Introduction of Japanese toys
Green man
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー136は、おはよう!こどもショー
内のミニ番組「行け!グリーンマン」の
主役、グリーンマンのソフビレビューです。
行け!グリーンマン
1973年11月12日から1974年9月27日
月~土曜日朝7:25~8:15
日本テレビ系おはよう!こどもショー
の中で、レッドマンと同じく
怪獣おじさん(朝戸鉄也)が、解説する
ミニ番組でした。
*だいたいAM7:40くらいから放送していました。3回で1話なので週に2話と言うスタイルで放送されました。
レッドマン、ゴッドマンに続くシリーズ
第3弾で、東宝企画が製作しているので
怪獣に、ガバラや、サンダ、ミニラが登場します。
また、ゴッドマンまでは怪獣は戦うだけ
でしたが、怪人や魔王、手下が居て
台詞を喋るストーリーがプラスされ
グリーンマンも言葉を喋ります。
また、ロボット生命体なので電圧が低下
すると弱り、子供たちからグリーンマン
コール(電飾アイテム)でパワーを回復
すると言う、突撃!ヒューマンの
アイディアを進化させています。
その為か?ヒューマンの怪獣も登場しています。
ただ・・・当時の子供としては
レッドマン、ゴッドマンは、まだカッコよく
ヒーローに見えましたが・・・
グリーンマンは、あまりカッコよく無く
人気も、イマ一つのマイナーヒーロー
でしたが、朝の人気番組なので見て居たという作品です。
マイナーでプレミア価格1.8万円!
知られてるけども、マイナーなキャラと言う
微妙なポジションの為、元々の数も少ないのと
1年弱の間に3つの大きな違いのカラ―バージョンが
存在するので、初期タイプのヘッダー付きの
デットストックは、2万円近くの値段が付いた時期もありました。
ヘッダーは裏も同じ絵で、版権シールが片面に貼ってありました。
販売時期 | 特徴・差異 |
初期 | 今ページ紹介のグリーンマン ブーツが濃い赤 |
中期 |
整形色がライトグリーンで、顔がシルバーで、 ブーツが紺色、胸上部左右赤吹き。 |
後期 | 整形色がライトグリーンで、 顔と上半身(前だけ)が鶯色吹き、ブーツが赤 |
*因みに、映像のグリーンマンの手袋とブーツは銀色です。
正面から見ると、緑の成型色に此のサイズで
4色の吹き塗装をしている、贅沢なソフビです。
ただ、手袋とブーツは銀色なのに?
濃い赤に塗って居るのが、目立つ為とはいえ
シルバーも使用してるので少し不思議です。
胸の上部、V字の左右外側は作中スーツでは
赤なのですが、緑のままです。
*中期販売分からは、このV字の左右外側に
赤いスプレーが吹かれてますけども…
吹いてない方が良い感じなので、後期には
その吹きは無くなります。
映像のグリーンマンは、グリーンマンなのに
実は、作中のマスクの顔はブルーです(^^:
クチの廻りは、シルバー仮面ジャイアントの
ようにシルバーですが、↑はグリーンのままです。
また、目はクリアで中央部分にスーツ
アクターの肌の色が透けてますが・・・
特に赤でもオレンジでもありません。
額の丸に青(紺)を入れてるのは凄いですが
厳密には丸の中が透明で、周りが紺色です。
*上の写真は青塗装が薄くなっています。
このソフビ造形の凄い1つは、この額上の
細かい造形で、目のスリッドもサイズ的には
凝り過ぎてる程に細かい作りです。
かなり、作品のマスクからは遠いのですが
当時の子供が見ると・・・
このソフビは、グリーンマンに見えます。
かなりスリムで、胸のボリュームが無い
のが形的には、異なるのですが…
当時のイメージ的には、これくらいな
感じが、グリーンマンぽいかもしれません(^^:
ブーツ上ラインは造形されてますが、無視して
真っすぐな塗装ラインにされてしまっています。
銀色のパンツ?の下部分の凸モールドは
よこの方が、シッカリ造形されています。
横から見ると、後頭部からの髪の毛?と
同じ丸い球体モールドも、赤に塗られて
いますが、映像では球体はシルバーです。
ただ、塗らないで緑のままの球体よりは
ソフビは、雰囲気的にもいいのかもしれません。
後方からは、なんとも微妙な赤のラインが
前から廻り込んでますが、映像では
赤よりも黄色に近い、やまぶき色です。
センターのチャック部分は空けてますが・・・
空け過ぎです(^^:
また、マフラーも赤では無くて
薄いベージュなので、まったく違う
キャラの背中にも見えます。
ただ、グリーンマンなのにマフラーが
ベージュな元も凄いです(^^:
腰と腕(肩)が可動します。
このソフビ造形の細かさは、ボディにも
見られ、胸の明るい赤(オレンジ)の
*ブレスター発射口フレームの中にも
ラーメンどんぶりで御なじみの渦巻き
模様が掘られています。
*グリーンマン ブレスター
胸のシャッターが開いて発射する4連装×2
ミサイルランチャーで、グリーンマンの必殺技です。
ブレスター発射口のシャッターの筋も
このソフビサイズで、ちゃんと造形され
ベルトのバックル以外も、下半身の
シルバー部分にも、6つの横長の*凹モールドが在ります。
*実際のスーツでは逆に凸モールドで
本来はシルバーとブルーです。
足の裏(下)には、左にはメーカー名の
ウッドのみが入っています。
右は、(C)が踵に、NTVと東宝企画
と、彫られています。
グリーンマンとは入っていません。
グリーンマン 金河系グリーン星からやってきた正義のロボット生命体 身長 等身大>巨大化 技・武器 グリーンマンの声・不明 造形・村瀬継蔵 |
■メーカー・発売元 ウッド
■発売・Sales Year 1973年
■当時価格 120~150円 *時期・地方異
■登場作品 行け!グリーンマン
■製品仕様 全長サイズ約14.5㎝
行け!グリーンマンVOL.1 |