Introduction of Japanese toys
GRANCAR(Uchu Tetsujin Kyodain)
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー84は1976年4月2日金曜日
TBS系列で放送された東映の特撮ヒーロー番組
宇宙鉄人キョーダインのキョーダインが
変形するグランカーと、その上に乗る
スカイミサイルを、キャラウィールが
CWUEで販売したミニカーのレビューです。
宇宙鉄人キョーダイン
1976年4月2日~1977年3月11日
原作は仮面ライダーと同じ石森章太郎
企画も同じく、平山亨 音楽も 菊池俊輔
と言う仮面ライダーのスタッフが産み出した新しいロボットヒーローモノです。主役2体に*インする兄も、突撃!ヒューマンの
夏夕介と仮面ライダー2号の 一文字隼人 佐々木剛が演じています。*人格が移植されたサイバロイド。
特撮の技法も、他に無いパペットの手法など
コミカルな部分も多く、明るくテンポのある子ども番組として
人気になり、漫画や玩具、グッズなど多くの商品展開がなされた作品です。
実在した逆6輪マシン・グランカー!
グランカーは、キョーダインの弟
グランゼルが「チェンジ・グランカー」
と叫んで変形する形体なのですが…
ゲッターロボの変形合体を、実写なのに超えている領域です。
サイズなども巨大化している機械的には
ありえない変形で、化けると言う方が
かなちシックリくるチェンジです。
■6輪タイレルモチーフの実物マシン!
スーパーカー型地上重量戦形態と言う
設定もビジュアル的に…解るような
解らないような車種ですけども、6輪
タイレルが登場した1976年に撮影用
に本当のレーシングカー?を実際に
走行出来る実物大?のクルマを製作してしまっています。
他にもキョーダインには、それぞれが
乗るバイクも2台用意されているので
かなりの製作体制で、仮面ライダー以上
に力が入っている証の1台でもあります。
It is a Japanese tokusatsuHero program of 1976.
キャラウィールのグランカーは、前の
タイヤは、手?のカバーで観えません
けども、6輪マシンですが、ハンドルの
問題からもトラックベースのタイレルとは前後逆になった6輪マシンです。
青いカラーも、実車は少し薄いブルーで
すがキャラウィールのグランカーは
人間体の姿のグランゼルのカラーに近くしています。
サイドから観ると、リアのホイールの中
が平らなのが少し惜しい感じはしますが
上に乗って居る赤いスカイゼルが変形し
たスカイミサイルとの位置関係は、当時
のポピ二カよりも良い感じのバランスになっています。
設定上はグランゼルが変形してるので
誰も乗りませんけども、実車では後輪の
前タイヤの少し前のセンターに在るメカ
に見せてるカバーの中に人間のドライバーが乗って居ます。
兄のスカイゼルが変形した上に乗る
スカイミサイルは手動ですが取り外しが出来ます。
フロントから見ると、前に顔が在って
頭の上にはカタパルトを乗せる赤いY字
パーツがポピ二カにも無かったのに造形されてます。
クチの歯は、少し略されいて目の間の
赤いV字ラインも、テレビ画面よりも太い仕上がりになっています。
後方から見ると、実車はパイピングが
多くマフラーも小さい(細い)のですが
玩具的に良い意味で、ミニチュア寄りの夢の在る変更がなされています。
斜め後ろから観ると、後方の部分は実車
よりもミニチュア寄りなのが、よく解ります。
リアタイヤの後方は、本当はダンプカー
などと同じWタイヤ(1軸の2本)なの
ですが、6輪のモチーフからレーシングカー
のような太い1つのタイヤにアレンジしたタイヤに変更されています。
真下から観ると、刻印は前輪の後ろの
細い所に入って居ます。
後方のタイヤの太さの関係が解ると思います。
様々な形のミニカーを世界に送り出して
いるホットウィールですが、このベース
の形の台車は無く、グランカーの*オリジナルのようです。
その為か上のボディとの結合はカシメ
では無くて、プラスのネジが2つ使用されています。
*6輪トラックの台車(シャシー)からの改造。
17年以上経っていますが
かんたんなメンテナンスの御蔭で
グランカーも綺麗で元気です。
パッケージは手前のズバットとイナズマンを
中心に、キョーダインは後方に居ます。
それは、他のミニカーはフィギュアが付属する
のが売りのBOXセットですが、キョーダイン
は「変形」してる為に、フィギュアは付属して
いないので、BOXセットオリジナルのみの
車輌なのですが、後方に小さく居ます。
■発売・Sales Year 2003年
■当時価格 4629円(税込)
■キャラウィール・BOX販売
■登場作品 宇宙鉄人キョーダイン
■製品仕様 全長サイズ約8.5cm×3.8cm