Introduction of Japanese toys
Mothra
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー117は、東宝特撮映画に
登場する怪獣・モスラ(成虫)の
ブルマァク・ソフビ(復刻)のレビューです。
HBR-9の動画・モスラ【羽ばたく毒鱗粉】モスラと正義のヒーローの関係、3つのラストとは?
*ブラウザなどで読み込みが遅い場合は画面下「YouTubu」の文字をクリックして別ウインドゥでの視聴を御薦めします。
モスラ 1961年7月30日公開
東宝製作の円谷英二特技監督の作品
その後、モスラ対ゴジラ他
ゴジラシリーズに出演する人気の怪獣で
人間側の正義の怪獣として描かれる事が多い怪獣です。蛾をモチーフにした怪獣で、成虫の他に
幼虫(体形)でも登場しますが、名前はどちらも
劇中ではモスラと言われます。
マルサンからブルマァク、バンダイへ
このモスラは、当時の金型で復刻した
ブルマァク復刻版 東宝怪獣シリーズの1体で
ライトブルーの成型色になっています。
初期の発売は、ブルマァクではなくマルサンが
発売した、怪獣やウルトラマンなどを倒産後に
ブルマァクが、引き継いだ金型の状態のまま
バンダイが、復刻したソフビの1つです。
マルサンの発売時期も1967年とモスラ公開の
6年後なので、時期的に言うと
南海の大決闘(1966年12月17日公開)のモスラとして
当時発売されたソフビです。
*1961年モスラ公開時期は、ウルトラQ(1966年)前なので 怪獣をソフビにして販売する文化自体が無く 怪獣=怖い、気持ち悪いモノを、少し可愛くして子供に 販売すると言うのは、ウルトラQから始まる玩具文化です。 |
ソフビのモスラは羽2つとボディと、頭部の
4パーツで構成されていて、羽もソフビなのも
含めて恐竜型の怪獣ソフビとは異なったソフビでした。
関着は首部分のみが唯一可動(回転)します。
モスラの目は、ブルーですが当時のマルサンも
なぜか?整形色が青なので、目は赤(*赤茶)
に塗られていていましたが、この復刻版では
黄色に塗装されています。
*赤なのですが整形色の青と重なり濃い紫のように見えます。
サイドから見ると、頭部とボディの段差が
関着の接合なので、スゴイ段差なのに気ずきます(^^:
また触覚は、当時のソフビとしては略さずに
よく作られていて、頭部の造形が良く
ボディは、羽根との結合的に原型をソフビに反映するのが
難しい関係にあったと思われます。
後方から見ると、羽根とボディがアナログな
感じの左右非対称で、後々の羽根が異素材の
プラ整形のタイプよりも、生命感があるフォルムです。
■モスラの進化!塗装の工夫とシルバーの登場。
真上から見ると顔のセンターからの赤が背中に
続いていて、付け根側に黄色と赤の模様、羽の
4箇所にシルバーが、時代的に使えるので吹かれています。
オリジナルのマルサンは、羽の付け根が赤く
広範囲に黄色、シルバーの部分の前側だけに
赤の丸が筆で書かれていました。
本来は羽根のモールドなどは、とても細かく造形されています。
ボディの裏(下)には、モスラの足を詳細に
上手くソフビとして畳んだ形で造形してあり
マルサンの凄さを感じます。
塗装の吹きなどは一切何もありません。
本来は復刻時期には、MADE IN JAPANの
小さな紙のシールが貼られいました。
後方の(裏側?・下側)部分に、ブルマァク時期の刻印が在ります。
*70年代の時期的に無版権商品が出てきた為に
手書き文字ではなく刻印が入るようになります。
裏のバーコードが、必需品だった為に
復刻時につけられたタグです。
デザインは、全ての東宝怪獣は同じで
ゴム紐で付けられていました。
28年以上超えてもメンテナンスの御蔭で
モスラも綺麗で元気に保っています。
モスラ(成虫) 体長・135メートル 出身 造形 |
■メーカー・バンダイ(オリジナル・マルサン) ■発売元 バンダイ ■発売・Sales Year 復刻・1992年1月 元・1967年 ■当時価格 2.500円 ■登場作品 モスラ・南海の大決闘、他 ■製品仕様 全長サイズ 前後・約21㎝ 羽根幅・約31㎝ |
ムービーモンスターシリーズ モスラ(1992) |