ホンダ■小型ミッドシップの魅力
Introduction of Japanese toys
HONDA Beat
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー30は、1991年~1998年に
ホンダ技研工業から発売されていた軽自動車
ビート(Beat)を、ノレブ(NOREV)が
2008年に国産名車コレクションのライン
ナップで発売したミニカーです。
*国産名車コレクション・アシェット
コレクションズ・ジャパンから発売された
書籍。メインですが形は付録として売られたミニチュアカーです。
ビート(Beat)は、1991年当時FF形式の
車ばかりだったホンダから、ミッドシップ
レイアウトの後輪駆動のクルマとして発売
され、注目を集めた1台でした。
ミニカーは、1/43スケールですが実車が
軽自動車で小さい為に、ミニカーでも小さく可愛い車体です。
サイドから観ると、実際のビートは
前が13インチで後が14インチと言う前後異型
タイヤが装備されていましたが、ミニカーは
同じサイズのタイヤ・ホイールです。
ドア後方の吸気口は、プリントで穴は開いて
ませんけども艶消しの処理なので、雰囲気的
には、その下のBeatの文字が目を引くのも
あって問題ない感じです。
このシリーズは、タイヤと台が干渉している
ので、処理などをするのを御薦めします。
*詳しくはミニカーのタイヤがパンクする!?
拘りのクルマの拘り部分!
前から観るとライトユニットが別パーツなのは
素晴らしいが、若干の隙間が見えるのが惜しい
ですけれども、ホンダHマークやウオッシャー
ノズルなど、スケールと言うよりもミニカー
サイズ的に、よく再現してあります。
ナンバーの左右のダクトも、凹みと艶消しの
黒い塗装でよく出来て居ます。
リアもブレーキランプユニットはクリアの別
パーツで出来ていて、フロントよりもリアの
ナンバー左右の凹み艶消し塗装は、いい感じに
出来ていて少し驚きます。
上から観ると、実車の運転席は助手席より少し
広いのですが…同じ幅のようです。
MRなので拘ったのか?幌の後ろのダクトは
プリントではなく凹みに塗装を入れているのは
サイズ的にも驚きです。
内装は造り的には普通な感じですが、細かい
筋堀りなどで、可能な限り再現しています。
MR(座席後にエンジンが在る)なのもあって
フロントのダッシュボードにスピーカーが在る
のも、再現されています。
真下から観ると、下廻りも再現されていて
マフラーが塗装されているのに少し驚きます。
刻印は前タイヤよりい在ります。
ボディとの接合は、後ハメ込式の前ネジ1本で
留める方式ですので、分解して内装を凝りたい
方などには、カシメでは無いので楽に分解して
作業出来ます。
ホンダビート 1991年 ~1996年 定員 2名 エンジン E07A型:直3 SOHC 656cc 最高出力 64PS 変速機 5速MT サスペンション 全長 3,295mm ホイールベース 2,280mm 車両重量 760kg |
■発売・Sales Year 2008年
■実車 ホンダビート(Honda Beat)
■価格 1790円
■製品仕様 1/43スケール クリアケース入り
