グランゼル キョーダイン・ソフビ【13】

走る弟・凝ったベルトグランゼル

Introduction of Japanese toys
GRANZER(Uchu Tetsujin Kyodain)

ホビービルドプラス宇宙九太です。
玩具レビュー13は、1976年4月2日金曜日に
TBS系列で放送された東映製作特撮ヒーロー
番組宇宙鉄人キョーダインに登場する
グランゼルポピーから発売されたソフビのレビューです。
It is a Japanese tokusatsuHero program of 1976.

宇宙鉄人キョーダイン
1976年4月2日~1977年3月11日

原作は仮面ライダーと同じ石森章太郎
企画も同じく、平山亨 音楽も 菊池俊輔
と言う仮面ライダーのスタッフが産み出した新しいロボットヒーローモノです。

主役2体に*インする兄も、突撃!ヒューマン夏夕介
仮面ライダー2号の 一文字隼人 佐々木剛が演じています。
*人格が移植されたサイバロイド。

特撮の技法も、他に無いパペットの手法など
コミカルな部分も多く、明るくテンポのある子ども番組として
人気になり、漫画や玩具、グッズなど多くの商品展開がなされた作品です。

タイトルのように兄弟(キョーダイ)長男の
葉山譲治と次男の葉山竜治(佐々木剛の人格を
コピーした仮想人格を、サイバロイドボディ
入れる事=キョーダインと呼びます。
2人とも、技を繰り出す時に「キョー!」と言います。

サイバロイドの顔が開いてダダ星に囚われ
ている、次男葉山竜治の人間の顔がモニター
に出て、三男の葉山健治(人間)と会話したり
しますが、いわゆる「変身」はしません。

それだけでもヒーロー変身ブームの中で
かなり異色のヒーローモノでした。
青い方が弟のグランゼルで、デザイン的には
自動車など陸を走行するモノを、モチーフ
していて「チェンジ・グランカー」と叫ぶと
スカイミサイルを搭載する6輪車
グランカー変身(変形)します。

グランカー・キャラウィール【84】

グランミサイルと言う地中も潜航する
ミサイルにも、変身(変形)できます。
基本的には、スカイゼルは頭が良く
グランゼルパワー重視なタイプに分かれています。

仮面ライダーフォーゼの中でリメイク
されたキョーダインではですがオリジナルではです。
このソフビは、頭部から上半身は一体で
整形色はで、、銀、黄色が吹かれて
いて、見た目には、スカイゼルよりも
黄色の分だけ豪華に見えます。
胸にはマフラー(クルマ・バイクの)を
モチーフにした銀色のパイプが在りますが
そのセンター側の凹みの中にも
が吹いて在るのは、サイズや時代的に凄いです。

クルマのモチーフなので、耳やベルト
のサイドのタイヤに塗らなかったのは
ブーツを黒で吹き付け塗装していて
更にくるぶしのタイヤは、上からシルバー
吹いているので、少し残念な感じがします。

背面は、スカイゼルよりもブーツ
で吹いて、タイヤに銀を吹いてる分は
手が掛かっています。
つまり下半身青い整形色で、ブーツ
で塗り、最後に太腿とタイヤを吹いています。

変身しなくても、凝ったベルトのグランゼル!


ベルトの部分は、グランゼルも前の複雑な
造形に3色も使って表現していて、後ろ側も
ベルトを固定(調整)する本来のベルト
金具や調整穴も再現しているのは驚く造形と塗装です。

このベルトは、仮面ダイラー大ヒット商品
ポピーの変身ベルトと同じ、子供が着用する
ベルトが、グランゼルスカイゼル用が其々
ポピーから発売されているので、変身は無し
でも、デザインなど力を入れてる「部分」
無視できない箇所になっていました。


ソフビの可動する関着は、の付根と
腰だけで首は可動せずボディ上半身と
一体です。
肩の張り出たパーツが、ボディ側に
在るので、スカイゼルとは、上半身の形が
違うので腕の付き方も違い、上がり方も
違います。
一番上げて、写真の感でいっぱいで
造形差で、左腕だけが右寄り少し高く上がります。

ソフビは紙のヘッダーにビニール袋で
単体で、スカイゼルグランゼル別々に
1個体で販売したタイプと、ゴンべスとの3体
セット
のモノもありました。

グランゼル

サイバロイド(次男・竜治)

サイバグラフィー竜治
複創コンピューターが産み出す竜治のコピー体。

装甲・中性子金属

動力源・超エネルギー粒子ダダニウム

電子イヤーで音波探知ができる。

変形

グランカー・地上重量戦形態。

グランミサイル・ミサイル型の対空・爆撃用形態。

■メーカー・MAKER ポピー(バンダイ)
■発売・Sales Year 1976年
■登場作品 宇宙鉄人キョーダイン
■製品仕様 ソフビ 全高・約13.5cm

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