仮面ライダー・光る回る変身ベルト【419】

Introduction of Japanese toys
Masked Rider （First masked rider）

ホビービルドプラスの宇宙九太です。

玩具レビュー419は東映特撮ヒーローの
仮面ライダーの商品、ポピーが販売した
変身ベルトを、バンダイが1992年に改良発売した
光る、回る変身ベルトのレビューです。

仮面ライダー
1971年4月3日～ 1973年2月10日　NET（現・テレビ朝日）

今も、続く仮面ライダーシリーズの元祖
「仮面ライダー」は、後に登場する2号後は
1号ライダーと呼ばれるようになります。
ただ、当初はホラー要素が強く人気は少し低く
子供達もウルトラマンの隊長が、おやじさんとして
登場していることなどからギリギリ見れていた程で

当時としては、タイツのショッカーですら怖い
存在でしたが、撮影中の事故から主役の藤岡弘の
交代で2号ライダーに移行し、作品のトーンが
明るくなり「変身」ポーズが追加されると、人気は
右肩上がりで変身ベルトの玩具や、スナックの
カードは大ヒットし関連商品は、ウルトラマンを凌ぐ勢いでした。

その経緯から、変な事に1号ライダーの初代は
旧1号と呼ばれる、2号ライダー基準のネーミングになってしまいます。

■赤いベルトと白いベルトのミス？

仮面ライダーは旧1号と呼ばれる
最初はベルト部分のカラ―はホワイトでした。

続いて急遽、本郷猛を演じる
藤岡弘、の替わりに登場させた
2号ライダーは、変化を着ける時間
すら殆ど無く、スーツの腕と足に
ラインを入れる事と、ベルトのカラ―
をレッドに変更する事での違いを出しました。

その後、1号が帰って来た、通称
桜島ライダー（1号）は、元の
ホワイトのベルトで帰ってきます。

ですが、その後「新1号・2号」
と呼ばれるスーツになると…

1号も2号もベルトはレッドになってしまいます。

つまり白いベルトは1号ライダー
と言えますが、赤いベルトは
どちらのライダーかは断言できなくなります。

それを利用してか？
ポピーの変身ベルトは、2号を
意識して出したもののベースを
ホワイトで製作してしまい…

箱に入れる写真↑の2号のベルトが
赤い事に気ずいて、写真に商品
の部分の「ベルト」を映さない
で*切ると言う荒業で販売します。

またタイフーン部分に、何故か？
黒い十字の回転しない部分が在り
サイドのコンバーターも左右同じ
チャンネルがプリントされた
作中とは異なる部分があったので
バンダイが赤いベルトで、其れら
ポピーの違いを修正した子供用の
変身ベルト玩具を、仮面ライダー
ブラックRX（1988年）と、クウガ
（2000年）の間に位置する
ポピーから20年後の1992年に発売しています。