特異なレオ・ブルマァクソフビ・小の魅力!
Introduction of Japanese toys
UltramanLeo
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー104はウルトラマンレオの当時の
ブルマァク・ソフビ(小)サイズのレビューです。
ウルトラマンレオは、1974年4月12日~
1975年3月28日に、TBS系で放送された
円谷プロ製作のウルトラマンシリーズです。それまでの、ウルトラマンがM78星雲の
光の国から来たウルトラマンなのに対して
L77星から来た、別の星のウルトラマンと言う
設定で、主人公が所属する防衛チーム
MAC(マック)の隊長が、モロボシ・ダンで
ウルトラセブンが正体を知っていて
主役のオオトリ・ゲンを鍛えると言う
斬新なスタイルの作品でした。
このソフビのレオは、ある意味贅沢な作りの
ソフビでY字のバンザイタイプが多いサイズ
なのに、肩(腕)の2カ所(左右)と、腰が可動します。*腰は接合度が高い関着。
また目の塗装も黄色ではなく、金色で塗装されています。
作りとしても成型色が上半身と下半身が異なり
上半身はライトグレーで、下半身が赤で成形
されていて腕も赤い成型色と、分けて作られています。
つまり上半身の頭部やプロテクター(胸部分)
は未塗装で残していて、赤い部分が塗装してあります。
ただ、腹部の文字は筆で後から、腕のブレスレットと同時に塗っています。
その為、上半身の赤が状態のよく無いソフビは
ライトグレーが薄く見えてきてしまっています。
この塗り分けで、頭部を残す方法の為に
同サイズのY字バンザイタイプや、その上の
ミニのレオは青っぽいグレーの頭部や
プロテクターなのに対してかなり白いに近い
グレーで存在する唯一のブルマァク販売のウルトラマンレオです。
レオをサイドから見ると後頭部もグレーで
成型色のままなのが解ります。*本来のレオの後頭部下半分は赤。
また、レオの頭部の成型色のツヤに対して
ブレスレットは筆塗りの塗装(塗料)なのが解ります。
レオを背中から見ると、プロテクター周辺の
塗装マスク部分の、あまい部分が在るのが解ります。
また背ビレを上半身と下半身を揃えると 左足
が前に一歩出たポーズなのが解ります。
おそらく、バランス的に頭部が大きい為に
足を前に出したようですが、実際には腕の位置
(前後)でバランスを取らないと、上手く立ちません(^^:
足の裏には右足にはウルトラマンレオの文字が
左足には円谷プロとブルマァクの刻印文字が
小さいですけども、シッカリと入れられています。
■セット売りの可動小ソフビ
元々はセット売りで、販売後半に単品で販売された小サイズの1つでした。

上の写真のセットはウルトラマンキングが
入って居る事からもシリーズ終盤から番組
終了後に在庫処分的に発売されたセットで、玩具店のシールでは3体で450円でした。
ウルトラマンレオ・ソフビ(ブルマァク)
レオのソフビは、ブルマァクからは7種発売されました。
この小サイズ1つ上には約13cmのミニソフビ
と、呼ばれる怪獣と*同サイズのY字の*バンザイタイプが在ります。
1つ下には、小サイズの半分ほどの同じくバンザイタイプが存在します。
*同サイズですが、ややウルトラマンは怪獣よりも多きく作られていました。
*両手を上げた固定の腕でY字型とも呼ばれます。
当時オイルショックで、輸送費用などの関係
からも地域や時期で小さいサイズは、販売価格が多少変わっていたようです。
1つ大きいミニは150~200円、小サイズ100~150円、Y字小60円
マグマ星人、ブラックギラス、レッドギラスなどのミニ怪獣は1体100円でした。
45年以上超えてもメンテナンスの御蔭で
ウルトラマンレオ(小)も綺麗で元気に保っています。
■メーカー・ブルマァク
■発売・Sales Year 1974年
■当時価格 セット販売~単品100~200円*
■登場作品 ウルトラマンレオ
■製品仕様 全長サイズ約11cm*オイルショック時とブルマァクが倒産近く・地方での販売価格が異なる。