キカイダー&サイドマシーン【123】

Introduction of Japanese toys
Jinzou Ningen Kikaider・Side machine

ホビービルドプラス宇宙九太です。

玩具レビュー123は、東映特撮ヒーローの
人造人間キカイダーサイドマシーンです。
TOUEI ACTION HIRO & BIKEとして1999年5月
バンプレストのアミューズメント景品用として
ゴレンジャーの赤レンジャー仮面ライダー(1号)の
サイクロン号
3種をリリースした1種です。

人造人間キカイダー 
1972年7月8日 ~ 1973年5月5日 NET(現・テレビ朝日)

仮面ライダーの大人気から、同・原作者・石森章太郎の
原作で、東映が製作した特撮ヒーローで、左右非対称の
斬新なデザインと、それにマッチしたサイドカー
乗って戦うヒーローとして話題になりましたが

裏番組が当時の怪物番組「8時だョ!全員集合」だった事から
家庭用ビデオが普及する以前なので
オープニングと後半部分のドリフのコントを外した時間しか
本放送は見てないと言う子供が多く、内容的にも少し
大きな子供が徐々に見るようになりましたが

ウルトラセブン宇宙戦艦ヤマト機動戦士ガンダムと同じく
再放送以後に評価された作品でした。

サイドマシーン未来の車

キカイダーは、ヒーローなのに当時は左右非対称の斬新な
デザインで、頭部の形状もズレていて半分から
異なるカラーやデザインを持っていたので

右側にサイドカーの着いたサイドマシーンは
キカイダーの唄の歌詞にある「サイドマシン、未来の車」
言う印象が、当時かなり強烈なイメージを放っていました。

それも、そのはずで1970年東京モーターショー
未来をイメージしたコンセプトマシンを、ベースに
カラーリングを変更したマシンでした。

■ベースマシン

カワサキ・マッハIII500・GTスペシャルサイドカー

1970年東京モーターショーで、Kawasaki
コンセプトマシンとして展示したマシン。

基本的には、ボディカラーをイエローに塗り替えただけで
改造等は行われずに使用されました。

サイドから見ると、仮面ライダーと違って
圧倒的にマシンも低く、キカイダーの乗る位置も低いのが
解ります。
また、エンジンマフラーなどメカ類もサイクロン号
ようにカウルで隠れて無い部分が多いので、玩具としても
再現に手間が掛かかりますけども、99年当時としては
よく再現しています。

欲を言えば、ブレーキローターが小さいのでスポーク
部分が多すぎています。
つまり、実車はタイヤが小さいのですけども・・・

唯一、べースから手を入れたのが側車後部のウイングです。
効果が在ったかは別にして、1歩間違うと側車側のカッコ
悪さは・・・マイナスになる可能性から、足されたとも
言われますが、全体的にまったく心配無かったと思いますが
在った方が、より当時は未来の車に見えたとは思います。

後方から見ると、劇中にもあるナンバー0010も再現されています。
ただ、何県でもないナンバーが必要なのか? 
深く考えるのは・・・辞めておきましょう(^^:

キカイダーの足も、本来は膝から下の乗せるパーツが在るのですが
膝のせパーツは、普通のバイクの概念で作ったのか?付いてません。
*シフトレバーも後輪の軸よりも後方に在ります。

マフラーが右側が2本出しなどは再現されています。

右側から見ると、側車先端の位置が高いのとGTのステッカー
やや小さく後方に付いています。

側車の先端は、バイクの前輪回転軸よりもやや低いくらい
なのですが、それが此の玩具の最大のデメリット
サイドマシーンの未来的な要素の%が高い部分でもあります。

ですが、ライトのクリアパーツと共に、側車の風防
シッカリクリアパーツで仕上げているのは驚きます。

真上から見ると、側車とバイクとの位置関係(前後)も
少し異なり本来は側車のシートは、もっと後方にあって
側車のノーズが長い。

側車との間のガソリンタンクの給油口キャップ(*2)は
見えにくい場所ですが、シッカリ塗装してあり関心しますが
バイクのメーターは造形してありますが、黄色のパーツ色
ままなのは、残念です。。。*バイク側に小が在る。

下側は、完全に省略されてます(^^:
膝下を乗せるパーツがない事や、マフラーの様子
タイヤの太さなどが解ります。

側車との接合も実車とは…異なります。

 

キカイダーのフィギュアも、この時代の関節可動技術としては
とてもよく出来ています。
特に、キカイダーが低いサイドマシーンでさらに低い
姿勢で乗るときのように、下がるのは拘りを感じます。

パッケージは。仮面ライダーアカレンジャー共通の台紙
透明のブリスターパックに入っています。

台紙の裏には、全3種のスチールが載っています。

21年以上超えてもメンテナンスの御蔭で
人造人間キカイダー・サイドマシーン
綺麗で元気に保っています。

■TOUEI ACTION HIRO & BIKE

人造人間キカイダー・サイドマシーン
秘密戦隊ゴレンジャーアカレンジャー・レッドマシーン
仮面ライダー旧1号・サイクロン号

前年の1998年に「東映特撮ヒーローアクションフィギュア
として、ブリスターで同じくキカイダー仮面ライダー
ゴレンジャーが、ミニのSD変身前のジローなどを付属して
バンプレストからリリースされたシリーズを拡大して
バイクとセットにしたシリーズでした。

バイクに乗れるようにする可動関節など凝った造りでしたが
01や他のライダー、ゴレンジャーには発展しませんでした。

サイドマシーン

最高時速500キロ
ナンバー0010

ドリルで地中に潜れる。
飛行能力もある。
ホイールから4連ドリルが出る。

■メーカー・MAKER バンプレスト
■発売・Sales Year 1999年5月
■当時価格 非売品・景品用 Not for sale / free gift
■製品仕様 キカイダー/全高約7cmサイドマシーン/全長約8cm

人造人間キカイダー&サイドマシーン
ラジオコントロール

バンダイ×タイヨー
ASIN: B00CV1ITUY
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ゴレンジャー&レッドマシーン 仮面ライダー&サイクロン号