スカイゼル キョーダイン・ソフビ【12】

変身しないサイバロイドヒーロー!

Introduction of Japanese toys
SKAYZER(Uchu Tetsujin Kyodain)

ホビービルドプラス宇宙九太です。
玩具レビュー12は、1976年4月2日金曜日に
TBS系列で放送された東映製作の特撮ヒーロー
番組 宇宙鉄人キョーダインに登場する
スカイゼルポピーソフビのレビューです。
It is a Japanese tokusatsuHero program of 1976.

宇宙鉄人キョーダイン
1976年4月2日~1977年3月11日

原作は仮面ライダーと同じ石森章太郎
企画も同じく、平山亨 音楽も 菊池俊輔
と言う仮面ライダーのスタッフが産み出した新しいロボットヒーローモノです。

主役2体に*インする兄も突撃!ヒューマン夏夕介
と、仮面ライダー2号の 一文字隼人 佐々木剛が演じています。
*人格が移植されたサイバロイド。

特撮の技法も、他に無いパペットの手法など
コミカルな部分も多く、明るくテンポのある子ども
番組として人気になり、漫画や玩具、グッズなど多くの商品展開がなされた作品です。

タイトルのように兄弟(キョーダイ)長男
葉山譲治と次男の葉山竜治の人格をコピーした
仮想人格、をサイバロイドボディに入れる事
で=キョーダインと呼ぶ。
サイバロイドの顔が開いて、ダダ星に囚われ
ている葉山譲治の人間の顔が、モニターに出て
会話する事はありますが、いわゆる「変身」
しませんので、変身ヒーローブームの中で
かなり異色のはヒーローモノでした。

後に、デザインモチーフでもある仮面ライダー
フォーゼと変更された、新しい
キョーダイン登場して話題になりました。

赤い方が兄のスカイゼルで、デザイン的には
飛行機など飛ぶモノをモチーフにしていて
スカイジェットスカイミサイル「変形」
します」…変形と書きましたが、どちらかと
言うと、この変形の方が「変身」に近い程
変わっていて、スカイミサイルになっても
目やクチ、手があり、喋ったり、変形?と
言うか歪む事も出来るのですが
このような例のヒーローモノは、無く…
説明が難しいですけども、やや強引に言えば
パペットのような感じにも変形します。

ソフビは、頭部と上半身のボディは一体で
赤い整形色に、シルバーブルー
メタリックを吹いています。
本来は肩もシルバーなのですがのままです。

裏側は基本的に、別パーツのと足以外は
整形色の赤のままなので、何も吹いて
いません。
刻印オシリの部分に入って居ますが
足の裏側にもスカイゼルポピーJAPAN
文字が刻印されています。

変身しないのに凄いベルト!!


このソフビで一番驚くのは、ベルトの部分
前の複雑な造形に、マスクも使い3色も使って
表現していて、後ろ側もベルトを固定(調整)
する、本来のベルトの金具や、調整穴まで
再現しているのは、この時代のこのサイズでの
ソフビでは驚く造形と塗装です。

このベルトは、仮面ダイラー大ヒット商品
ポピー変身ベルトと同じ、子供が着用する
ベルトが、スカイゼルグランゼル用が其々
発売されているので、変身はしませんが
デザインなど力を入れてる「部分」で、ソフビ
でも無視できない箇所になっていました。

ソフビ可動する関着は、の付根と腰だけで
首は可動せずにボディ上半身と一体です。
腕は、肩の張り出たパーツがボディ側に
在るのですが、が外に開いてる角度の分は
斜め上にY字型ですけども、シッカリ斜め
45度くらいまで上がるのは、少し驚きます。

ソフビ紙のヘッダービニール袋
販売されていました。
他にもキョーダインは、超合金
ジャンボマシンダーとしても発売され
ベルトも 電動 光る!回る!ベルトとして
「変身」とは付かずに、仮面ライダー
同じく発売されていました。

スカイゼル

サイバロイド (長男・譲治)

サイバグラフィー譲治
複創コンピューターが産み出す譲治のコピー体。

装甲・中性子金属

動力源・超エネルギー粒子ダダニウム

超能力・電子アイの透視力

変形

スカイジェット・戦闘機型の対空用形態。

スカイミサイル・ミサイル型の対地戦用形態。

■メーカー・MAKER ポピー(バンダイ)
■発売・Sales Year 1976年
■登場作品 宇宙鉄人キョーダイン
■製品仕様 ソフビ 全高・約14cm
 

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