ntroduction of Japanese toys
Castle of Cagliostro Special(Lupin III)
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー504は、ルパン三世
カリオストロの城に登場する3台の
クルマをバンダイが、キャラウィール
CW027として2002年に発売したミニカーのレビューです。
*フィアット500と言うのは日本的な
言い方ですが…ここでは商品名として使用します。
ルパン三世カリオストロの城
1979年12月15日公開
劇場版第1作ルパン三世 ルパンVS複製人間
に続く劇場版第2作目として制作され
テレビの第2シリーズ放送中に公開された映画でした。テレビの第1シリーズで着用していた緑ジャケット
を着て、車も第2シリーズのアルファロメオでは
なくて、第1シリーズ後半に登場したフィアット・500を使っています。
■ルパン三世・宮崎駿作品
宮崎駿は、大塚康生の指名で
日本アニメーションの赤毛のアン
を降板して監督する事になり
作画監督に大塚康生が製作していた
事で、後々~現在も人気のある
作品ですが、後々の10億円を軽く
越える作品からすると、興行収入は
6億円しかいかず…
当時、劇場に足を運んで見たと言う人は少ない。
風の谷のナウシカ 興行収入 14・8億円
となりのトトロ 興行収入 11.7億円
魔女の宅急便 興行収入 43億円
紅の豚 興行収入 54.0億円
もののけ姫 興行収入 201.8億円
同年夏公開の銀河鉄道999は実写を
含めた邦画配給収入トップになる大ヒットで
12月の公開時期には、007ムーンレイカー
スネーキーモンキー蛇拳、マッドマックス
などのライバル映画が同時期に公開され
邦画でも戦国自衛隊のヒットが在る中で
ルパン三世は、宇宙戦艦ヤマトの流れで
勢いのある松本零士作品、銀河鉄道999の
人気には遠く及びませんでした。
ですが、宮崎駿と言うアニメーターが
注目されだすと、テレビの放送などから
人気がUPし、ジブリ作品と共に数年の間を経て
テレビでの放送が繰り返し続けられ、ルパンの
乗るフィアット500はイタリアも不思議がる
人気を日本に起こす事になった異色な映画です。
ルパン三世カリオストロの城スペシャル
と、言う宣伝や記載が在りますが…
商品にはスペシャルの文字は在りません。
ですが3台のセットで、ブリスターパック
を、更にもう1度ブリスターパックで
1つにしているので…他の箱売りのセット
などとは異なるので、本来は単品売りを
視野に入れていたようですが…
やはりフィアット500以外は、あまり
売れない可能性は…あります(^^:
セットも右側(上手)をフィアット500
にしていて、センターでは無いのも
日本的なパッケージングです。
*舞台などで向って右を上手。左を下手と言う。
当時の感覚では、ミニカーは1台
300円台という感じなので、3台で
2980円の此のセットを買う人は少なく
そもそも、仕入れる店舗も少なかった
ので、高額のプレミアになっている為に未開封です。
パッケージのイラストの次元は乗り出し
すぎで、ミニカーとは「状態」や
載せているモノは異なります。
フィアット500はルパンと次元のミニ
フィギュアが付属していて、次元は
ルーフから銃を構えて身を乗り出しています。
ルパンは主役ですけども、運転している
ので、…あまりよく見えません(^^:
日本ではフィアット500とか、近年は
FFのフィアット500が在るので、初代
フィアット500などと呼ばれますが…
このフィアット500は、2代目なので
若干ややこしい…です(^^:
イタリアではNUOVA 500と呼ばれ
2代目なので、新500とも呼ばれます
*500をチンクェチェントと発音しますが
フィアット・チンクェチェントは、また
別の1991年~のフィアットチンクェチェント
を指す事が多いので、この2代目は
NUOVA500(ノゥバ・チンクェチェント)と言う方が間違いが少ない。
イラストのフィアット500は水色で
ターボエンジンが搭載され、レバーで
ターボが始動し100キロ以上で疾走するとあります。
この設定は、スーパーチャージャー
になっている記載も多いのと
大塚康生がスーパーチャージャーと
記載しているので、この台紙の
解説の方が間違いだと思われます。
スーパーチャージャーもターボも
インタークーラーを性能UPさせたいなら普通…搭載します。
エンジンを載せ替えているとして
水冷だとラジエーターも必要で
RRなのか?四駆なのか?改造分部は
解かりませんけども、リアエンジン
では、厳しい改造になるレイアウトです。
スーパーチャージャーを付けている
実車は存在します。
レバーで始動する。…と言うのも?
