジャイアント 1500円 面替
ミラーマン 特大 750円 面替
ミラーマン 650円
ミラーマン 550円 面替 *目金
ミラーマン 380円 面替
ミラーマン150円 面替
ミラーマン100円
ミラーマン 80円
●円谷コミュニケーションズ
ミラーマン(面替)6000円*
●ブルマァク 復刻
ミラーマン (やまなや) 4000円*
面替ミラーマン ミドルサイズ& 「怪獣郷」鋼鉄竜 アイアン二代目 セット 10000円 2006年 *誌上販売
プレミアムミラーマン27 メタリックグリーン 7,500円 2015年
プレミアムミラーマン27 メタリックブルー 7,500円 2015年
プレミアムミラーマン27 蓄光 7,500円 2015年
プレミアムミラーマン24 メタリックグリーン 6,500円 2015年
プレミアムミラーマン24 メタリックブルー 6,500円 2015年
ミラーマン 6,480円(税込)2018年
*円谷エンタープライズ用の当時未発売ヘッドを使用。
■メーカー・ブルマァク
■発売・Sales Year 1972年
■当時価格 380円
■登場作品 ミラーマン(1971年)
■製品仕様 全長サイズ 約20㎝
ミラーマン PVC&ABS製 可動フィギュア 塗装済み完成品 詳しく見る。 |