タロウの首がすっ飛んだ!
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
アクションフィギュアは、内外のキャラが
アニメ、特撮共に沢山発売されて来ていて
遊んだり、ジオラマや実景との写真などを
インスタにUPして楽しむ、1つのジャンル
にまで成長しています。
ですが、関節の破損などで泣く泣く放棄して
仕舞いこんでしまったり、残念ながら廃棄して
しまったり、手放してしまう方も多いようです。
特に、ジョイントの直径 に対してパーツの径
が大きい頭部は、加えた力以上に負荷が掛かり
破損してしまう事が多いようですので、今回は
頭部のジョイント簡単修復方を、シェアしたいと思います。
今回は、径の問題より…単に角に引っ掛けて
首がすっ飛んだ!ウルトラマンタロウの
ウルトラマンアクト(ULTRA-ACT)を例に
進めて行きたいと思います。
見事に「ボキッ!」と折れた首のジョイント
の樹脂パーツの部分です!
約3mm程の径で、頭部の直径からすると
腕や足のジョイントよりも、負荷が掛かれば
樹脂の細いパーツなのでボキッと行く率が高いのが解ります。
両方の径は替えられ無いので、ジョイントの
素材を、上のような金属に変えて修復します。
どこのホームセンターでも入手可能なネジで
長さが10mm、軸径2mmのモノを使います。
重要なのは、ネジ頭が*半球状のネジを必ず
選択してください。色やメッキなどは何でも
かまいません。*丸頭のネジ。
*ウルトラマンは他も、10mmで大丈夫だと
思いますが、他のキャラは元々のジョイント
の長さ(首の長さ)などから判断して下さい。
■3つのコツで簡単修復!
簡単なんですが、コツが3つあるので以下の
コツに注意して、やってみてください。
タロウの頭部の中です!暗いのでピンスポを
照てますが、中に受け側の円形の凹モールド
がセンターに在るのが覗きこめば見えると思います。
■コツ①
その凹型の半球モールドに、ネジ頭を入れる
だけなのですが…、メチャメチャ厳密には
コレラのネジは精密機器に使用されるのでは
無いので、1本1本のネジに微妙な個体差が在ります。
なので、ルーペで観るとか…よりも直接ネジ
を、ピンセットなどで凹モールドにハメて
みて、入らない少し大きい誤差のはよけて
感触で、カコッと入るのが在ると思うので
其のネジを使用するのがベストです。
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■コツ②
タロウのボディ側の首に、超厳密でなくても
OKなので、なるべく垂直にネジをグリグリとドライバーで入れます。
ABSは意外に硬いので、ミニドリルか
ピンバイスなどで、少しガイドの穴を先に
作っておいてからドライバーを使ってください。
無ければキリなどでも出来るとは思いますが
いずれも、刃物なので充分気を付けて作業してください。
首の部分は、頭が無くても動きますので角度も注意しましょう。
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■コツ③
ボディ側にネジこんだ首に頭部を差し込んで
行きます。 上手く行けば終了です。
が、多分少し調整が必要で、不思議とネジが
短か過ぎても、長過ぎても上手くハマらなか
ったり、ハマっても動かない状態になるので
ネジの長さを微調整して、上手く感触でハマ
った状態で動く場所を見つけて下さい。
以上で、タロウアクションフィギュアの首関節
ジョイントの修復完了です。
無事にウルトラマンタロウの首が繋がりました!落ちません!
■注意点
上図のように、元の球体との違いは球の下側が
無い状態なので、真上に頭を持って持ち上げ
たりすると、スポッと抜けやすくなっています。
*ボディの重さでも異なる。
なので、横や上下に目線を変える首の動きとか
飾って置くには問題無いですけども、首を持ち
上げて何度も落とすような遊び(使い方)を
する場合は、球体の下側もエポキシパテなどで
造って球体形状にして下さい。
タロウのボディを持って上げれば上半分で問題ないです(^^:
以上で、ウルトラマンタロウ元気に復活し
ましたので、廃棄するくらいなら1度試して観て下さい。
*記載の事項は、全て実際に行っていますが
参考にされる場合は自己責任にて御願いします。