バンデル星人・キャプテンウルトラ【368】

Introduction of Japanese toys
Alien Bandel ( Captain Ultraman)

ホビービルドプラスの宇宙九太です。

玩具レビュー368は、キャプテンウルトラの
第1話～第12話に登場する宇宙人
バンデル星人の復刻ソフビのレビューです。

キャプテンウルトラ
1967年4月16日 ～ 9月24日

ウルトラマンの特撮がスケジュール的に難しく
一端中止して、ウルトラセブンまでの間の半年を
別会社の東映が、ＴＢＳ日曜夜7：00の枠を担当した
特撮ドラマで、宇宙を舞台にしたストーリーで

宇宙ステーション・シルバースターのパトロール隊の
活躍を描いた作品です。

■バンデル星人の恐怖！

ウルトラマンの枠の後番組として、放送された
キャプテンウルトラに、1話から登場する
バンデル星人は、1体では無く複数登場する
宇宙人で、ウルトラマンでもバルタン星人は
小型のタイプ（ソフビを使用）が複数画面に
登場しましたが、子供達には動き回る等身
サイズの宇宙人達が襲って来るのは、初の体験でした。

今では、バンデル星人を見て…ビジュアル的に
怖いとは思わないと思いますが？
当時は、まだゾンビという存在も無かったので
次から、次に襲いかかる宇宙人は、かなりの恐怖で

しかも、ウルトラマンも登場しない人間が
銃や剣で戦うしかないストーリーは
ウルトラマンに依存していた、子供達には衝撃の相手でした。

バンデル星人を前から観ると
スーツの都合上、中に入っている
スーツアクターの隙間を、埋めて
ないので、表面がゴニョゴニョ
動いていたので、厳密な正しい形
というのが、存在しないの感じを全身に造形しています。

その為、左右の腕の形状が異なり
ますが、スーツの造形的には同じで
動くと異なる「形」です。

ですが、当時販売されたバンデル星人
には、左腕と右腕が違う型のものと
左腕も右腕が同じ型のソフビが存在しています。

これは、同じ腕の形が付いている
ソフビが、組立て段階で起こしたエラーなだけです。

頭部もクチの部分が、かなり細い
ですけども、これも番組の映像では
太さも、個体でバラバラでした。

バンデル星人をサイドから見ると
意外に姿勢が良く造形されていますが
作中のバンデル星人は、あまり姿勢は
よくありません(^^:

頭部が大きいのと腕が左右に幅が
あるので、足（特に踵）が大きく
安定する大きさになっています。

バンデル星人を後ろから見ると
前からよりも右側に傾いている
ように見えるアングルですが
実際に3Dで見ると、それ程の傾きは感じません。

右手の手首？から先が前方向に
向いているのが、前からよりも解かるアングルです。

これらは、手の先？のキャベツの
切り口のような形状が、左右で
異なっているので、そう見える変ったソフビです。

バンデル星人の可動は
腕の付根と、足の付根が可動して
ポージングが可能です。

ボディや腕の形状が、複雑なので
可動させると、いろいろな表情が見られます。

バンデル星人の足の裏（下）には
右足に凹モールドでブルマァクの
刻印が入っていますが・・・
そのマークの上には「円谷プロ」と入ってしまっています。

左足には、バンダイの文字が
プリントされていて、その下には（C)東映と刻印されています。

ブルマァク当時は、マルサンの型を
使用していたので（C)TBSとしか入っていませんでした。

その為、今でも当時モノのマルサンと
ブルマァクの区別は、ヘッダーなどが
無いと判別しにくいソフビでしたが
34年後にブルマァクの刻印を入れたら「円谷プロ」も入ってしまいました。

20年以上超えてもメンテナンスの御蔭で
バンデル星人も綺麗で元気に保っています。

■バンデル星人・ソフビ

●マルサン・ブルマァク*刻印が無い為

バンデル星人　黄緑　350円　1967年

バンデル星人　黄緑・緑吹き　350円　1967年

バンデル星人　黄緑・青吹き　350円　1967年

●アーク

バンデル星人　黄色・緑吹き　1972年～　*マルサン型左足裏アーク刻印有

●バンダイ（ブルマァク復刻）

バンデル星人　紺色・青緑銀吹き　4800円　2001年

バンデル星人　赤色・銀吹き　　*限定

■メーカー・マーミット　　オリジナル・マルサン
■発売元　（株）バンダイ・ホームプロダクツ事業部
■発売・Sales Year・2001年　　　
■当時価格　4800円　　　当時・350円　　　NO.2051
■登場作品　キャプテン・ウルトラ（1967年）
■製品仕様　全長サイズ　約20㎝　

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