チョロQ・スズキ・フロンテクーペ【108】

Japanese car deformed toy
SUZUKI Fronte coupe

チョロQフロンテクーペの魅力!

ホビービルドプラス宇宙九太です。

今回の玩具レビュー108は、タカラ

2005年に発売したチョロQ
「スズキ・フロンテ」です。

チョロQとは、タカラのディフォルメした
*クルマが、プルバック動力で走るミニカーです。

*主にクルマですがクルマ以外のモノもトミカ同様に少数ですが商品化していました。

チョロQタカラ(現・タカラトミー)で販売され
ていたシリーズの展開を、残念ながら2009年販売終了しました。

その後は、外観はチョロQに近いリモコン付きの
玩具がチョロQZeroとして関連会社のトミーテックから販売されています。

 スズキ・フロンテテクーペとは

スズキ・フロンテクーペは、名前としては
不思議なクルマで
スズキ・フロンテで、クーペを表してる
モノなので、普通は車名には入れません。

ただ、スズキ・フロンテは別に在るので
スズキ・フロンテの3代目(1970~)から
1971年に3代目をベースに独自に展開した
クルマの別名として、ズキ・フロンテクーペ
と言う名前が産まれています。

よく知らない方には、なんでチョロQ
こんな昔の軽自動車を発売したの?と
思うかもしれません。

ですが、このスズキ・フロンテクーペ
*一般的には、ジョルジェット・ジウジアーロ
デザインと言われ、そのシャープで独特な
ライン形状は、今見ても確かにデザイン性
優れた1台なのが解ります。

*厳密には、ジウジアーロによる原案をベースに
 スズキがアレンジして完成させたもの。

ジウジアーロデザインと言われ、洗練された
デザインですが、2005年タカラが発売して
06番に出す事が、チョロQシリーズの凄い
ところで、クルマファンミニカーファン
一目置く、自動車玩具なのが解る1台です。

横から見ると、チョロQなので逆に軽の
ボディサイズを反映させるのが難しいかもで
このボディカラーを選択してるのも
ファンには、嬉しいカラーですが
サイドのラインが無いのが、けっこう残念です。

斜め後ろから見ると、*RRエンジンハッチ
ダクトや、ブレーキランプにもを入れるなど
製作サイドの熱を感じれる部分になっています。
*RR・ポルシェ911などと同じくリアエンジンで
リア駆動方式のクルマ。
小型のモノだと、フィアット500などもRRです。

フロンテクーペを後ろから見ると、RR
エンジンハッチがプレートで隠れてなく、最も
フロンテクーペを代表するアングル・部分を大事にしています。

また、他のラインナップには、あまり観られ
ない「COUPE」の文字は、何故か?筆記体採用されています。

フロントから見ると、パンパー埋め込み型の
丸形補助ライトも、見事に再現していて
凹んだ部分の四角のライトにも、色を入れて
いて、熱を感じますが・・・やはりサイドから
ラインが、ヘッドライト上に走っている
1本があって欲しい所です。

このサイズで、再現は無理かと思いますが
本来の実車は、ライトの前にスリット状
ダクトと一体になったデザイン的なパーツが存在しています。

裏から見るとクリアブラックでスタンダードな
チョロQで、文字は2次元の平面になっています。

15年以上超えてもメンテナンスの御蔭で
スズキ・フロンテクーペ綺麗元気に保っています。

 スズキ・フロンテクーペ・チョロQは他にも

QQQパックの2006年に、メタリックのブルーグリーン

2009年に*チョロQ 軽360ccコレクションとして
グリーンのボディと、白のレーシング(1)の
2台(2種・色)が発売されました。

*11種+シークレット1種・計12種の中の2台。

また、スズキ自動車の非売品として赤白箱入りの
メタリックブルーの1台が制作されています。

 

スズキ・フロンテクーペ

販売期間 1971年9月~1976年6月
乗車定員 4人
ボディタイプ 2ドアクーペ
駆動方式 RR

全長 2,995mm
全幅 1,295mm
全高 1,200mm
ホイールベース 2,010mm
車両重量 480kg

エンジン LC10W型 0.356L 2ストローク
     直列3気筒 3キャブレター

最高出力 37ps/6,500rpm(グロス値)
最大トルク 4.2kgm/4,500rpm(グロス値)

変速機 4速MT

■メーカー・MAKER タカラ(タカラ・トミー)
■発売・Sales Year  2005年 NO.06
■当時価格 367円(税込)
■製品仕様 全長サイズ約4.8cm