チョロＱ・マツダＲＸ-8【137】

Japanese car deformed toy
Mazda ＲＸ-8

ホビービルドプラスの宇宙九太です。

今回の玩具レビュー137は、
タカラトミーのチョロＱ　ハイブリッド
ゼンマイタイプから「マツダＲＸ-8」のレビューです。

チョロＱとは、タカラのディフォルメした
*クルマが、プルバック動力で走るミニカーです。
*主にクルマですがクルマ以外のモノもトミカ同様に少数ですが商品化していました。

チョロＱはタカラ（タカラトミー）で販売されていた
シリーズの展開を、残念ながら2009年で販売終了しました。
その後は、外観はチョロＱに近いリモコン付きの玩具が
チョロＱＺｅｒｏとして関連会社のトミーテックから販売されています。

このチョロＱ ハイブリッドは、それまでの
スタンダードチョロＱから、新たに
タカラトミーが展開したシリーズで
大別すると、それまでと同じ動力ギミックの
ゼンマイタイプと、リモコンタイプがあります。

また、特徴として両タイプのシャーシが
共通して使えるように、ボディがシャーシと
分離・交換出来るので、リモコンタイプを沢山
買う必要は無くて

ボディを入れ替えて楽しめるようになったのですが…
パッケージや宣伝などの説明・解説が
充分とは言えずに、単に価格UPやリモコンで
高価になってしまったと解釈されているのが
残念な現状です。

このシリーズホイールは、同じライトグレーで
あまりカッコよく無いのが残念ですが
ボディ造形は、かなり凝った作りになっていて
フェアンダーなどの繋ぎ目なども、細かい凹
モールドが、使い分けられてSDなのですが
精密に再現されています。

カラ―はボディカラ―のままですが、マフラー
などのリアアンダー部分、ブレーキランプ
ユニットの凹凸も、よく再現されています。

また、実車でも大変だと思える後方のガラス
形状も写真では解り難い、微妙なアールが再現
されているのには驚きます。

後ろから見ると、1番驚くのは屋根の左右に
2本のラインが、それぞれ入って居ます。
RX－8のパーツ構成と、形状的にある溝が
再現されていて、空力的に屋根のセンターが

くぼんでいるのは・・・見た目には再現できて
ない感じですけども、指で触ると
この2本のラインの外側よりもセンター部分が
低く造形されている拘りは…
チョロＱファンが絶えない、凄い「拘り」だと
関心してしまいます。

サイドから見ると、全体の形状は…
あまりRX－8らしく無いのですが、前だけ
後だけ、と分けて見ると、とてもよく出来て居るので

チョロＱならではのタイヤサイズが、フォルム
と、マッチしていない仕方ない部分です。

それよりも、驚くのは4ドアの観音開きドアも
RX－8の特徴ですけども、その後方ドアの
凹モールドが、深く造形されているのが解ります。

フロントから見ると、アルミボンネットの
センターにある微妙なV字のくぼみ

（くぼんでセンターは盛り上がる）
形状まで再現してあります。

バンパーの細部やマツダのマークも凸モールド
で、写真では解らない細かい部分では
ダクトの中の網目形状までも再現されています。

裏から見ると、他のチョロＱの裏とまったく違います。

チョロＱの文字が前を上に入っていて
ボディがチェンジできるようにか？「RX－8」
の文字は入って居ません。

シャーシとボディの脱着は、前のネジと後方の
プレート下に少し見える黄色い爪を外す事で可能です。

このシリーズは、全て紙の箱で中は見えない
状態での販売でした。

付属品は、全ての車種で異なるものが付属していて
いて、RX－8には「プラ・タイヤ」と言う
プラスチックタイヤで、グリップがなくなって
前進したり後進したりするとスピンするようになるタイヤが付属していました。

11年以上超えてもメンテナンスの御蔭で
マツダRX－8も綺麗で元気に保っています。

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