Introduction of Japanese toys
SPACE VTOL(Ultraman)
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー322は、ウルトラマンの
科学特捜隊が使用する飛行メカを
フジホビーが1971年にダイキャストで
発売した宇宙ビートルのレビューです。
HBR-9の動画・ダイカミニ・宇宙ビートルフジホビーの【2度の変更】とは?(Ultraman)
*ブラウザなどで読み込みが遅い場合は画面下「YouTubu」の文字をクリックして別ウインドゥでの視聴を御薦めします。
ウルトラマン 1966年7月17日~1967年4月9日
TBS系で放送された円谷プロ製作の空想特撮シリーズです。ウルトラQでは、主人公が一般人である事から
毎回、怪獣や宇宙人と遭遇するのが不自然である事から
怪獣や宇宙人の事件を専門に扱う組織を設定科学特捜隊としてレギュラーで登場させる中での
主力戦闘機としてジェットビートルが設定され
シリーズを通して活躍しました。その数話に宇宙に行く、ロケットを装備したのが
宇宙ビートルでした。
■間に合わなかったビートル
宇宙ビートルは、シェットビートルに
ハイドロジェネートサブロケットを
ドッキングさせて、宇宙まで行けるように
した機体である形状ですが
元々のジェットビートルは、放送準備の
中で先行して、特撮部分を撮影する為に
プロップ(模型)が間に合わず、東宝の
特撮映画「妖星ゴラス」に登場した
プロップを少し改造して、カラーを変えた
機体を使用する事で間に合わせます。
本来は、後に三角ビートルと言われる
機体(プロップ)が、主力ビートルだったので
もし、三角ビートルが間に合っていたら
ウルトラホークのように、そのまま宇宙に
飛んで行ったかもしれません?
今となっては、改造したプロップも活躍
した事から、多くのファンが居ますし
宇宙用のサブロケットを装着した姿も
愛されていて、三角ビートルと言う機体も
追加されバリエーションになっています。
三角ビートルを小型ビートルと記載して
しまっている当時の文献もありますが
設定上用意してましたが、画面には
小型ビートルは登場せず、マイティジャックに
ビブリダーと言う似た小型の機体が登場しています。
■ダイカミニ
ダイカミニは、*第二次怪獣ブームの時期に
ダイキャストで販売された玩具で、箱売り↑と
(*版権シールは帰マン)箱の上に乗せた機体に
上からクリアの箱を被せた2種の販売方式があり
箱売りが先行し、後半はクリアを被せたタイプ↓
に、統一されます。
*その為、初代マンやセブンのメカも
帰ってきたウルトラマンの版権シールです。
トミカなどが180円の頃に、価格が500円と
高価だった事からも、あまり売れず
特に人気の無い機体は、駄菓子屋などで
台紙にビニール袋に入れて価格を下げて
販売され、ウルトラマンA時期には一時撤退し
超合金やポピ二カの登場もあり
ウルトラマンタロウで、ダイカミニキット
として少し復活しますが、ポピーに押され
メジャーなウルトラ玩具では無く縁日などの
出店などで売られました。
宇宙ビートルをサイドから見ると
フォルムとしては、とても良く出来て
いるのと、味もある姿をしています。
発売当時の1971年には、ビートルの
玩具は無く、プラモデルが少し再販
された程度で、子供が唯一これだけが遊べるビートルでした。
1966年の初代ウルトラマン放送時期も
ソフビのビートルが極少数販売され
ますが、今では考え難いですが主力メカや
変身アイテムなどは、大々的には商品化されませんでした。
宇宙ビートルを斜め後方から見ると
別パーツで、ダイキャストの部分に
ハイドロジェネートサブロケットを
ハメ込んでいるのが良く解ります。
このサブロケット部分が無くなって
しまっていたり、切れてしまっている
モノも在るので、特に箱入りを買う
時は注意したいパーツです。
宇宙ビートルを後ろから見ると
機体本体に、後方に2つの凸で
通常の*ジェットエンジンを表現して
いるのが、プロップとは形状は異なりますが
面白い拘りです。
*大気圏内をジェットで飛行して
宇宙でロケットエンジンに切り替える為。
宇宙ビートルを前から見ると
操縦席の窓部分も、造型的に
意図的に、窓枠ぽく見えるように
なっているのが解ります。
走る為の下のコマが無ければ
かなり良いフォルムなのが解ります。
宇宙ビートルの裏(下)は
2つのコマが前後に在り
その間は中空になっています。
主翼には左側に(C)円谷プロと入り
右側には
SPACE ORAFT
THE BEETLE
と、凸モールドで入っています。
また、サブロケットのパーツの
留めてる部分が左右に見えます。
49年以上経っていますが
かんたんなメンテナンスの御蔭で
宇宙ビートルも元気で綺麗です。
■フジホビー・ダイカミニ *ラインナップ
*ウルトラマンシリーズ
●ウルトラマン
宇宙ビートル
●ウルトラセブン
ウルトラホーク1号
ウルトラホーク2号
ウルトラホーク3号
ポインター号
ステーションホーク1号
マグマライザー
●帰ってきたウルトラマン
マットアロー1号
マットアロー2号
マットジャイロ
ジェットビートル・宇宙ビートル・スペック ●ジェットビートル 全長 18.5m ●宇宙ビートル ジェットビートルに 開発者 岩本博士 |
■メーカー・フジホビー ■発売・Sales Year 1971年~ ■当時価格 500円 ■登場作品 ウルトラマン(1966年) ■製品仕様 全長サイズ 約7㎝×3.8㎝ |
ウルトラマン ジェットビートル 1/72 ハセガワ ウルトラメカ シリーズ ASIN : B0006NGPRI 詳しく見る。 |