バリブルーン ポピ二カ(ゴレンジャー)【9】

収納マジックバンバラバンバンバン

Introduction of Japanese toys
Bariburun(Gorenger )

ホビービルドプラス宇宙九太です。

玩具レビュー9は、1975年に発売された
ポピーの玩具シリーズ、ポピ二カ
バリブルーンのレビューです。

HBR-9の動画バリブルーン360度、開閉!3台発進!つめ型ミサイル連続発射!

*ブラウザなどで読み込みが遅い場合は画面下「YouTubu」の文字をクリックして別ウインドゥでの視聴を御薦めします。

秘密戦隊ゴレンジャー
1975年4月5日~1977年3月26日
戦隊シリーズの元祖秘密戦隊ゴレンジャー
First Power Ranger Vehicle

仮面ライダーシリーズの放送局
の系列を修正する為に、NETから
TBSに移行してしまった後を
急遽埋める為に、仮面ライダー
と同じ原作者・石ノ森章太郎産み出したヒーロー作品です。

■戦隊ヒーロー誕生

科学忍者隊ガッチャマン
トリプルファイターなどが
前例にあげられますけども
モチーフは、石ノ森章太郎その1人である

*レインボー戦隊ロビンであるのは
明白で、*7色5色に変更した
変身モノヒーローとして再構築したのが、ゴレンジャーです。

*スタジオゼロ、トキワ荘メンバー
を中心に制作されたアニメで残念ながら、まだ白黒でした。

It is a Japanese tokusatsuHero program of 1975.

ゴレンジャーの乗る垂直離着陸可能な
飛行戦艦としてモチーフにデザインされています。

秘密戦隊なのですが、新宿駅と思われる
駅前のロータリーに在る、円柱状の中から発進して行きます。

バリブルーンの操縦席は、犬顔の
あたる青い窓です。
操縦席の定員は基本的に2人で、他の3人
は、後方のドームの中に乗り込んでいます。

ただし作中では新命(アオレンジャー
が、前で操縦して、横にはキレンジャーが乗る事が殆どです。

この玩具では、3つのドームにのみ人形
が乗るので、アカレンジャーがセンター
で右側にアオレンジャー、左側にはミドレンジャーが乗っています。

因みに、バリブルーンの中では、あまり
変身せずに、人間のまま搭乗します
けども。その辺りも子供へのサービスとして微笑ましいディテールです。

左右のドーム部分は、ボディから出た
犬の前足をモチーフにしているので
が着いていて玩具としては外側の白い
突起のボタンを押す事で、ミサイルのようにバネの力で飛び出します。

この爪は作中の機体では赤いカラーです
が、何故か白いパーツしか存在しません。

真横から観ると、アメリカドラック
レース
に見られるファイヤーパターン
入って居て、当時の正義の味方の乗物と
しては、かなり斬新でインパクトのあるボディカラーでした。

それを玩具の塗装でも、シッカリ再現
ているのは凄いです。
また、ポピ二カのおやくそく車輪は左右
ドームの真下に在り、後方は後ろに
向かってアームを伸ばし、バランス
取る事で走行可能にしていて、前側には
車輪が無い状態でもバランスをキープしているのは驚きます。

クチの中の秘密戦隊!


前側に車輪が無い理由は、犬のクチ?
左右に分かれゴレンジャーマシーン
レッドマシーンブルーマシーン
グリーンマシーンのバイク1台サイドカー2台)
が内臓されていて、引っ張り出すと
地面に降りる黄色いスロープが伸びて
マシンを降ろすアクションが再現できます。

少し残念なのが、ブルーマシーン
グリーンマシーンのサイドカー側を外に
置くとアオレンジャーミドレンジャー
の搭乗位置がドーム座席とは、逆になってしまいます。

因みにサイドカーブルースターの横に
キレンジャーが乗りこみグリーンスター
の横には、モモレンジャーが搭乗します。

また黄色いスロープは、ドリルやフック
マジックハンドなどのアタッチメント
先端の丸い穴に装着出来ます。

後ろから観ると、あまり作中でも映らな
いですが、後方にも窓・搭乗席が在ります。

デザイン的なサイズとしては、もう少し
小さい機体で前1人と後1人3つのドーム
に1人ずつ、それぞれ5人が乗る想定だったと思われます。

真上から見ると、当時も特異なデザイン
でしたし、今見ても他に類のないメカ
すが主翼と呼べるようなは見当たりません。

だからか?後継機のバリドリーンは大き
カラフルなを備えています。
左右のドームの部分も、ボディから斜め
前方向に出ていて、後方のプロペラが着
く部分も、おそらくの前足と後足
モチーフにしているようです。

後方のプロペラが、左右ドーム下の垂直
離着陸用のプロペラよりも小さく
この時代にジェット噴射らしきものが
後方に無いのも、思い切ったデザインです。

真裏から観ると、車輪の位置やネジ留め
の位置が解ります。
刻印は中央にモールドされています。

カラ―は、略裏側は全面真っ赤ですが
作中のバリブルーンは白いので、車輪で
走るギミックと同じく異なる部分です。

バリブルーンは、デザインも凄いですが
負けないくらい拘りが沢山詰まった
本当に素晴らしい玩具で、其の重さが
ズッシリと手に沁みる1品です。

46年以上超えてもメンテナンスの御蔭で
バリブルーン綺麗元気に保っています。

バリブルーン

全長:42m 重量:84t 最高速度:マッハ0.98

給油無しで世界一周が可能

オートコントローラーで無人自動操縦可能

垂直離着陸も可能な飛行戦艦

デザインモチーフはブルドッグ

装備
ロケット砲、パワークレーン、救助ロープ、
ドリルミサイル、スカイスコープ
放射線スコープ、煙幕ブルースモーク他

■メーカー(Maker)ポピー(BANDAI)NO.PA-54
■発売   1975年
■当時価格 1350円
■登場作品 秘密戦隊ゴレンジャー
■製品仕様 全長サイズ約13cm