Introduction of Japanese toys
ZAZARN(Return of Ultraman)
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー361は、帰ってきたウルトラマン
第1話「怪獣総進撃」に登場する
ヘドロ怪獣 ザザーンの
ブルマァク・ミニソフビ(復刻)レビューです。
帰ってきたウルトラマン
1971年4月2日~1972年3月31日TBS系で放送された円谷プロ製作の特撮番組です。
スペクトルマンと共に、第二次怪獣ブームを牽引し
長いウルトラマンシリーズの中で、最も多くの
ソフビを販売、ラインナップした番組で
売る怪獣が足りない為に、番組後半には1話に
新しい2体の怪獣(怪獣・宇宙人)を登場させると
言うソフビ販売サイドからスポンサーとして
要求が実現する程の大ブームになります。
■ヘドロ怪獣とへドラと海草
ザザーンは、ギリギリ4月の放送までは
名前が「へドラ」と言うネーミングでした。
当時の71年の公害問題は、第二次怪獣
ブームのライバル、スペクトルマンの
防衛チーム名が「*公害Gメン」だった
事などからも、子供にも及ぶ社会問題でした。
東京にも、ゴミ問題やハエの大量発生など
怪獣のように人々の生活を苦しめる存在
で、ヘドロも其の公害問題の1つとして
連日ニュースに取り上げられる問題でした。
ですが、同年の7月公開予定のゴジラの新作
での敵の怪獣もへドラにしたいと言う事から
帰ってきたウルトラマンでは、ザザーンと
言うネーミングに変更され
カラ―も海草のようなグリーン系に
なった事で、放送前の新怪獣の紹介では
海草怪獣ザザーンと、掲載されていましたが
肩書の方ではヘドロも使えるので、現在の肩書と名前は
ヘドロ怪獣 ザザーンになっています。
ザザーンのデザイン画には、ヘドラと言う名称が
残っていますけども、へドラはゴジラの
敵怪獣として認識され、逆に見た目的には
マッチしていますけども、海草怪獣と言う肩書は消えてしまいました。
ザザーンを正面から見ると、造型的には
ヘドロが盛り上がって、怪獣化したような
形状が、テレビ画面のザザーンよりも感じ
られる造型になっています。
当時販売されたザザーンは、成型色が
*イエローだったので、グリーンの方が
ザザーンらしく見えます。
目にブラック、クチと腹部に赤茶が
塗られています。
*当時もイエローに赤が3本縦に塗られた
バージョンと、何も無いイエローのみの
個体が販売されています。
ザザーンをサイドから見ると、手と言う
感じのモノが、前の方にありますが
ボディ自体は、前も後ろも真っすぐです。
頭部の突起は、一応前方向に向いている
感じが正しいようです。
頭部は、一応360度廻りますけども
それ程、印象なども変わりません。
ザザーンを背中から見ると、下に向かって
「ハ」の字型に広がっていて、足?の
部分も、広がって足ぽく見えています。
ザザーンの足の裏には、足の裏なのか
よく解らない怪獣で、形状ですけども
底の部分には、前側を上にして左側に
ブルマァクの刻印が入っていて
右側には(C)円谷プロが上に入り
下に、ザザーンと記載されています。
帰ってきたウルトラマンと言う文字は
どこにも入っていません。
ミニソフビとは? 当時は単品で100円で、子供がおこずかいで買える 玩具店やデパートにも売ってましたが、駄菓子屋や 近年のガチャガチャや食玩の方が、造形も その造形や、元の色だと殆ど茶色ばかりになる |
19年以上超えてもメンテナンスの御蔭で
ザザーンも綺麗で元気に保っています。
●ミニ怪獣シリーズFセット 2001年1月
アリブンタ、ベル星人(1)、ザラブ星人、ザザーン、スカイドン
■ヘドロ怪獣 ザザーン 別名 ヘドロ怪獣 身長 50メートル 体重 1万2,000t 出身地 東京湾 デザイン・池谷仙克 スーツアクター:菊池英一(ノンクレジット) |
■メーカー・ブルマァク
■発売元 円谷コミュニケーションズ(現・円谷ドリームファクトリー)
■協力 鐏(いしずき)三郎
■発売・Sales Year 復刻・2002年2月Fセット2002年2月Fセット
■当時価格 セット販売~単品7500円
■登場作品 帰ってきたウルトラマン
■製品仕様 全長サイズ約10cm
![]() MAT スーツデザイン手帳型ケース ASIN B08GNZRNQC 詳しく見る。 |