タイヤの無いミニカー?スティングレイ
Introduction of Japanese toys
Stingray mark III
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
今回の玩具レビュー95は1964年9月7日
月曜19:00フジテレビ系で放送された
海底大戦争の潜水艦スティングレイを
バンダイのキャラウィールがCW024で
販売したミニカーのレビューです。
*海底大戦争は、サンダーバードの製作
会社が1962年に製作した人形劇特撮です。
イギリスでは海底大戦争スティングレイ
のタイトルで放送された初のカラー作品でした。
海底安全パトロール隊の原子力潜水艦
第3番艦が、スティングレイで名前的には
アカエイの事ですけども機体は青いです。
60年代は、世界的に宇宙も注目される
一方海洋ブームでもあり、潜水艦も玩具
店や模型店にコーナーが在るほど、おもちゃや模型になっていた時代でした。
今では、大きな玩具店でも潜水艦の玩具
を見つけるのも難しいくらいなので
実感が湧かないかもしれませんけども
そういう時代背景に誕生したメカでした。
スティングレイは海底安全パトロール隊
WASPのマリンビル基地の主力艦で
後方に小型の潜航艇アクア・スプライトを搭載していました。
フロントから見ると、ペッタンコな
ボディで黄色いラインが印象的に見えます。
少しスーパージェッタ―の流星号が似ているかもしれません。
後方から見ると、扇風機の羽根のような
スクリューは無くクリアパーツを駆使した
動力パーツと、シルバーのウイングが
別パーツで後方左右に装着されています。
真上から観ると、全体が魚ぽいフォルムなのが解ります。
古代魚のドレパナスピスを、デザインモチーフにして造形された潜水艦です。
真横から観ると、艦橋の中央セイル部分
が、だいぶ前の方に在るが解ります。
3と言うナンバーは、WASPの原子力
潜水艦第3番艦の意味で、英国ではmark IIIと言われる事が多いメカです。
■キャラウィール!の裏側!
真下から観ると…もう笑いそうになりま
すが、ミニカーなのですが、タイヤは1つも在りません。(^^:
前後に2つのプラスネジが在り、中央に刻印が在ります。
パッケージはスティングレイのボディの
前トロイ・テンペスト艦長(キャプテン)が重なっているのはデザイン的には少し驚きます。
また、スティングレイの日本的な
カタカナのロゴが無いので、白い文字で
艦長の左に文字を入れていて形で、緑の
アルファベット文字を艦長に重ねていれている異色なパッケージデザインになっています。
19年以上経っていますが
かんたんなメンテナンスの御蔭で
スティングレイも元気です。
■発売・Sales Year 2001年
■当時価格 648円(税込)
■登場作品 海底大戦争(邦題)Stingray
■製品仕様 全長サイズ約8.3cm
海底大戦争の潜水艦スティングレイ
ジェリー・アンダーソン(APフィルム 21世紀プロ)
によるイギリス初のカラー連続テレビシリーズでスティングレイは海底安全パトロール隊
(WASP World Ocean Security Patrol) の
原子力潜水艦第3番艦をメインに地上侵略を目論む様々な海底勢力に対
するスティングレイと乗組員たちの活躍を描いた
SFアクション作品で、次作サンダーバードに通じ
るITC製作による人形劇アドベンチャーシリーズです。西暦2065年。強大な海底魔王・タイタンの暴走を
止めるため、原子エネルギー超潜水艦
スティングレイの乗組員たちが戦いを挑む
ストーリーで、海洋冒険ブームの一端を担う作品でした。
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