ロビー・ザ・ロボット 増田屋【33】

元祖SFロボットの魅力!

Introduction of Japanese toys
ROBBY THE ROBOT Forbidden Planet

ホビービルドプラス宇宙九太です。

玩具レビュー033は、1956年の映画
禁断の惑星に登場したロボット
ロビー・ザ・ロボット、通称ロビー
の玩具、増田屋1997年に販売した
ゼンマイ歩行のロボットの玩具です。


禁断の惑星(Forbidden Planet)は
1956年のアメリカ映画で、SF作品の
ロボットの基礎になった作品で
続・禁断の惑星 宇宙への冒険
(THE INVISIBLE BOY)にもロビー
は出演しています。

ロビーは、その後も多くの映像作品に
登場したり、玩具・グッズが販売される
人気のキャラクターに成長します。

玩具のロビーは、樹脂成型で頭部のみ
クリアパーツで、内部にメカが組込まれ
他は、映画の画面と同じくブラック
光沢感を、素材のラメで表現しています。


映像だと透明パーツ下の部分が、光る
事で、会話(*アフレコ)を表現している
ので、色が在っても良かったかもです。
プロポーションは、とても映画に近く
ベストな造形になっています。

アンテナや内部のメカは、映像では動き
ますけれども、左右の非対称なアンテナ
の方向は、いい固定位置にしてあります。
アンテナの付根の丸が、光るのでだと
言う方も多いので、その部分は色を入れて
も良かったかもしれません。
*ウルトラマンの怪獣・宇宙人が発光して
台詞を言う先祖的表現です。


後ろから観ると、ボディに刻印が在り
左のオシリの内側に増田屋のマーク入っています。

左脇腹に動力のゼンマイを巻く、黒いノブ見えます。


横から観ると、2本の手と言うかアームは
固定で、作業メインのアームです。後の
スターウォーズR2-D2が、作業アーム
ボディから出して、操作する元のような存在でした。

ゼンマイのノブは、角度によっては
目立たなくてロビーと一体化しています。

アナログ歩行ギミックとのマッチング!


ゼンマイ歩行は、昔からある回転動力を
上下、前後に動く運動に変えて、足の裏から
出たバーが突き出て、いい意味でのバランス
崩しながら、歩く動きを再現する仕組みです。


上の写真の箱入り(引き出し式)に入って
販売されていました。

フレッド・マクラウド・ウィルコックス
監督作品の禁断の惑星は、日本の多くの
SF映画SF作品にも大きな影響を与えた
作品で、ロビーも同じく日本の映像や
マンガ他のSF作品に、大きな影響を与えた
ロボットです。高価なロビーや、等身大の
ロビーなどが存在しますけれども、机の上
に小さなロビーを置くのには、増田屋
このロビーも良い玩具の1つだと思います。

25年を超えてもメンテナンスの御蔭で
ロビー綺麗に保っています。

ロビー・ザ・ロボット

製造者・モービアス博士

ALTAIR-4 トランスポーターで移動可能。

料理(分析・コピー量産)

安全装置(回路)装備。

武器中和器

ボイス機能

ジャイロスコープ

マーヴィン・ミラー ・「禁断の惑星」「宇宙への冒険」

スーツアクター

フランキー・ダーロ 「禁断の惑星」

■メーカー 増田屋(マスダヤ)
■発売   1997年
■当時価格  1200円
■登場作品 映画・禁断の惑星(他)
■製品仕様 ゼンマイ歩行玩具 全長サイズ約11cm