Introduction of Japanese toys
Bio Planet WoO (Tsuburaya Productions)
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー438は、生物彗星WoOに
登場する主人公の生物彗星のソフビを
バンダイが円谷ヒーローシリーズとして
2006年に発売したWoOのレビューです。
生物彗星WoO
2006年4月9日~8月13日
NHKデジタル衛星ハイビジョン放送の
特撮テレビ番組。全13話。原案はウルトラマンの先祖的な企画で
ウルトラQより前の1963年に円谷プロの
初のテレビドラマとして企画された円谷空想科学映画劇場「WOO」です。
故郷を失った宇宙生物WOOが
アンドロメダ星雲から地球に漂着し
カメラマンの秋田譲二に助けられ
ともに不可解な事件を解決してゆくストーリーでWOOはゲル状の不定形生物で、通常は
眼しか見えていないキャラクター
だった事から「姿」が目だけの
主人公と言うことからもNGになった企画を原案・円谷英二と言うコピーと共に
WoOに「姿」を与えて製作された特撮番組です。
■ウルトラの先祖WOOのDNA
WOOには、ウルトラシリーズに
後に反映される要素が沢山
含まれていて
アンドロメダ星雲から宇宙を
漂流して地球に漂着する部分は
勿論、他の星雲M78から来る
ウルトラマンで、セブンで
カメラマンの秋田譲二に助けられ
ともに不可解な事件を解決してゆく
と、言うのもウルトラマンの
基本的な地球に滞在するDNAとして
使用されています。
「眼」しか見えていない。
と、言うのも実はセブンの企画で
ウルトラアイと言う題名に使用
予定でしたがNGになり、変身時の
アイテムや初期のモロボシ・ダンの能力に残っています。
39本で3クールが予定され、主役が
1クールごとに交替する案が記載
されていて、ウルトラマンネクサス
では、変身できるデュナミストが
変るという形で主役の交替が実現
しています。
この眼だけを元にして、目が
大きく、形状を変える生物として
ポルナレフ彗星からやってきた
生命体WoOがデザインされました。
生物彗星WoOを前から観ると
丸い大きい目があり…
足が2つ見えるだけです(^^:
目は別パーツに見える造型
と塗装なのは、ソフビとしての技術を感じます。
足の爪なのども、略さずに
細かく造形されているので
2分の1サイズのプロップに感じます。
厳密にはグレーの模様の形状と濃さが少し違います。
生物彗星WoOをサイドから見ると
角?の細さや尻尾の造形も・・・
ソフビとしては、別パーツに
したくくらいの長さですが
一体成型で抜いています。
足は別パーツになっていると
言うか…別パーツなのですが
下の部分と言う感じなので…
裏の部分の写真を見てください。
尻尾の付根のシワは一体成型の
部分なのに、けっこう深いシワ
として造形され、先端の爪?も
塗装でハッキリ区分されていて
別パーツのような感じです。
生物彗星WoOを後ろから見ると
角?の後側のスジ?や、尻尾の
付根のシワも略さずに造形されています。
少し見え難いですが、足の
踵部分も細かく造形し塗装されています。
生物彗星WoOの可動は、…無いデス(^^:
生物彗星WoOの足の裏(下)は
驚く事に、足の裏にしか無い
カラ―のピンクが塗装されています。
通常のソフビの場合足の裏に
塗装する事すら略されるか
全体の包み塗装色ですけども
足の肉球?の塗装マスク型を
作って、わざわざピンクを
入れているのは驚きます。
パーツとしては、胴体部分と
下の部分と言うのが、写真を見れば
解かるアングルです。
足の間には凹モールドで
(C)NHK・円谷プロ
WoO
BANDAI 2006
CHINA
45714
と入って居ます。
ウルトラシリーズでは無いので
ウルトラ怪獣でも無い事から
バンダイは円谷ヒーローシリーズ
として出していますが
ウルトラ怪獣のようなEXでは無い
SPとして販売しています。
数や発売期間が短かったのもあり
現在では定価の4~5倍のプレミアになっています。
16年以上超えてもメンテナンスの御蔭で
生物彗星WoOも綺麗で元気に保っています。
生物彗星WoO 体長 20cm 体重 2kg 出身地 宇宙(*ポルナレフ彗星) 能力 弱点 WoOの声・藤巻恵理子 デザイン・丸山浩 キャラクター造形・開米敏雄 |
■メーカー・怪獣郷 |
![]() 円谷プロダクション (監修) ISBN-10 : 4096822353 詳しく見る。 |