CVF・ウルトラセブン飛行形態【491】

Introduction of Japanese toys
Ultra Seven Flight form

ホビービルドプラスの宇宙九太です。

玩具レビュー491は、ウルトラセブンの
飛行形態をCVF特撮王シリーズとして
発売したウルトラセブンの飛行形態の
ソフビのレビューです。

ウルトラセブン
1967年10月1日～ 1968年9月8日

TBS系で放送された
円谷プロ製作の空想特撮シリーズです。

ウルトラマンとは異なる侵略をテーマにした
ＳＦ色の濃い内容で、今でも多くのファンがいる
名作で、その後ウルトラ兄弟の設定が追加され
ウルトラマンシリーズの1本とされていますが
放送当時は、独立した作品なのでウルトラマンが
助けにくるなどの枠を超えた交流は描かれていません。

■ウルトラセブンの飛人形

初代ウルトラマンの飛行ポーズ
（飛人形）は、サイズや複数
在りますが、ポーズとしては
基本形は統一された、顔に両腕
を押し付けて、真っすぐ前に
腕を伸ばしたポーズでした。

これは当時スーパーマンという
ヒーローを意識した為に
マントを無くした差別化と
マッハで飛ぶヒーローとして
体の模様も矢印をモチーフに
デザインされた為に、速い事や
空気抵抗などからのポーズでした。
*初代ウルトラマンは宇宙空間では
赤い玉で移動するはずが最終回
には逆に宇宙で飛行形態になり
近年では地球的なマントを着けられてしまいます。

ですが撮影的には、主人公の顔
が見え難いという欠点があるのと
操演的には、棒状の個体に上下
左右が在る飛び人形は、やや難しく
バランス的にも、両腕を広げた
飛び人形が作られ、以後の
帰ってきたウルトラマンや
ウルトラマンAなどにも、コレが
受け継がれていきます。

ウルトラセブン飛行形態を前から
観ると両腕を左右に大きく広げて
いて、空気抵抗ですけども…
映像作品の主役としては、其の
顔をシッカリ見せて飛んでいます。

肩から略水平に左右の腕が伸びて
いて、作中の上半身が映るスーツ
映像とは異なる腕や手首の角度は
違うので、良い意味で宇宙人ぽくシンプルです。

ウルトラセブン飛行形態の顔です。

首とプロテクター部分にソフビの
接合部分（溝）があるのが解ります。

ビームランプはメタリックグリーン
で塗装され、目も塗装されてますが
クリアではありません。

またアイスラッガーの前も平で
プロテクターの凹部分中も未塗装です。

後に2007年に*ウエストケンジから
発売された時はビームランプと
目がクリアパーツになり
アイスラッガーの前に溝が出来て
プロテクターの凹部分内も塗装されます。
*同・原型の縮小。

ウルトラセブン飛行形態をサイド
から見ると、綺麗すぎるくらいの
スタイルに見えるアングルです。

指もつま先も、メチャ伸ばして
いて、スーツアクターの上西氏の
スタイルではありません(^^:

ウルトラセブン飛行形態の頭部は
アイスラッガーが頭部と一体なので
2つの貫通した部分も塞がれていて
アイスラッガーの後方下にも、ソフビ
素材が存在してしまっています。

後に2007年に*ウエストケンジから
発売された時は、アイスラッガーも改善されます。

ウルトラセブン飛行形態のブーツ
は、細くて長い～～足になって
いて、この部分の写真だけ見たら
ウルトラセブンの足とは思えない
くらい、意図的にスリムに造形されています。

ウルトラセブン飛行形態を後ろ（背中）
から見ると、肩と腰を結ぶ▼逆三角形
度が凄すぎます(^^:

また、オシリが小さ～く造形され
足先から、手の先までに遠近感を
持たせたような形状になっている
のが解るアングルです。

ウルトラセブン飛行形態を前側
から見ると、かなり足が長い～のが解ります。

ボディのシルバーのラインが細く
左右に幅があります。

ウルトラセブン飛行形態の
足の裏には、見え難いですが右足のみに

（C）1967円谷プロ
CVF2002

の文字が横向きに凹モールド入り
左足の裏には何もなく

ウルトラセブンの
文字は入っていません。

販売は紙のヘッダーにビニール袋
での販売で、中にはセブンの飛行
シーンの解説や、ゲスト出演などの
データが書かれた紙が入っていました。

20年以上経っていますが
かんたんなメンテナンスの御蔭で
ウルトラセブンも紙も元気で綺麗です。

■CVF特撮王シリーズ・ラインナップ

CV-SF-01　ウルトラマン　　　5000円
CV-SF-02　ウルトラセブン　　6000円
CV-SF-03　ゾフィー　　　　　5000円

*ウルトラマン(ゾフィー原型的には同じ）は
ウルトラセブンよりも1回り小さい。

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