新旧NSXに観るトミカの情熱!
Introduction of Japanese toys
HONNDA NSX TOMICA
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
今回の玩具レビュー94は、トミーが
1991年に発売した初代NSXと
25年後の2016年に発売した2代目NSXのトミカのレビューです。
初代NSXは1990年9月14日に販売され
2006年1月までの16年間販売された
ホンダのフラッグシップスポーツカーです。
ミッドシップエンジン・リアドライブの
MR方式も、希少なスポーツパッケージで
価格も800万円と当時の国産車最高額でした。
其の価格と世界的に驚かれた、最先端の
技術は、オールアルミモノコックボディ
を量産車に採用した事で部分的なパーツ
に使用される事は在っても、全体的に
アルミを使用する事は出来なかった時代でした。
2代目NSXは、アメリカのホンダで製造
され2016年に販売されますが、日本は
2017年からの販売と少し遅れての販売でした。
スポーツハイブリットAWDを採用した事
が、最も大きな特徴と変化で、価格も
ホンダで最高額の2370万円の量産車になりました。
*AWD・4WDの事。
*NSX-R GT、GTカー使用で5台限定販売で
5000万円と、ナンバーの着いたレースカー
だった為、1台しか売れて無いとも言われる。
トミカのNSX(1代目)は、トップが
ブラックで、ホワイトボディのタイプで
ブラックの光沢が効いた塗装が良い感じ
で内装の赤とボディホワイトとのコント
ラストもトミカサイズですが良い感じです。
サイドから観ると、ドア後の吸気ダクト
も塗装を入れています。
コレはボディがレッドでトップが
ブラックのトミカとしては、ボディと同じカラーのままな部分です。
前から観ると、驚くのはホンダの「H」
エンブレムの赤バッチがシッカリタンポ印刷で入っている事です。
コレも、ボディがレッドでトップが
ブラックなどの他のカラーやパトカー
タイプなどの量産タイプには、エンブレムすらありません。
*後期のヘッドライト変更型には在る。
真後ろからは、ブレーキランプ類が
別パーツで、塗装では無いのが凄いです。
良く見るとクリアレッドの上の部分が
四角に欠けているのは、リアウイングの貫通部分をイメージしています。
真上から観ると、リアにエンジンが在る
のが実感する形状で、運転席が前寄りに感じます。
真下から観ると刻印はセンターの左右に
入って居て、前後の車輪近辺にメカモールドが少し施されています。
注目点はベースのプラ部分と
ダイキャストボディの結合が前側には
隙間が在り、後方はダイキャストボディが下まで入り込んで来ている事です。
拘りの再現性!新・NSXの凄さ!
2代目NSXは、なんと行ってもボディの
塗装が他のトミカより1ランク上の仕上がりになっています!
箱やブリスター濃しではなく直接観ると
トミカなのか?疑いたくなる出来の塗装です。
横から観ると、ホイールの大きさに合わ
せたトミカ流のスケール感で製造されて
いるのを感じます。
ドア後方の吸気ダクトも見え難い
ですが、ブラックで塗装されています。
前から観ると光沢のブラックが写真だと
強く見えますけども、実際にはレッドの
塗装は深い赤で負けて居ません。
ホンダのマークもタンポ印刷されています。
真後ろから観ると、こちらにもホンダの
マークがシッカリ入って居て、マーク下
の網目部分もシッカリとモールドで造りこまれています。
ただ、センター部分の網目はアンダー
ボディのプラパーツですが、左右の
ダイキャストモールド内の黒い網目部分にも再現されているのが凄い拘りです。
真上から観るとルーフトップの塗装が
他のブラックとは違うグレーで、カーボンTOPを再現しています。
つまり、良い意味でトミカなのにレッド
シルバー、ブラック、グレーの4色を
使用して再現している拘りは、トミカの
フラッグシップカーと言える程の拘りで出来になっています。
真下から観ると刻印はセンターの左右に
入って居て、前後の車輪近辺にメカモールドは無くなっています。
コレは実車のNSX2代目も、300km
オーバーの走行を実現する為にも、略
トミカサイズではフラットと言えるアンダーパネルだからで手抜きでは在りません。
初代NSXと違い前部分はダイキャストと
の隙間が無くなり、後方のディフィュー
ザーの部分まで、ダイキャストボディ側
にアンダーボディが喰いこんでいるのは、初代と反対です。
どちらのNSXも、トミカで売れる
スポーツカーと言う枠を超えて
トミカが限られた予算とサイズ内で再現してる情熱を感じるクルマです。
4~29年以上経っていますが
かんたんなメンテナンスの御蔭で2台共に元気です。
ホンダ・NSX 初代NSX 1990-2006年 2代目 2016年~ |
■メーカー・MAKER トミー(TOMY) NSX・1代目 1991年 NO.78 NSX・2代目 2016年 NO.43 ■製品仕様 全長サイズ 初代約7.3cm×3.3cm 2代目6.8cm×3.4cm |