Introduction of Japanese toys
BEMLAR(Ultra man)
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー225は、ウルトラマンの
第1話「ウルトラ作戦第一号」に登場する
宇宙怪獣ベムラーをウルトラマン25周年に
バンダイが限定復刻したソフビのレビューです。
ウルトラマンは、1966年7月17日~1967年4月9日
に、TBS系で放送された円谷プロ製作の空想特撮シリーズです。放送当時はウルトラQシリーズの中のウルトラマン
として放送された為に、オープニングではウルトラQの
文字が回転して、その中からウルトラマンという
文字が出て来るタイトルが残ります。怪獣ブームを巻き起こし、最高視聴率42.8%を記録
50年以上前の子供番組ですが、今でも知らない人は
居ないと言う程の日本を代表するメジャーキャラで番組です。
■4年後の第1号
ベムラーは、今も続く長いシリーズの
ウルトラマン第1話の怪獣ですが
放送当時は、ソフビ化はされませんでした。
当時は、放送前に玩具メーカーが
発売準備をするような、習慣は無くて
放送してから、人気が在る番組の
メインキャラが商品化されるくらいで
1話だけの敵キャラを、商品化する事は…まずありませんでした。
ですが、ウルトラマンは爆発的な大ブームに
なった為に、雑誌や本、レコードなどの
メディアに登場する人気怪獣は、放送後でも
商品化される異例なマーチャン展開を
した番組で、ベムラーはバルタン星人や
レッドキングなどのキャラクターの陰に
隠れ、結局販売されたのは放送後の
1970年のウルトラファイトの時期で
第2次怪獣ブームの初期に、やっと発売されました。
ベムラーを前から見ると・・・
ちょと赤ちゃん体形なベムラーで
頭部が大きいのが解ります(^^:
色的には、ブルマァクのオリジナル
カラーを再現していますけどもトカゲ感が強くなるカラーです。
両手も、小さくはしていますけども
今のベムラーのソフビからすると、けっこう大きめです。
ベムラーをサイドから見ると
頭部とボディの接合部も関着として
角度がついていて、下を見下ろす
ような写真を参考にしたような形状になっています。
頭部のトゲが短く、略同じ
高さになっているのが、1番残念なポイントだと思います。
尻尾は、短いですね(^^:
ベムラーを後ろから見ると
別の怪獣のように見えます(^^:
足や腕は、ウロコ状なのですが
縦横のマス型になっているのも違う怪獣の雰囲気になっています。
ベムラーの足の裏、右後には
ベムラーと入って居ます。
左足は(C)円谷プロと入った下にブルマァクの刻印があり
その下にBANDAI1991JAPNAのシールが貼ってあります。
ベムラーの可動は、首(近辺)と
左右の腕の付根と、左右の足の付根が可動します。
実際の番組に登場するベムラーは
首?と言うようなピンポイントな
部分は無く、体ごと目線を向けて
見る怪獣なので、作品より豊かな表情に見えます。
これも復刻ですが、既に25年を超えて
30年近くなってもメンテナンスの御蔭で綺麗に保っています。
販売方法も基本は裸に紙タグがゴムひもで
付いていました。
デザインは上のモノが殆どで、89.90年には
単色のタグがありました。
また一部、袋入りヘッダーが付けられたり
91年の最後にはセット売り販売もされていますけども
当時の普通の玩具店では販売されず
大きな玩具店やマニア向け玩具に力を入れている
店舗のみで売られていました。
●宇宙怪獣ベムラー ラインナップ
ブルマァク
ベムラー(クリーム色)ミドリ吹 1970年 350円
ベムラー(クリーム色)ミドリ・青メタ吹 1970年 350円
バンダイ
ベムラー(クリーム色)黄ミドリ・青メタ吹 1990年 2500円
ベムラー(クリーム色)ミドリ 1991年 2500円
ベムラー(レッド)青メタ吹 2000年 5040円
ベムラー(クリーム色)黄・金吹 2007年 5250円
ベムラー(明紫)青メタ・赤メタ 2010年 6300円
ベムラー(蓄光)黄・青メタ吹 2015年 16200円*限定福袋
ウルトラマン生誕25周年記念ソフビリスト
宇宙怪獣ベムラー 身長:50メートル 宇宙空間をマッハ1.3の速度で移動 青い球体に変身可能。 ●武器 口から青色熱光線を吐く。 スーツアクター:荒垣輝雄 |
■メーカー・バンダイ(オリジナル・ブルマァクン)
■発売元 (株)バンダイ
■発売・Sales Year 復刻・1991年 オリジナル1970年
■当時価格 2500円
■登場作品 ウルトラマン(1966年)
■製品仕様 全長サイズ 約22㎝
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