後部のエンジンハッチが跳ね上がり
空気を吸い込み&放熱しやすくする
だけで、ハッチが跳ね上がるレバーだと思います。
シトロエン2CVの台紙のクラリス
は笑顔ですけども
このクルマの運転中の衣装ですが
運転中には追われて、気を失うので笑いません。
作中のクラリスが乗るシトロエン2CV
のボディカラーは、このミニカーより
もっと濃い台紙のイラストのような濃いピンクです。
シトロエン2CVのTOPから後方の
幌も作中のカラ―は茶色ですが
ライトグレーになっています。
またミニカーにはフロントの
ナンバープレートは無く
リアにのみ在りますけども…
コレは、当時のアニメの精度で
前のナンバーは、在るカットと
無いカットがあります(^^:
また、このミニカーのリアの
ナンバーは「F-73」ですが
「F-14」になっているカットもあります。
73と14は…見間違え難いと思うので
ハンバー・スーパー・スナイプの
ナンバー「C-14」と混同してしまった結果だと思います。
シトロエン2CVのパッケージ裏は
幼少時のクラリス・ド・カリオストロ
が、若き日のルパンと会っていますが
覚えてはいない事なのですけども
パッケージの解説では「再会」と記載されています。
ハンバー・スーパー・スナイプは
クラリスを追うカリオストロ伯爵の
部下たちが運転していたクルマです。
イギリス製のリムジン1940年式で
「C-14」のナンバープレートが
ついていてミニカーでも再現されています。
ボディカラーは、ワインレッドに
近いですけども、作中はブラウンです。
ハンバー・スーパー・スナイプは
ブリスターパックの状態では
ボンネットの上に1人乗っている
ように入っていますが、配置の指示が
記載されていますので、乗っている
のでは無くて、封入の仕方上で
そう見えるだけです。
ハンバー・スーパー・スナイプの
パッケージ裏には、マグナムの弾
も跳ね返す特殊なタイヤを履いて
いる事が記載されています。
20年を超えてもメンテナンスの御蔭で
ルパン三世カリオストロの城の
セットも色焼けもなく綺麗に保っています。
●フィアット500スペック
2代目 NUOVA 500
販売期間 1957年~1977年
製造国 イタリア
設計 ダンテ・ジアコーサ
ボディタイプ
2ドアセダン
2ドアコンバーチブル
3ドアワゴン
3ドアバン
駆動方式 RR
変速機 4速MT
車両寸法
ホイールベース 1,840mm
全長 2,970mm
全幅 1,320mm
全高 1,320mm
エンジン
空冷直列2気筒OHV
排気量479cc・15PS
排気量499.5cc 21.5PS
最高速度95km/h
●シトロエン2CVスペック
製造国 フランス
販売期間1949年~1990年
設計 アンドレ・ルフェーブル
デザイナー フラミニオ・ベルトーニ
乗車定員 4名
ボディタイプ 4ドアファストバックセダン
駆動方式
前輪駆動(タイプAWはツインエンジン四輪駆動)
エンジン
空冷水平対向2気筒 OHV
(type A375cc, type AZ425cc
2CV-4: 435cc, 2CV-6: 602cc )
変速機 4速MT
*限定・他詳細が異なる多様な使用があります。
●ハンバー・スーパー・スナイプスペック
1940年式
スーパー・スナイプ(Super Snipe )
と言うイギリスメーカーで
別のイギリスのメーカールーツが
ハンバーのブランドで1938年から
1967年まで製造していた大型乗用車で
カリオストロに登場したのは戦前型と
呼ばれ、マークⅠとも呼ばれます。
1938~1940年の40年式と設定されています。
マークⅡ以後は、ヘッドライトや
グリルなどが異なりアニメ的な
レベルでも、まったく異なる容姿です。
*1948年~がマークⅡ、1950年がマークⅢ
戦争が在るのでクロスや空白が在る。
エンジン
サイドバルブ式直列6気筒4,086 cc
ホイールベース2,896 mm(114インチ)
最高速度は127 km/h
4ドアセダンの他に4ドアスポーツセダン
2ドアドロップヘッドクーペの三種が存在します。
販売・約1,500台
■メーカー・バンダイ キャラウィール ■発売・Sales Year 2002年 ■当時価格 2980円(税込) ■登場作品 ルパン三世カリオストロの城(1979年) ■製品仕様 全長サイズ 約36㎝×約24cm |
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