バラゴン・東宝怪獣シリーズ【138】

Introduction of Japanese toys
Baragon

ホビービルドプラス宇宙九太です。

玩具レビュー138は、東宝特撮映画
登場する地底怪獣・バラゴン
ブルマァク・ソフビ(復刻)のレビューです。

バラゴンが初めて登場したのは、
1965年8月8日に公開された
「フランケンシュタイン対地底怪獣」
の東宝製作の作品です。

ただ、タイトルには地底怪獣とあるだけで
ゴジラモスララドンのように怪獣
名前がタイトルにありません。

逆に、○○怪獣と言う初の肩書
説明とも言えますが、名前の前に肩書が
付いた初めての怪獣でもあります。

海外ではFrankenstein vs. Baragon
タイトルに名前が付いています。

ですが、本当はフランケンシュタイン
言うのは、博士の名前で…
フランケンシュタインのモンスター
何故か略して「フランケンシュタイン」
言ってしまっている*ラーメンの小池さん
状態なので…両者共にタイトル
名前が無いとも言えます。

*ラーメンの小池さん・本来は小池さん家に
居候している鈴木さんが正しい。

 

マルサンブルマァク時代の登場作品

・フランケンシュタイン対地底怪獣(1965年)
・怪獣総進撃(1968年)

ポストゴジラの怪獣バラゴン

アメリカキングコングの他に、貸してくれた
フランケンシュタインとの対決にと

ポストゴジラ級の怪獣をという依頼から
誕生したのが、バラゴンで、ゴジラと同じく
中島春雄が演じて居ます。

その為か?バラゴンにはグリーンは無いのに
当時発売されたバラゴンは、殆どがグリーン
と言う、包み塗装に近い状態で発売されました。

再販事に、オレンジの成型色の面積が
増えて行くと言う…少し変わったカラーの怪獣ソフビです。

正面から見ると、バラゴン本来四足怪獣
地底に潜る為、前足・腕が、手首?から
大きく下向きになり、爪が当時のソフビと
しては少し尖っています。

顔は色数が増えたからか?可愛いかんじになっています。

オリジナルのボディは、オレンジの整形色
グリーンが吹かれているだけです。

オリジナルの頭部は、筆塗りで角(大)
歯にシルバー、目は黒い瞳でした。
*角は未塗装のもある。

復刻版は、ボディにもメタリックグリーン
シルバー2色が吹かれています。

頭部も、角近辺がシルバーで目と歯が金色
瞳がで頭部に、メタリックグリーンですが
歯が金色なのは、銀指定の間違いだと思います。

サイドから見ると、かなりお腹が丸く出ていて
可愛くなっています。(^^:
ジグザグの背ビレは、けっこう低い山形です。

シッポも、まっすぐ「し」の字に反って短いです。

お腹のモールドも、とても丁寧でマルサンらしい怪獣ソフビです。

後方からは、背ビレが意外に?迫力があり
メタリックグリーンが効いている感じがあります。

ただ、映像のバラゴンにはグリーンは少しも
ありません。

首と腕が可動します。

クチが空いていて、腕にもアールが着いて
いるので、動かすとポーズにも表情が出ます。

足の裏(下)には、左にブルマァクの刻印
右足は東宝の刻印と(C)1966と言う文字が
入っています。

流用されないソフビ!

バラゴンは、怪獣ファン、ウルトラファンには
有名なボディを流用されている怪獣NO.1

ウルトラQパゴス
ウルトラマンネロンガガボラマグラ
は、略頭部を変えただけなのですが

ソフビも、本来頭部から上だけを変えれば
ある意味、その方が正しいんですけども
発売されたソフビは、全て違う型の同じ
ボディが発売されると言う、った贅沢?な
ソフビラインナップになっています。

1992年には、1973年には無かった
裏のバーコードが、必需品だった為に
復刻時につけられたタグです。
デザインは、全ての東宝怪獣は同じで
ゴム紐で付けられていました。

28年以上超えてもメンテナンスの御蔭で
地底怪獣バラゴン綺麗元気に保っています。

地底怪獣バラゴン

身長:25メートル

体重:250トン

スーツアクター・中島春雄

デザイン・渡辺明

頭部造形・利光貞三、
胴体・八木勘寿、八木康栄、
背びれ村瀬継蔵

■メーカー・バンダイ(オリジナル・マルサン)
■発売元 バンダイ
■発売・Sales Year 復刻・1992年1月 元・1966年
■当時価格 2.500円
■登場作品 フランケンシュタイン対地底怪獣・他
■製品仕様 全長サイズ約22.5㎝ 

地底怪獣 バラゴン
特撮リボルテック004
塗装済み アクションフィギュア
海洋堂(KAIYODO)
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