ラビットパンダ・ウルトラマンT【458】

Introduction of Japanese toys
Rabbit panda (Ultraman Taro)

ホビービルドプラス宇宙九太です。

玩具レビュー458は、円谷プロ創立10周年
製作されたウルトラマンタロウの防衛チーム
ZATのクルマを青島文化教材2002年に発売した
C.CコレクションシリーズNO.17ラビットパンダ
ミニカーのレビューです。

 

ウルトラマンタロウ

1973年4月6日~1974年4月5日 全53話
TBS系 毎週金曜19:00 – 19:30放送

円谷プロ創立10周年記念番組」として制作された為に
当初は、宇宙も舞台に展開する予定だった事から
宇宙に基地が在り、ZAT宇宙警備隊として放送前には
紹介された事から、当時の印刷物などには宇宙警備隊文字が残るモノが多い。

また1分の1サイズの怪獣の部分が作られるなど
予算的には、かなりの規模が注ぎこまれた特撮番組でした。

年齢層を下げた事から、1期からの子供ファイヤーマン
ジャンボーグAに主軸を移す子も居ましたが
ウルトラ6兄弟の設定で、1期のウルトラマンセブン
登場する、懐かしさから視聴し続けるファンも多くいました。

当時の印象は、ウルトラセブンに似たウルトラマン
怪獣に魅力が無いと言う世代も多くいましたが
再放送の多い作品で、小さな子供に母と父が登場する
ヒーローモノとしても異例な設定が受けて
シリーズの中でも、特別な人気を誇る作品になっています。

 

■新車の4輪2輪中古車

ラビットパンダベース車輌
当時ホンダが発売した小型車
バモス・ホンダなのは有名ですが

今のホンダからは、かなり考え
難い事で、ありえないのですが…

当時バモス2輪販売店舗
ホンダの中古車販売店で販売
された「新車」でした。

今だと…考えられないですよね(^^:

販売台数は少ないものの…
そのビジュアルインパクト
から、けっこう街中でも見た車でした。

ただ、ラビットパンダタロウ
販売最後1973年の放送なので
売行き不振で製造中止になった
在庫からの値引き販売のバモス
ベースなので、1970年からの
販売開始から3年後のラストの
新しく無い新車がベースでした。


ラビットパンダをサイドから
見ると、三角に見えるシルエット
に、丸い窓が2つある可愛い…
インパクトのあるクルマです。

ウルトラマンシリーズの流れと
しても、当時驚いた劇用車でした。

リアウイングの角度なども急な
角度で効いてるのかは解りません。

ラビットには…見える気はしますが
パンダには見えません(^^:


ラビットパンダを斜め後方から
見ると、リアウイングの迫力が
凄いですけども、後方視界
無い…クルマです。

リアタイヤ上の赤いジェット噴射
のように見えるパーツは、脱着
可能だったそうで、ロケ現場までは
外して行き、現場で着けたそうです。


ラビットパンダを後ろから見ると
リアウイングの下部分はベース車
バモスホンダのまま残っています。

ナンバーは劇用車の「ZAT00/81」で
このナンバーも、ロケ地で着けた
撮影用のナンバーで、実際のナンバー
は「6品川ね 72-07」でした。

ミニカー劇用ナンバーのみですが
ナンバー右のオレンジの長方形
神社のお守り「八幡神社です(^^:

タロウ」は日本の昔話ベース
する予定だったので、着けてたよう
ですけども、ミニカーにまで再現
しているのは、流石アオシマです。

ラビットパンダを前から見ると
うさぎには見えるかな?と思えます。

ただパンダよりも、ピエロ
のような顔を持った車輌です。

「パンダ」は、ウルトラマンA
時期に日本に来たカンカン
ランランパンダブーム
やや強引に重ねただけで…

動物の名前が入るメカは解りますが
2つの動物名を繋げてしまっています。

ミニカー的には、複雑な突起だらけ
の前面をよく再現しています。

ラビットパンダを上から見ると
殆ど作中の映像で上から撮る事が
なく、見れるアングルでは無いので
ある意味、新鮮ラビットパンダの姿です。

赤いラインもリアで2又に別れた
「Y」文字形状になっていて
後方にある小さい段々のドーム
インパクトのあるデザインです。

ラビットパンダは、クリアケース
台座付き販売されました。

クリアケースの車輌が見える
部分が空いた箱が、外箱として
販売され、印刷としては他の
円谷プロシリーズと共通で
サイドに各車のシールが貼られていました。

20年以上経っていますが
かんたんなメンテナンスの御蔭で
ラビットパンダ元気綺麗です。

■ラビットパンダ

小型特捜車

全高 2.75m
全長 3.8m
全幅 1.51m
乗員 2名

高性能レーダー搭載
放電装置搭載

●武器
対怪獣用レーザー砲
対怪獣用バズーカ砲

■ベース車輌 バモスホンダ・データ

(バモスホンダ2-4)
*2と4の差は乗車人数。

販売期間・1970年~1973年

エンジン
354cc 空冷4サイクル2気筒OHC・30馬力 

最高速度90km/h 

4速MT 

乗員2人、4人 

シートベルト2点式

車両寸法
ホイールベース 1,780mm
全長 2,995mm
全幅 1,295mm
全高 1,655mm

車両重量520~540kg

サスペンション
前:マクファーソンストラット+コイルスプリング
後:ド・ディオンアクスル+半だ円リーフスプリング

生産台数 2,500台

バモス2(乗車定員2名)32万1,000円
バモス4(乗車定員4名)35万1,000円
バモスフルホロ(乗車定員4名)36万9,000円

HDM特注トミカ・バモスホンダ【244】

青島文化教材C.C.(コールドキャスト)シリーズ

No.1 スーパーZ (西部警察)
No.2 マシーンRS-1(西部警察)
No.3 ガゼール (西部警察)
No.4 マシーンRS-2(西部警察)
No.5 マシーンRS-3(西部警察)
No.6 マシーン RS (西部警察)
No.7 330セドリック パトロールカー(西部警察)
No.8 430セドリック パトロールカー(西部警察)
No.9 マシーン X (西部警察)
No.10 430セドリック 覆面パトロールカー(西部警察)
No.11 330セドリック 覆面パトロールカー(西部警察)
No.12 サファリ4WD(西部警察)
No.13***
No.14***
No.15***
No.16***
No.17***
NO.18 ラビットパンダ (ウルトラマンタロウ)
NO.18 ウルフ777 (ウルトラマンタロウ)
No.19 トータス号(怪奇大作戦)
No.20 港303 覆面パトカー(あぶない刑事)
No.21 港302 覆面パトカー(あぶない刑事)紺色

■メーカー・青島文化教材社
■発売・Sales Year 2002年2月
■当時価格 4680円
■登場作品 ウルトラマンタロウ
■製品仕様 全長サイズ約9.5cm


ZAT 宇宙科学警備隊 ブーツ
ウルトラマンタロウ
ASIN ‏: ‎B094C9BDMV
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