Introduction of Japanese toys
WINDOM(Ultra Seven)
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー118は、ウルトラセブンの1.24.39話他に
登場するカプセル怪獣ウィンダムの
ブルマァク・ミニソフビ(復刻)のレビューです。
ウルトラセブンは、1967年10月1日~
1968年9月8日に、TBS系で放送された
円谷プロ製作の空想特撮シリーズです。ウルトラマンとは異なる侵略をテーマにした
SF色の濃い内容で、今でも多くのファンがいる
名作で、その後ウルトラ兄弟の設定が追加され
ウルトラマンシリーズの1本とされていますが
放送当時は、独立した作品なのでウルトラマンが
助けにくるなどの枠を超えた交流は描かれていません。また、カプセル怪獣はモロボシ・ダンが使用する
カプセルに収められている怪獣で、コンセプト的には
ポケモンの元祖といえるアイテムです。
このウィンダムは、当時の金型で復刻した
復刻ブルマァクミニ怪獣シリーズHセットの1体で
ライトグレーの成型色です。
ウィンダムは元のカラーはシルバーのボディで
ブルマァク時期の販売では、同じくライトグレーと
濃いグレー、水色の3色の整形色が存在します。
当時のライトグレーは、この復刻版よりも
明るく白に近い感じでしたので、シルバー以外では
最も、ウィンダムらしい整形色といえます。
胸部分にはメタリックブルーが吹き付けてあり
ウィンダムのイメージと、何も吹いてないと
チープ過ぎるのを防ぐ感じですが、当時ぽい
感じはするので、いい吹きだと思います。
因みに、当時はボディには何も吹かれてなくて
目のくぼみ部分に赤が吹かれていました。
逆に、その目のくびみの赤は個体差もある
いい意味でもラフな吹き付けなのですが
酔っぱらった感じに見えるので、個人的には
好きではなく無くして、ボディにブルーを
吹いた変更は歓迎したいと思います。
モールドも、細かいながらも全身に入れていて
恐竜タイプの怪獣よりも、大変だったと思いますが
カッコよくなりすぎず、ゴチャゴチャにもならない
さじ加減は絶妙な味です。
ウインダムをサイドから見ると、モールドの
細かさが、よく解ります。
また頭部の形状からか? 腕のバンザイポーズが
前方向に肘を曲げた少し変わったポーズに
なっているのが解るアングルです。
■メーカーを背負う怪獣達!
背中から見ると、スーツアクターの入る
背中のチャック(隠し)のラインまで再現されて
いるのが、このミニサイズなのに・・・と
驚きます。
また、ブルマァクの刻印は背中の上部に入れられています。
やや・・・大きい刻印だとは思いますが
当時の*海賊版問題的に、仕方ない跡なのかと思います。
*ブルマァク時代60年代後半~70年代に
全国的な怪獣・ヒーローブームが巻き起こり
無版権の海賊版問題が起きた。
足の裏には、左足は(C)円谷プロの文字が
入っていますが、キャラクター名の
ウィンダムの文字は、どこにも入っていません。
ウルトラセブンの文字もありません、足の裏の面積はあるのですが・・・?
ウィンダムは、腰での2パーツで関着なので
360度回すことが出来ます。
逆に、ウルトラセブンの作中のウィンダムは
回転は、略出来ません(^^:
18年以上超えてもメンテナンスの御蔭で
カプセル怪獣・ウィンダムも綺麗で元気に保っています。
ミニソフビとは? 当時は単品で100円で、子供がおこずかいで買える 玩具店やデパートにも売ってましたが、駄菓子屋や 近年のガチャガチャや食玩の方が、造形も その造形や、元の色だと殆ど茶色ばかりになる |
カプセル怪獣・ウィンダム 身長・ミクロ~40メートル 武器・レーザーショット(額発光部) デザイン・成田亨 スーツアクター |
ブルマァク・ミニ怪獣シリーズHセット ウルトラセブン、ウインダム、ベル星人(B)キララ、ギロン人 |
■メーカー・ブルマァク
■発売元 円谷コミュニケーションズ(現・円谷ドリームファクトリー)
■協力 鐏(いしずき)三郎
■発売・Sales Year 復刻・2002年2月Hセット
■当時価格 セット販売7500円
■登場作品 ウルトラセブン
■製品仕様 全長サイズ約11cm
ウルトラセブン ウルトラガン1/1スケール 塗装済み完成品 ASIN : B007XBHXBI 詳しく見る。 |