ポインター・バンダイ キャラウィール【62】

特撮車輌車輌トリックの秘密!

Introduction of Japanese toys
POINTER (Ultra Seven)

ホビービルドプラス宇宙九太です。
玩具レビュー62は、ウルトラセブン
登場する、地球防衛軍ウルトラ警備隊
が使用するポインターを、2000年
バンダイが、キャラウィールの第1号
CW01として発売したミニカーのレビューです。

ウルトラセブン

1967年10月1日~1968年9月8日

TBS系で放送された
円谷プロ製作空想特撮シリーズです。

ウルトラマンとは異なる侵略をテーマにした
SF色の濃い内容で、今でも多くのファンがいる
名作で、その後ウルトラ兄弟の設定が追加され
ウルトラマンシリーズ1本とされていますが
放送当時は、独立した作品なのでウルトラマン
助けにくるなどのを超えた交流は描かれていません。

It is a Japanese tokusatsuHero program of 1967.

ポインターベースの車輌は!?

ポインターベース車輌クライスラー
インペリアル1957年式で、当時スクラップ
置場に在った解体寸前の車輌を、撮影用に
デザイナーの成田亨自身が、指示して改造したクルマでした。

今見ても、未来のクルマというですが
意外に改造スペース%的には少なく
前の部分と後方の上部を変更しているだけです。

キャラウィールポインターは、実に
面白いトリックのような造りをしています。

その1つはポインターフロントガラス
は、薄いブルーが入って居ますが、この
ミニカーは、無色のクリアなフロントガラスです。

ですが、内装をブルーにして居る事で
反射や見る角度で薄いブルーのフロント
ガラス?と勘違いする角度が在ります。
因みに、ポインターの内装は青くは在りません。


サイドから見ると後方のボリューム感
今までのポインターの玩具よりも
かなり増していて、実車に近い後方です。

1つのトリックとしてキャラウィール
マテル社ホットウィールとの提携で
バンダイマテル事業部が、販売していた
のでホイールは、基本マテルホット
ウィール同じパーツを使用する事で
コストダウンを試みていましたので

ポインターは、白の平らなホイールで
軸の廻りに赤い細いラインを入れてらしく見せています。

コレは、実車のポインターホワイト
リボンタイヤと言うタイヤの側面が白い
タイヤを装着していて、そのホイールの
内側に赤い線が入れられたていた事を、雰囲気的に再現しています。

実際にはホイールは銀で赤線も小さすぎ
るのですが、ホワイトリボンはホイール
を白くするトリックで、雰囲気的に再現
しているので厳密には、正しくなくても
ホットウィールのホイールを別に替えても達成した努力が嬉しい変更です。

斜め後ろから観ても後方のボリューム
効いています。
左の後方角に在る○は、給油口ですが
このサイズで、そこまで再現するのは驚きです。

またドアのウルトラ警備隊のマークも
淵の白いラインやセンターの青い地球
模様まで、綺麗に出せてるのもシール
では無くタンポ印刷を使用してる為で
ドアのマークでも驚くのに、垂直尾翼の
サイドにまでU警備隊のマークを色も
同じく入れているのには脱帽です。

*タンポ印刷・用語辞典頁へ

正面から観ると、最も複雑な部分
サイズ的には、よく再現していると思います。

欲を言えばヘットライトの四角には
白を入れて貰えたらとは思いますが
TDFPO-1タンポ印刷で綺麗に入れている事で締まって見えます。

真後ろから見るとブレーキランプ
ですが、ナンバープレートの入る黒い
フレームの再現は嬉しいポイントです。
*作中では黒い中にPO1、PO2などの
ナンバープレートが差し込まれていました。
車体の部分も垂直尾翼を中心に直線では
無く、緩いV字になっているのも再現されています。

パッケージは、Hot Wheels
と同じ台紙にブリスター方式でセブン
写真も大きく使い、キャラウィール
文字の左上にHot Wheelsのマークも同時に入れています。

20年を超えてもメンテナンスの御蔭で
ポインター綺麗に保っています。

ブルマァク・ウルトラセブンST【340】
■メーカー バンダイ・BANDAI NO.CW-1
■発売・Sales Year 2000年
■当時価格 648円(税込)
■キャラウィール・ブリスター販売
■登場作品 ウルトラセブン(1967)
■製品仕様 全長サイズ約7.5cm×3cm
 

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