Introduction of Japanese toys
SADOLA(Return of Ultraman)
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー697は、帰ってきたウルトラマン
第3話「恐怖の怪獣魔境」に
登場する*岩石怪獣サドラーの
ブルマァクソフビレビューです。
*足裏の記載がサドラーなのでサドラーと記載します。
1971年4月2日~1972年3月31日
TBS系で放送された円谷プロ製作の特撮番組です。スペクトルマンと共に、第二次怪獣ブームを牽引し
長いウルトラマンシリーズの中で、最も多くの
ソフビを販売、ラインナップした番組で
売る怪獣が足りない為に、番組後半には1話に
新しい2体の怪獣(怪獣・宇宙人)を登場させると
言うソフビ販売サイドからスポンサーとして
要求が実現する程の大ブームになります。
■サドラー?・サドラ?問題
岩石怪獣サドラーは、サドラーとサドラ
の2つの記載が在る怪獣でしたが
1988年にテレビ東京で放送された
「ウルトラ怪獣大百科」の中で
サドラーと呼ぶのは誤りとされた事から
現在ではサドラと記載されるようには
なっていますが・・・
当時世代としては、どちらかと言えば
サドラーで、帰ってきたウルトラマン
当時の「怪獣音頭」の中でも
ドヒャッと出てきた怪獣は~
サドラーくんでは御座います~♪
と、言われていたりしたので
やはり「サドラー」が馴染みやすく
音頭は歌の流れでとも言われますが
当時販売されたブルマァクの販売した
円谷プロの公式の版権ソフビには
「サドラー」と↓記載されているので
2012年の*新造形の復刻でも
「サドラー」のままの記載で販売
され2015年の復刻ソフビで「サドラ」
で販売していますので
修正するなら、今回のソフビの版権
時で、統一するなら当時許可した
サドラーで統一して欲しかった気がします。
*元型が無い(紛失・破損?)ようで
サドラーは帰ってきたウルトラマンの
怪獣でも、復刻ソフビでも新造形になっています。
岩石怪獣サドラーを前から観ると
レッドキングをさらに誇張したよ
うなパターンのボディと腕、足の
怪獣で、足の先と、手首から先が
ハサミの形状になっています。
頭部は左右に角のように伸びた
形状になっていて、目は当時の
塗装として当たり前だった手書き
の目が描かれています。
岩石怪獣サドラーをサイドから
見ると、単純なパターンですが
かなり凝った造形な怪獣なのが
解ります。
シッポは左側に少しカーブして
いて、尻尾の先端も*ハサミになっています。
*実際にはハサミではなく突起が
複数あるのが正しいシッポ。
岩石怪獣サドラーを後ろから見ると
スーツアクターの入るジッパー隠し
の段差が造形されています。
塗装的にも、そのセンターの
ラインにブラウンが吹かれています。
岩石怪獣サドラーの可動箇所は
首と腕と足の着け根の関着で可動します。
シッポは可動しそうですが
ボディと一体で可動しません。
岩石怪獣サドラーの*足の裏(下)
には、左側に凹モールドで
ブルマァクと円谷プロの刻印があり
右側にはサドラーの文字が入っていて
帰ってきたウルトラマンの文字は
入っていません。
54年を経ても、メンテナンスの
御蔭で、岩石怪獣サドラーのソフビは綺麗に保って元気です。
岩石怪獣サドラー 身長:60メートル 出身地 霧吹山 ●武器 ハサミは鋼鉄をも切り裂く 地底怪獣グドンの捕食対象 造形 開米プロダクション スーツアクター 遠矢孝信(ノンクレジット) |
■岩石怪獣サドラー バリエーション
・岩石怪獣サドラー オレンジ 350円 1971年
・岩石怪獣サドラー オレンジ 手足ハサミが金色 6000円 2012年 *新復刻版
・岩石怪獣サドラ オレンジ 手足銀・腹部青メタル吹き 6000円 2015年 *新復刻版
■メーカー・ブルマァク ■発売・Sales Year 1971年 ■当時価格 350円 ■登場作品 帰ってきたウルトラマン(1971年) ■製品仕様 全長サイズ 約22㎝ |
![]() ウルトラマンロゴ MATロゴ 隊員シルエット ASIN ・B096MFXQDW 詳しく見る。 |