名前はカリキュラマシーンじゃないョ!
Introduction of Japanese toys
Kanoji(Karikyura Machine)
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー11は、1974年4月1日から
*1978年3月31日まで日テレ系で
月曜日~土曜日の*早朝に放映された子供番組
カリキュラマシーンのマスコットキャラの
ロボット、かの字のソフビのレビューです。
It is a Japanese comedy program of 1974.
カリキュラマシーン
1974年4月1日~1978年3月31日 日本テレビ系
月曜 -~土曜 AM7:45 – 8:00教育番組では、ありますがバラエティが強く
コメディやコントなど、教育というよりも
子供には楽しい番組でした。現在、人気放送中の「チコちゃんに叱られる」の
オープニングテーマも、このカリキュラマシーンの
曲を使用しているのも、チコちゃんも楽しく
子供の疑問などに応えるような、学びがベースの番組だからだと思います。
大人気の番組で、多くの玩具メーカーから
ダイキャストやプラトイ、ソフビなどが
発売されましたが商。品名は、番組名の
カリキュラマシーンだったりします。
正式なロボットの名前は「かの字」なのですが
番組を知ってる方でも、カリキュラマシーン
とか、カリキュラマシーンのロボットと言う
方が多く、かの字と言う名前で呼ぶ子供は
当時も(今も)殆ど居なかったと思います。
*1977年4月からは過去3年分からの再放送など
放送局でも放送が多少異なる。
*7時45分からと、7時30分からと時期で放送
時間が変わり同日の夕方などに再放送も放送された。
今回のソフビは、紙製のヘッダー(上)に
ビニール袋に入った販売方式でしたが、上の
写真のようにカリキュラマシーンが、赤い
文字で完全に目立っていて、真ん中に
「か」と言う字がある、のが、実は
このソフビのロボットの名前です。
*かの字太郎と言う名前が本名と言う説もあります。
演じたスーツアクターは新木実さんです。
かの字は、番組では銀のボディに黒と赤の
カラ―リングで顔は黒と銀に目の廻りに
赤が在るくらいなのですが、このソフビは
目玉と黄色を使用していて、ある意味カラ―
は、贅沢に使用しているソフビだと思います。
かの字の背面は頭部のアンテナとボディ下に少し銀色が
吹いてあり、足の黒も一応…少し吹いて在ります。(^^:
刻印は背中に在り、ヘッダーの右下にもある
ウッドと言うメーカーで、ひし形にUの文字が
入ったマークになっています。
アンテナの「かの字」の関係とは!?
かの字の可動は首と両手が動きます。
左頭部の棒状のアンテナは、本来は耳のパーツ
から伸びて居ますが、頭部の角から直接伸びて
いるのも面白い造形で、このサイズでは…
まず形にせず略す部分なのですが、おそらく
「か」の文字の右上の点がこ、のアンテナ
なので、名前的にもディティールとして
拘った部分のようです。
*番組は、幼年児などがひらがななどを学べる
つくりになっていたので、カリキュラ(ム)マシーンの「か」だと思われます。
民放の放送局での子供向け教育番組と言うの
は、当時も珍しく、宍戸錠や藤村俊二
フォーリーブスや桜田淳子、森昌子、渡辺篤史
など、メジャーな芸能人が多数出る中で
マスコットキャラクターかの字の存在は
大きく、文字通り番組の顔でもありました。
ちなみに、2018年からNHKで放送され人気の番組
「チコちゃんに叱られる」のオープニングテーマ
シャバドゥッピ、シャバドゥバ♪と言う曲が
カリキュラマシーンのテーマで、それを~そのまま使用しています。
カリキュラマシーンを子ども向け番組として
リスペクトの意味で、NHKが使用しているそうです。
「チコちゃんに叱られる」のオープニングテーマ
『カリキュラマシーンのテーマ』
(作曲:宮川泰 / スキャット:西六郷少年少女合唱団)
ロボットかの字(太郎)・新木実 |
■発売・Sales Year 1974年
■登場作品 カリキュラマシーン
■製品仕様 ソフビ 全高サイズ・約12mm