Introduction of Japanese toys
Fujio Fujio Golf Game NO.4
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー185は、エポック社から
1977年~に発売された折り畳み式の
ミニボードゲーム「まんがゲームシリーズ」
のラインナップ、NO.4
藤子不二雄のゴルフゲームについてのレビューです。
エポック社 まんがゲームシリーズ
1977年~1981年に、人気まんが家が
考えたと言う売りのミニボードゲームでまんがの人気「キャラクター」が版権元の
出版社との使用料で合う場合はキャラ名や
キャラの画が使用されていますが金額的に難しい場合は、まんが家のみ
だったり「らしいキャラ」で構成されたゲームです。基本的には左上にあるミニルーレットで
転回するゲームで、ボードが2つ折になり
中にコマなどが収納できて、BOOK型として
本棚に仕舞えると言うキャッチコピーです。
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■まんがゲームとまんが家ゲーム
まんがゲームは、今でも企画は画期的に
思えるゲームでしたが、大半の子供は
まんがゲームでは無くて
「まんが家ゲーム」と呼んでいました。
ゲームの内容は様々ですが、ゲーム自体は
ボードゲームで、「まんが」のゲームでは
無くて、人気のまんが家が考えたと言う
コンセプトが売りなゲームで、実質的にも
まんが家ゲームだったので、今でも
まんが家ゲームとか、まんが家のゲームと言う言い方がされます。
■まんがのキャラと内容
まんがのキャラクターも、予算的に
使用できる場合と、出来て無い場合が
あって、まんがのキャラが使用されてないと
更に、まんが家ゲームな訳です(^^:
NO.1の矢口高雄の釣りゲームは
釣りキチ三平なので、解りますが
NO.2の横山光輝の競馬ゲームなどは
鉄人28号や、三国志では無く
当時の横山光輝さんの競馬・馬の話題から
のゲーム化だったりして、なかなか
人気が高いまんが家のキャラ程使えない形になっていました。
NO.6のちばてつやの野球ゲームも
今からすると、あしたのジョーの
ボクシングゲームなら解ると思いますが
「ちかいの魔球」を連想できる人が少ないと思います。
ゲーム内容との関連も難しい部分と
ゲームウオッチ、スペースインベーダー
のブーム、ファミコンの登場で
後半はリリース時期が長く間が空き
キャラを投入して行きますがNO.27で終了してしまいます。
このゲームの時期は、まだ藤子不二雄
と、言うペンネームは、2人で1つで
藤子不二雄A、藤子・F不二雄では
ありませんでしたが、すでに漫画は
少年サンデーにプロゴルファー猿が
後の藤子不二雄A先生が連載していました。
なので、このゲームは藤子不二雄A
先生の考案したゴルフゲームですが
右上には2人のゴルフウエア姿の画が掲載されています。
箱から出すと、半分から開いて
ボード全体が展開できます。
ファンには、藤子タッチの
画がカラ―で見られるゲームです。
画的には*3ホールですが
3×3の9ホールで廻して行く方法です。
*ショート、ミドル、ロングホール3種
プレーヤーは、4名まで在って
4色に色分けされています。
ルーレットは、外側がドライバーや
アイアンの距離が出ます。
内側はグリーンONの位置ですが
ホールインワンは、ドライバーや
アイアン分が無しになるようです(^^:
ラフ(濃い緑の外)やバンカーに
停まると、カードを引くようになっています。
グリーンにオンすると、ルーレットで
出た距離の位置(A.B.Cの距離)から
別の小ボードで白い*玉を上のプレーヤーのバネで、穴に入れるプレイをします。
*アイスホッケーのパックのような平なモノ。
このプレーヤーのパターが折れていたり
玉が無くなって居たりする事が多く
完品をチェックするポイントです。
まんがゲームは、やはりまんが家の人気が
高い程プレミアで、5000~15000円程ですが
状態で、同じゲームでも幅があります。
43年を超えてもメンテナンスの御蔭で
藤子不二雄のゴルフゲームは
紙でも中身も綺麗に保っています。
■メーカー・発売元 エポック社
■発売・Sales Year 1978年
■当時価格 700円
■製品仕様 約・縦255mm×横140mm×厚さ35mm
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