飛行形態・ウルトラマン・Bタイプ【485】

Introduction of Japanese toys
Ultraman-BTYPE（West Kenji）

ホビービルドプラスの宇宙九太です。

玩具レビュー485は、ウルトラマンの
Bタイプの飛行形態をウエストケンジが
2006年に発売したソフビのレビューです。

ウルトラマン
1966年7月17日～1967年4月9日

TBS系で放送された円谷プロ製作の空想特撮シリーズです。

放送当時はウルトラQシリーズの中のウルトラマン
として放送された為に、オープニングではウルトラQの
文字が回転して、その中からウルトラマンという
文字が出て来るタイトルが残ります。

怪獣ブームを巻き起こし、最高視聴率42.8％を記録
55年以上前の子供番組ですが、今でも知らない人は
居ないと言う程の日本を代表するメジャーキャラで番組です。

■ウルトラマン飛び人形

ウルトラマンの作中に登場する
飛び人形には、AタイプやB、C
などの区分や造り分けはありません。

そもそも放送当時には
初代ウルトラマンにタイプ
などの名称は存在しませんでした。

ウルトラマンの飛び人形は
基本的にサイズの異なる
大サイズと、小サイズが在り
他は特殊な形状の作品ごとに
オーダーされた人形が制作され使用されています。

通常のウルトラマンの飛行
ポーズとしては、サイズ違いの
2種で、その小サイズの方が
イメージ的には定着しています。

その小サイズベースでの
Bタイプの飛び人形を
ソフビ化し販売したモノです。

ウルトラマンをサイドから見ると
美しいフォルムなのが最もよく
解かるアングルです。

腹部で支えるクリアパーツを
使用した台座が付属していて
この台座はボールジョイント
になっているので自由に角度や
方向などが調整できます。

真横のアングルだと、腕が肩幅
から、指先に向かって
広いから＞閉じる方向に腕自体
が反ってアールになっているので
腕が短く見えてしまいます。

アングル的には、肘から指先を
実際の長さよりも長くしても
よかったのかもしれませんが
リアルな長さになっています。

ウルトラマンを上（後）から観ると
肩幅から指先が狭く造形されて
いるのが解ります。

手首や指は、接触はさせていなくて
隙間を空けているのも、ソフビ
ならではかもしれません。

手首は軽く上方向に曲がっています。

また、人間の耳とは異なった形状
の耳ですが、腕とピッタリさせ
耳が腕側に出てる造型なのも解ります。

ウルトラマンを斜め前から見ると
サイドからよりも、腕が長く見えます。

手首が少し上向きなのも、よく解るアングルです。

また、ウルトラマンが腕の中に顔を
沈めていて、上目使いで飛んでいる
首の角度で、進行方向の上方向は観ていません。

ウルトラマンを後ろから見ると
足の裏には刻印などは何もなく
手（指先）とは異なり、ソフビ的
な造形上、左右の足は接合されています。

Bタイプなので、足の裏もつま先は
尖っている形状になっています。

ウルトラマンを前から観ると
*耳は見え難いですけども、クチの
形状はBタイプスーツのマスクの
クチとして造形されています。

*Bタイプの耳は上の辺がCタイプ
よりも急角度の前傾斜になっています。

ウルトラマンを下（前）から観ると
顎下のラインは、あまりシャープ
では無く、緩い丸みのある形状です。

カラ―タイマーが、赤い胸の
模様からすると下（後ろ）方向に
付いていて、これはサイドから
見たカラータイマーの位置が、前
すぎると、印象が変るからかと思います。

スーツだと、引っ張られた
赤い模様の形状になるポーズ
なので、印象との関連で難しい
表現になる部分かもしれません。

ウルトラマンを上から全身を観ると
赤い模様の尖った部分が、全て緩い
感じで、あまり尖っていません。

初代ウルトラマンのデザイン的
には、赤い部分の尖った先端は
もっと各部共に細く長いのですが…

この上からのアングルを、飛び人形
としては、あまり見ない角度なので
やや捨てているのかもしれません。

ウルトラマンの台座の裏には
（C)1966　円谷プロ
と白文字で記載されています。

ウルトラマンは、箱入りで販売
されました。

箱の模様はウルトラマンのボディ
をデザインにしていて、右下に
ウルトラマンB-TYPEの文字が
入っています。

正面はクリアな窓になっていて
商品のソフビが見える使用です。

16年以上超えてもメンテナンスの御蔭で
ウルトラマンも綺麗で元気に保っています。

■円谷飛行形態シリーズ・ラインナップ

・ウルトラマン-BTYPE

・ウルトラセブン

・ニセウルトラマン　EX

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